JEITA こと一般社団法人電子情報技術産業協会が、バッテリー搭載PC の駆動時間測定方法をVer. 2.0 にアップデートしました。Ver. 1.0 は2001年6月20日公開のため、約13年振りのアップデートです。

アップデートの理由は、「前回の測定法策定から10年以上が経過し、技術の進歩や使用環境の変化が大きくなってきたため」。



1.0と2.0の主な違いは、測定時のPC 設定と、測定に使用する動画ファイルの変更。各測定法をかんたんにまとめると、まずVer. 1.0 ではa とb の2種類の測定法で駆動時間を計測し、結果の平均を求めます。

測定法a は画面の輝度を20cd/m2 以上に設定し、MPEG1 コーデックの動画をウィンドウサイズ320 x 240で連続再生。測定法b は画面の輝度を最低に設定し、デスクトップ画面を表示したまま放置。

測定終了の基準については、バッテリー残量が何% になったら終了かという規定はなく、バッテリー切れによる強制終了でも構わないとしています。

Ver. 2.0 も測定法 a/b の平均を求めるのは同じですが、a/b ともに画面の輝度を150cd/m2 以上に設定することや、無線LAN に接続することなどが異なります。

測定方法は、a が解像度1920 x 1080 のH.264/AVC 動画をフルスクリーンで連続再生。b はデスクトップ画面を表示したまま放置。

a/b ともに終了のタイミングはシャットダウンまたは休止状態になった時点か、ユーザー自身で設定できるのであればバッテリー切れによる強制終了でも構わないとしています。



カタログ等へのバッテリー駆動時間の表記方法については、平成26年4月1日以降に販売する製品はVer. 2.0で表記することが望ましいものの、1年程度をめどに新旧の測定結果を記載することは容認します。

ただし測定結果は2.0より1.0 の方が長くなることが予想されるため、1.0の結果のみを記載することや、2.0の結果よりも1.0を大きく表示するといった優良誤認になるような表現は、消費者保護の観点から避けることとしています。

また両方の結果を併記する場合は、どの測定方法による結果なのかが消費者に分かりやすいよう考慮することが望ましいとしています。



なおこの測定法についてJEITA は、異なるメーカー間のバッテリー駆動時間を同一条件で比較することが目的であり、実際の使用状況を想定したものではないと明言しています。

測定方法を記したPDF はリンク先JEITA のサイトで配信中。また新旧の測定法で使用する動画ファイルも無料ダウンロード可能です。
JEITA がバッテリ測定法v2.0を公開、約13年ぶり更新。QVGA MPEG1からフルHD H.264再生、無線LANオンなど
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