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電子書籍端末今昔:KDDI&NTTドコモ編、音声通話には非対応でした

Masahiro Yamaguchi
2014年3月7日, 午後07:20 in Au
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1990年代からの電子書籍端末を振り返り、日本国内で販売された製品を中心に、「ストア/プラットフォーム別」または「メーカー別」に、その初代モデルと最新モデルを並べて紹介する連載です(機種の情報は2013年12月時点の内容で、2014年1月以降の情報は含まれていません)。

1990年代当初の"電子ブック"や、読書専用端末ではないものの電子書籍の普及に重要な役割を果たしたiPadなどのタブレットも含め、実に多くの製品が現れては消えていったことが分かります。これらの写真から、そんな電子書籍端末の歩みをお楽しみください。最終回の今回はKDDI&NTTドコモ編。最後に紹介しきれなかったメーカーの端末も数台掲載しています。

KDDI編



biblio Leaf SP02【2010】

携帯電話事業者としては異色とも言える電子書籍専用端末をリリースしたのがKDDIです。この「biblio Leaf SP02」は3G/Wi-Fiに両対応した6インチのE Ink電子ペーパー端末で、auブランドの製品として2010年暮れからKDDIショップを中心に販売しました。製造はFOXCONN、電子書籍ストア「LISMO Book Store」が利用可能でした。

音声通話には非対応であるなど、携帯電話とは違った電子書籍の専用端末と言って差し支えない製品でしたが、約1年半で販売を終了。操作はタッチペンで行う方式(指先でのタッチには非対応)で、ソーラーパネルを搭載し太陽光下で充電できるのはほかの製品にはない特徴でした。

NTTドコモ編


SH-07C【2011】

KDDIのbiblio Leaf SP02に遅れること約1カ月、NTTドコモが発売したのがシャープ製のブックリーダー SH-07Cです。GALAPAGOSモバイルモデルに3G回線を追加した製品(ただしGALAPAGOSブランドではない)で、こちらも通話機能は搭載しておらず、携帯電話とは一線を画する仕様でした。biblio Leaf SP02と同様、大きく話題になることもなく販売を終了しました。外見はGALAPAGOSモバイルモデルとほぼ同一ですが、背面が非光沢になっている点が異なります。

その他


左からウェイズジャパンの ISTORIAWZR-6B 、 iriver ブランドで販売した COVER STORY BASIC 、 Foxit Japan の eSlick

この他、国内で販売された電子書籍端末としては、書店でのみ販売したウェイズジャパンの「ISTORIA(イストーリア)WZR-6B」や、iriverブランドで販売した「COVER STORY BASIC」、Foxit Japanが販売していた「eSlick」などが存在します。

これらはいずれもE Ink電子ペーパーを採用していることが特徴ですが、「COVER STORY BASIC」「eSlick」は現在は販売終了。「ISTORIA」は明確な終了のアナウンスはなく存続中のようですが、本稿執筆時点で専用ドメイン「istoria.jp」は閲覧できない状態になっています。




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