IT 関連の調査会社Gartner が、2013年のタブレット市場についてのレポートを公開しました。ガートナー調べでは、2013年の世界のタブレット総販売台数は1億9543万5004台。2012年の約1億1600万台から68% 増と大きく伸びています。

OS 別で見ると、Android が前年比約127% 増という急成長を遂げ、約1億2100万台で61.8% のシェアを獲得。年間シェアでiOS を抜いて初の首位に立ちました。



首位から陥落したiOS のシェアは、2012年の52.8% から36% へと低下。販売台数では前年比約15% 増の約7040万台と伸びていますが、2013年にタブレット市場が急成長し、その大部分がAndroid 端末だったためOS シェアが下がっています。

またマイクロソフトは順位こそ2012年と変わらず3位ですが、OS シェアは1% から2.1% へと倍増し、販売台数も115万台から403万台へと伸ばしています。

ガートナーはタブレット市場の急成長の要因として、小型で低価格なローエンドAndroid タブレットの存在を挙げ、それがタブレット初心者を含む幅広い層に受け入れられたためと分析しています。

またAndroid タブレットは、低価格化と高性能化が進むとともにコモディティ化(画一化)しつつあるため、今後タブレットメーカーはコストパフォーマンス以外の付加価値を追求する必要があるとも述べています。

付加価値としては、タブレットメーカーではスマートウォッチなどウェアラブル端末との連携やフィットネス機能が、OS ではAndroid のGoogle Projected Mode やiOS のCarPlay (旧称iOS in the Car) による自動車との連携が、今後のキーワードになるかもしれません。


また同時にガートナーはメーカー別のタブレット販売台数とシェアも発表しています。首位は2012年から引き続きアップルで、7040万台を販売し36% のシェアを獲得。2位はサムスンが約3740万台で19.1%。この2社でタブレット市場の55% を占めます。

以降ASUS が約1104万台で5.6%、Amazon が約940万台で4.8%、Lenovo が約653万台で3.3%、その他が約6065万台で31% と続きます。

アップルが販売台数を伸ばすもののシェアが低下しているのはOS と同じ状況です。またサムスンは2012年に続いて2位ですが、販売台数は約336% 増加し、シェアも7.4% から19.1% へと急成長しています。

サムスンの急成長については、強力なマーケティングやプロモーションに加え、幅広い製品ラインナップでメインストリーム市場とニッチ市場の両方へアプローチするという戦略が成功したためとガートナーは述べています。
世界のタブレットOSシェア、急成長のAndroid が iOSを抜いて初の首位 (Gartner調べ)
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