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ハイレゾ部活動報告:「試聴のおすすめはワールドミュージック」小寺信良さん

Engadget JP Staff, @engadgetjp
2014年3月6日, 午後12:13 in Bukatsudo
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Engadget JPが定期的に開催中の部活イベントとして、ハイレゾオーディオを体験できる「ハイレゾ部」を2013年12月8日に開催しました。場所はEngadget編集部のある 3331 Arts Chiyoda (千代田区外神田)。

会場にはゼンハイザージャパン全面協力の下、同社のヘッドフォン50台を自由に試聴できる異空間が出現。ゲストにはモバイル関連に詳しいジャーナリストの松村太郎さん、AV機器評論家の小寺信良さん、ガジェット収集家として知られる竹村譲さんを迎え、参加者は50人に達しました。

なおゼンハイザーのほか、ソニー(ハイレゾ対応ウォークマン ZX1)やパナソニック(ハイレゾ対応ミニコンポ SC-PMX9)、LGエレクトロニクス(ハイレゾ対応スマートフォン isai)、オンキョー(e-onkyo music のハイレゾ対応音源)などのご協力をいただきました。

今回はハイレゾ部の活動報告として、ゲストの松村太郎さんと、参加者を代表してブロガーのgoriさんからの寄稿を掲載します。

こんにちは、当日ゲストで登壇した松村です。

ゼンハイザーのヘッドフォン勢ぞろい



イベント会場にはゼンハイザーのヘッドフォン・イヤホンほぼすべてのラインアップが勢ぞろいし、用意された音源もしくは自分が普段使っている音楽プレイヤーやスマートフォンで聴くことができました。目玉はなんといっても、普段なかなか目にする、いや耳にすることができないハイエンドヘッドフォン・イヤホンの数々。 ゼンハイザーのヘッドフォンラインアップの中で最上位に位置するのがHD800(実売約16万円)。これにゼンハイザー初のヘッドフォンアンプHDVD800が組み合わされた音には圧倒されるばかりでした。



ただ音量が大きいのとは違い、1つ1つの音が普段聞いているイヤホンとは違う粒の細かさで押し寄せてくるような感覚。 月並みな表現ですが、クラシックの楽曲は目をつむれば目の前で演奏をしているかのよう。ジャズなら、バンドがスタジオで自分のために演奏しているかのようなイメージ。

ライブハウスでの演奏音源を聴きましたが、音そのものに限って言えば、実際にその場にいるよりもむしろHD800で聴いた演奏の方が低音から高音まできれいなバランスで再現できているようでした。もちろんライブは目の前の演奏との一体感という全く違う価値があるのですが。



また最上位のイヤホンIE800(実売約8万円)にも驚かされます。イヤホンのシリーズの中で最も小型の部類に入るのですが、音の拡がりや抜けはピカイチ。特に普段スマートフォンで音楽を聴いている人も、IE800での試聴をしながら、その違いを目を見開いて体験していました。



イベントタイトルのハイレゾとは?

さて、本題となる「ハイレゾ音源」について。簡単に言えば、従来の音楽CDよりも高音質の音源のこと。音楽CDはサンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数16bitの規格でしたが、ハイレゾ音源はサンプリング周波数48kHz以上、量子化ビット数24bit以上の音源を指します。

通常、音楽プレイヤーで楽しむ際には、MP3やAACといった「エンコード」をします。iTunesでは、これらの圧縮方式に加えて、CDに収録されている音をそのままデータ化するAIFFやWAVE形式での取り込みもできますが、元のCDがハイレゾ音源のスペックに達していないため、ハイレゾ音源を作ることはできません。

その中で小寺信良さんは、ハイレゾ音源を「音質革命」と評価。「CDは30年間、その音質の定義を変えずにここまできましたが、音楽の購入の仕方がCDなどのメディアから配信に変わることによって、CDが定める音質にとらわれず、自由に必要なだけの音質で音楽を配信できるようになりました」(小寺氏)

右が小寺さん

小寺氏が感じるハイレゾと普通の音源との違いは「自分が眠くなるかどうかだ」と言います。通常CDなどの音源では、圧縮やサンプリングによって人が聞こえない(であろう)音を省いて記録することでデータ容量を小さくしています。そのため省かれた音を脳が補完しているのではないかというのが小寺さんの持論。ハイレゾ音源ではそうした補完をしなくても済むため、心地よく聴けるのではないかというわけです。

