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速報:マイクロソフト、Xbox Oneのエントリー価格を値下げ。Kinectなしで399ドルから

Ittousai, @Ittousai_ej
2014年5月14日, 午前12:03 in Games
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マイクロソフトがXbox Oneのエントリー価格を値下げしました。各国で6月9日から販売される新パッケージは、Kinectセンサが付属せず399ドル。同じくカメラなしパッケージで399ドルのライバルPS4と並ぶことになります。


マイクロソフトによると、このKinectなしパッケージは6月9日以降にすべてのXbox One販売地域で提供予定。

399ドルのSKUに含まれないKinectセンサは、秋以降に単品で別売りします。

なおマイクロソフトは、日本国内では9月4日にXbox Oneの発売を予定しています。国内向けには発表時で48社が参入予定。

また399ドル本体の発売と同時期のテコ入れ策として、Xbox Live ゴールド会員ならば無料で遊べる Games with Gold、加入者だけ対象のセール Deals with Gold も実施します。最初の対象は、無料ゲームが見下ろし全方位シューティング Halo: Spartan Assault、セールがローマ兵欠損表現無双 Ryse: Son of Rome など。いずれも Xbox 360では提供中だったのに Xbox One ではなかなか始まらなかった特典です。



新価格の告知動画でマイクロソフトが繰り返すのは、「Xbox Oneを求めるプレーヤーの声にこたえて、新たな選択肢を提供します」。

とはいえ、こうした時期のこうした値下げにはもちろんひとつの理由しかなく、要するにライバルのPS4に大きく水をあけられているため。

Xbox Oneも100ドル高いわりには主に本国で健闘し500万台を売り上げており、新コンソールのロンチ時期としてはむしろ相当に好調な部類のはずですが、プレイステーション4はそれどころでなく順調そのもので、販売地域の差などを考慮してもすでに数百万台の差をつけています。


マイクロソフトも一時期までは比べる市場や時期を慎重に選んだうえで「両機種が揃った12月の米国内売上ではトップ」などと発表していましたが、ライバルが「世界で何百万台を達成」を小刻みに連発する最近は、めっきり台数についてのアピールが減っています。




ゲームコンソールという初動が重要なプラットフォームで、ロンチにあたってライバルより100ドル高くても Kinect センサの標準装備を選んだことは、音声やジェスチャといった NUI (Natural User Interface) に対するマイクロソフトの本気を示すものとして注目を浴びてきました。

Xbox One の Kinect センサは Xbox 360用の初代から劇的な進歩を遂げ認識精度が向上し、本体機能としてもスタンバイの状態から Xbox, On で起動したり、コンテンツのブラウズや検索、起動、再生操作などがコントローラなしでできたり、逆に両手でコントローラを持って忙しくゲーム中でも、声でゲームクリップの録画や配信開始、分割子画面(スナップ)で別アプリ起動などの操作ができる等々、未来的といえば未来的なインターフェースを提供しています。

マイクロソフトによれば、日常的に Kinect を利用する Xbox One ユーザーは80%。多いか少ないかといえば多数かですが、本体機能については物理的にカメラが必要なもの等を除きコントローラだけでも操作できるため、逆にいえば2割が別にKinectなしでも日常の操作としては問題なかったということでもあります。

マイクロソフトの全社的な ナチュラルユーザーインターフェースへの取り組みなど知ったことではないゲーマーにとって大きいのは、現時点で Kinect が必須な大人気ゲームが存在しないこと。先代 Xbox 360 の Kinect ではディズニーやスター・ウォーズといった大型のキャラクターを使いゲーム内容にも高い評価を受けた作品、Kinectならではの新しい可能性を垣間見せたタイトル、多機種のバージョンよりも圧倒的にプレイ感覚の違うダンス / 歌唱ゲームなどがひととおり揃っていましたが、Xbox One は Kinect をゲーマーにアピールする決め手となるタイトルがいまだに欠けており、後方互換はないため旧作をもっと高精度で遊べるわけでもありません。



マイクロソフトいわく、キネクトなし399ドルパッケージを用意する理由のひとつは、現行の Xbox 360ユーザーで、いずれXbox One へのアップグレードを望んでいる層に対して、「いずれ」のタイミングを早めて今購入して貰うこと。

なくても機能する Kinect バンドルを選んだことは、逆に言えばいつでも切り離して値下げの選択肢を持っていたということでもありますが、ライバルに2〜300百万台差を付けられたところで早々にカードを切るべき状況と判断したようです。Kinect そのものを切り捨てたというよりは、どうしても必要なタイトルが現状で欠けている以上、少なくとも500万台は Kinect ありを販売して今後の対応タイトル開発に大きな支障のないインストールベースを確保したあとは、ゲームが出たタイミングで別売りを買わせればいいやという判断でもあります。




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