オンキヨーが同社初のポータブルヘッドホンアンプ製品 DAC-HA200 を正式発表しました。DAC-HA200は5月開催の「春のヘッドフォン祭2014」に参考出展していたモデル。オンキヨーと同じく米ギブソン傘下のティアックが開発した HA-P50 をベースに、オペアンプの変更を施しています。
 

ONKYO DAC-HA200

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10 枚


 

ベースとなったティアック HA-P50 との相違点はオペアンプ。HA-P50 ではTI OPA1652を採用していましたが、DAC-HA200 には新日本無線の MUSE 8920 を使っています。オンキヨーはこれまでもヴォーカルを重視した音作りをしてきており、MUSE 8920 のほうがよりヴォーカルの再現性に優れるとしています。

iPhone や iPad で使用する際、他の ポータブルヘッドホンアンプのように Lightning-USB カメラアダプターを使う必要がないのも大きな特徴です。iOS7 から使用可能になった、 Lightningコネクター 用の新たな通信規格 iAP2 に対応するため、iPhone などに付属する Lightning-USB ケーブルでそのままデジタル接続し、最高96kHz/24bit のハイレゾ出力が可能です。カメラアダプターによる電力消費がないため、iPhone/iPad 側のバッテリー消費が少ないというメリットもあります。
 
 
ちなみに 96kHz を超える音源は、iPhone / iPad 専用アプリの「ONKYO HF Player」で 96kHz に自動変換してデジタル再生します。また「ONKYO HF Player」は通常、ハイレゾ再生には1000円のアプリ内課金が必要ですが、DAC-HA200 を接続している間に限り、アプリ内課金なしにハイレゾ再生が可能となる購入者向けの特典を用意します。ただし、この場合は「ONKYO HF Player」が持つ DSD をPCM変換して再生する DoP(DSD Audio over PCM Frames) 機能は使えません。

Android でもデジタル接続による再生は可能ですが、Android 4.1 以降に定められた AOA(Android Open Accessory) 2.0 規格の制限により 48kHz/24bit までの対応となります。また、PCとUSB接続した場合はUSB-DACとして使用可能で、こちらは最高 96kHz/24bit まで再生可能です。

そのほかの仕様は、DAC にはバーブラウン製 PCM5102 を搭載。出力アンプ部にプッシュ・プル構成のディスクリート回路を使用。最大出力は145mW x2(32Ω)、対応するヘッドホンのインピーダンスは8~600Ω。使うヘッドホンのインピーダンスに合わせて切り替えるゲインセレクターを備えます。
入出力は前面に光デジタル入力、ステレオミニ入力、ヘッドホン出力を搭載、リヤにはUSB-A端子とマイクロUSB端子、入力切替スイッチを装備します。

バッテリー駆動時間は最大8時間。充電時間は付属のUSB-DC充電ケーブルで約8時間。カラーはブラックのみ。

対応する iOS デバイスは iPhone 5 以降、iPad(第4世代以降)、iPad mini、iPod touch(第5世代)。iOS 7 が必要です。

本体の大きさは幅67 x 長さ130 x 厚み21.7mm。重さは210g。

発売時期は7月上旬。オンキヨーの直販サイトでは税込み3万2400円で予約を受け付けています。
オンキヨー初のポタアンDAC-HA200正式発表。iOSデバイスとLightning-USBケーブルで直接デジタル接続
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