ハイレゾ音源は現在、今回のハイレゾ部で音源の協力をしてもらったe-onkyo musicのほか、mora、HDTracks、LINN RECORDSなどのサービスからダウンロードできます。配信フォーマットは、元のデータに戻せる可逆圧縮方式や無圧縮のオーディオファイル。ハイレゾ再生が可能なパソコンやスマートフォン、オーディオプレイヤー、そしてヘッドフォンを利用します。

自分の耳をハイレゾ対応にすべし

ハイレゾに限らず、オーディオ全般に言えることですが、人間がアナログで音を感知するため、例えばCDとハイレゾを聞き比べてキチンと違いを理解できるかどうかと言われると、個人差があります。

竹村譲さんは、かつて初代CDプレイヤーを購入した経験もあるというオーディオマニア時代を振り返り、機材を突き詰めていけば「オーディオか死か」というほどお金がかかる世界だとした上で、「もちろんお金をかければ、大きなヘッドフォンやスピーカーの方が良い音で楽しめることは間違いないため、どのレベルで納得するかを自分で決めなければならない」と指摘しました。


左から本誌鷹木編集長、松村さん、小寺さん、竹村さん

そのため、自分のリファレンスミュージックを決めて聞き比べていくことが大切。つまり自分の好きな音楽をいかに心地よく聴けるか、という自分の基準を作って、さまざまな音源やスピーカー、ヘッドフォンを比べながら、自分なりの「良い音」を探していく必要があると竹村さんは教えてくれました。



小寺さんは「ハイレゾはこれまでのCDのように、規格によって決められた基準ではない」と説明します。今後オーディオメーカーは「ハイレゾ」のキーワードを次々に売り込んでいくことになりますが、竹村さんと同様に、小寺さんも小売店などの店頭で試聴しながら、自分にとっての良い音を理解することを奨めていました。ちなみに「試聴のおすすめはワールドミュージック」(小寺さん)。自然の細かい音が入っているところがいいそうです。

とはいえ、どのように耳を養うかは難しいところ。コツとしては、少しずつ違いを見つけること。イヤフォンやヘッドフォンでいえば、はじめから付属のイヤフォンと前述の16万円のHD800を比較するのではなく、例えば数千円の製品から比較し始めると、特性や違いを体験しやすくなります。 膨大なお金をかける前に、自分の耳をハイレゾ対応に育て上げて、音楽体験を豊かなものになるといいですね。



OLYMPUS DIGITAL CAMERAプロフィール:松村太郎(まつむら・たろう)
ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を追求している。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。Webサイト / Twitter

普段は聞かないライブ版「スモーク・オン・ザ・ウォーター」に感動


Engadgetをご覧の皆様、こんにちは! gori.me(ゴリミー)というブログメディアを運営していますg.O.R.iです。「ハイレゾ部」に僕も参加しまして「ハイレゾ音源」というものを生まれて初めて経験しました。

当日会場に用意してあったゼンハイザー製ヘッドフォンのハイエンドモデル「HD 800」に、ハイレゾ音源対応のau製スマートフォン「isai LGL22」を接続して実際に試聴したところ、 僕の両耳に流れこんできたのは、これまでヘッドフォンで聴いたことがないような音。試聴していたのはディープ・パープル「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のライブ音源だったのですが、目を閉じるとまるでその瞬間ライブ会場にいるかのような感覚に陥るほどでした。



何よりも感動したのは「拍手」の音の広がりでした。僕の場合、一般的な音源で聴いた時に拍手は雑音の一部となりバチバチうるさいと感じることが少なくありません。ライブ会場にいる時は拍手が鳴り響いている時にはうるさいと感じることはありませんが、CDなどの音源だと耳につきます。不思議な感覚ではありますが、僕はこれが理由でライブ音源は基本的に避けてきました。

ところがハイレゾのライブ版「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を聴くと、驚くほどスッと耳に拍手が入ってきます。それどころか、思わず拍手をしてしまうほど音源に引き込まれてしまいます。そこから続く曲はライブ会場さながらの迫力。目の前でディープ・パープルが演奏しているのが見えてきそうなほど、リアルな音が鳴り響きます。

「曲」を聴いているというよりも「演奏」を聴いているという表現の方が近いかもしれません。この経験こそがまさにハイレゾ音源の魅力ではないかと思います。 最高峰のヘッドフォンに最高峰の音源を組み合わせた結果、ライブ会場に足を運ばなくてもライブを経験したと言えるほどの迫力ある音を楽しむことができました。まだまだ数は少ないですが、ハイレゾ音源もハイレゾ対応機材も今後増えてくるでしょう。これほど素晴らしい音を楽しむことができるようになれば、アーティストもライブ音源の配信を増やしていくかもしれませんね!





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