Twitter が新機能「ミュート」を導入しました。特定のユーザーをミュートすることで、そのユーザーのツイートはメインのタイムラインに表示されなくなり、プッシュ通知も届かなくなります。一方でブロックとは違い、ミュートされた側は自分がミュートされたことが分かりません





この「ミュート」は、2013年の12月に「ブロック機能の仕様変更」として正式に導入されたものの、ユーザーからの反発が多くあっという間に撤回されていた機能。ブロックの場合、ブロックされた側はフォローができなくなるなど自分がブロックされたことが分かるのに対して、ミュートはあくまでした側のタイムラインから非表示にするのみで、ミュートされているかどうかは相手には分かりません。


ミュート機能はいくつかのツイッタークライアントで独自に実装されていますが、公式の具体的な仕様は:
  • ミュートした相手のツイートはタイムラインに表示されない。
  • ミュートされた側は、(自分をミュート中の)相手をフォローしたり、リツイート etc のアクションは従来どおり可能。自分がミュートされているかは分からない。
  • 誰かをミュートしても、フォローは解除されない。新たにフォローも可能。
  • フォロー解除せずミュートしている場合、相手からの@返信や@ツイートは [通知]タブには表示される。
  • フォロー解除せずミュートしている場合、相手からのダイレクトメッセージ(DM)はそのまま届く。
  • ミュートとして非表示になるのは、ミュート設定した以降のツイートのみ。過去にさかのぼってタイムラインから非表示にはならない。


ミュート機能はウェブの Twitter.comおよび iOS / Android 版アプリから利用できます。設定方法は、特定のツイートの「その他 (...)」ボタンから「@ユーザ名をミュート」を選ぶか、特定ユーザのプロファイルページから拡声器アイコンをクリック。

ミュートするとスラッシュの付いた赤い拡声器アイコンが現れ、相手をミュート中かどうか分かるようになります。


Twitter 公式でミュート機能が使えるのは、ウェブのTwitter.comおよび iOS / Android版の公式アプリ。Twitterの仕様変更の常として、今後段階的に利用可能になります。周りに使えるようになったという報告があるのに自分だけ設定項目が見えない場合も、アップデートをしばらく待てば選択できるようになるはずです。


昨年12月に Twitter がブロックの挙動をミュート相当に変更した際、一日も経たずに撤回に至った理由は、ユーザーから「誰かをブロックしても、フォローその他を止められなくなったらしい」、それは困る、ブロックするほど嫌な相手なのにTwitter上での自分に対する行動を制限できない(できる範囲が狭くなる)のは改悪だという反発が非常に多かったため。

Twitter側はこれに対して、ブロックの挙動を変更してミュート相当にした理由は、ツイッター上で嫌がらせの被害を受けているユーザーから、相手をブロックして避けたいが「ブロックされて報復」が恐ろしいとの声が多かったためだと説明していました。

ブロック機能では「〜さんがあなたをブロックしました」通知こそ届かないものの、相手をフォローしようとしても拒絶されるため、ブロックされた側は自分が誰かにブロックされたと気づくことはできます。

昨年の改変(撤回)は、しつこく言及ツイートを送りたがるほど執着する相手に改めて拒絶されたと自覚することで頭に血が上り、ネットでのハラスメントに留まらず実世界でのいやがらせなど報復に及ぶ例が多く報告されていることからの対応でした。しかしまた別のユーザーからは反発があったため、当時は「ユーザーを不安にさせる意図はなかったため差し戻したが、現状が理想とは考えておらず、今後もユーザーを嫌がらせから守り、仕返しを発生させないための機能を模索する」とTwitter側はコメントしていました。

「仕様がややこしくなってもブロックとミュート両方用意すればいいんじゃないの?」との素朴な反応は昨年の騒ぎでも多く聞かれましたが、結局は公式でも両方を導入した形です。
Twitter が新機能「ミュート」を導入、見たくないユーザをブロックせずに非表示。設定方法と仕様
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