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JEITA が『ハイレゾ音源』の定義を決定。CD音質を超えるデータはすべてハイレゾ

Munenori Taniguchi
2014年3月31日, 午後02:01 in Audio
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JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)が、デジタルオーディオに用いられる PCM 方式のデータにおける「ハイレゾ」の定義を発表しました。

オーディオ製品の売り文句でよく耳にするようになった「ハイレゾ」ですが、これまで特に一致した定義があったわけではなく、各社が自社製品の仕様に応じてそれぞれに用いている状態でした。

今回の「ハイレゾの定義」は、44.1kHz や 48kHz、96kHz、192kHz などの音源が混在する現状で、JEITAとしての言葉の定義を定め市場の混乱を避けるのが目的とのこと。



発表によれば、JEITAのいうハイレゾ音源とは「CD スペック」を上回るオーディオデータのことを指します。JEITA のいう CD スペックとは、CD が採用している 44.1kHz /16bit のみならず、DVD や DAT が採用するサンプリング周波数 48kHz /16bit の音源も含みます。

つまり、44.1kHz /24bit なら量子化ビット数が CD スペックを上回るのでハイレゾになりますが、96kHz /12bit では、量子化ビット数がCDスペックに足りず、ハイレゾではないことになります。

具体的な例は下のとおり。
・44.1kHz/16bit : CDスペック
・48kHz /16bit : CDスペック

・44.1kHz/24bit : ハイレゾ(量子化ビット数が高い)
・48kHz /24bit : ハイレゾ(量子化ビット数が高い)
・96kHz /16bit : ハイレゾ(サンプリング周波数が高い)
・96kHz /24bit : ハイレゾ(両方高い)
・96kHz /12bit : ハイレゾでない(量子化ビット数が低い)
・32kHz /24bit : ハイレゾでない(サンプリング周波数が低い)

また、ソニーの NW-ZX1 など、一部のオーディオ機器は CD スペック以下の音源をハイレゾ相当にアップサンプリングして再生する機能を搭載しています。これを使った場合の音そのものはハイレゾと言っていいのかという疑問が湧いてきますが、JEITA ではこの点については明確化していません。

そのほか、DSD 方式については、一般に出回っている DSD 2.8MHz 以上の音源はすべてハイレゾとして扱われるため、今回の発表においても定義付けはしていません。

JEITA の発表後、ネットを中心に 48kHz /24bit や 96kHz /16bit をハイレゾと認めてしまうのはしっくりこないという声もみられます。また 48kHz /24bit までしか再生できない「ハイレゾ対応プレーヤー」が出てくる可能性も考えられます。音質というよりは心情的な面で、少しハイレゾ音源のスペックを引き上げ、CDスペックとの間に中間となる音質のグループがあっても良かったかもしれません。

ハイレゾ音源は、空気感や透明感、ニュアンス、音の厚みという説明しにくい部分の再現性が良く、CD では聴こえなかった音が聴こえたり、新たな発見があったりという楽しみも味わえます。しかし、作品自体のマスタリングの質などが悪ければ、いくらハイレゾで記録してあっても「良い音」になるわけではありません。このあたりはミュージシャンやプロデューサー、エンジニアの腕前にかかってくるため、ユーザーには如何ともし難いところ。ハイレゾ音源は通常のCDより価格も高めですので、可能であれば購入前に試聴するなり、よく吟味することをおすすめします。

Source: JEITA (PDF)
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