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センチュリーからCherry『超レア軸』の限定キーボード。白軸、クリア軸、グレー軸2種の4モデル

Shingi Hashimoto
2014年9月11日, 午後07:28 in Black Pawn
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裸族シリーズをはじめとするユニークな周辺機器で知られるセンチュリーが、小型メカニカルキーボードBLACK PAWN(ブラックポーン)の新バリーションとなる4モデルを発売しました。価格はオープンですが、同社直販では全機種共通で1万5800円です。

同シリーズはドイツZF Electronics社のCherry MXキースイッチ(Cherryスイッチ)を採用する製品ですが、今回の4モデルはこれまでコンシューマー用キーボードとして使われていなかった種類を搭載するのが特徴。センチュリーでは「CHERRY MXの超レア4軸が追加!」と謳っています。

Gallery: センチュリー BLACK PAWN 超レア軸モデル | 13 Photos

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ここで「超レア軸」という、キーボードには似つかわしくない......というか、Cherryスイッチを知らない人に関してはまったくわからないであろう単語が出てきましたので、まずはこれについて説明しましょう。



Cherryスイッチは、押下圧(おうかあつ:スイッチが下がる重さの意で、いわゆる「キーの重さ」の主な要因)や、キーを下げた時の感触(クリック感のあり/なし)、そうした特性に付随する打鍵音などでさまざまなバリエーションがあり、ZF社は違いを区別するため(ご丁寧にも)スイッチの軸の色を変えています。そのためこれを称して「(Cherry)茶軸」や「黒軸」「青軸」といった通称があるのです。



今回センチュリーが言うところの超レア軸は、コンシューマー向けキーボードでは採用例がなかったスイッチ。ZF社のスイッチはPOSレジや各種業務用向けキーボードなどにも使われていますが、そうした用途で使われているスイッチです。

裸族シリーズなどユニークなイメージを持った企業であるセンチュリーが超レアと言うからには、実はCherryスイッチにはどこかにガチャポン的なものがあり、同社がそれを引いて当たった......という想像もできますが、そういった事情ではなさそうです。

なお、こうした独立したキースイッチを使うタイプのキーボードは、(狭義での)「メカニカルキーボード」と呼ばれます。狭義でのとカッコ付きで表現したのは、シート式キーボード(Surfaceシリーズのタッチカバーが代表です)やソフトウェアキーボードに対して、「物理的なキーのある製品」をまるごと含める使い方が広がりつつあるため。

独立したキースイッチを採用するキーボードは、現在一般的なメンブレンスイッチ(厚膜印刷技術により接点を作ったスイッチ)に比べ、1個のキーに対して1つのスイッチを使わなければならない点からコスト高にはなりますが、耐久性が高い点や打鍵感が好ましいとされる点などから、キーの感触にこだわりのあるユーザーや着実なキー入力が求められるヘビーゲーマーを中心に根強い支持があり、じわじわとではありますが製品の幅が広がっています。



なお、今回のレア軸4種を含めた9種の軸によるキー押下圧や打鍵音大きさの指標は、ブラックポーンシリーズの特設ページにある『仮想9軸展示機』にまとめられています。これはキータッチの重さや打鍵音の大きさを5点評価で確認でき、打鍵音も試聴できるという、CHERRYスイッチ、ひいてはキーボードに興味のある方にとってはとても便利なコーナーです。



さて、実際の製品ごと......というか軸ごとの特徴を紹介しましょう。
『BLACK PAWN CHERRY白軸キーボード』は限定300台。搭載された白軸は、押下圧はかなり強め(つまり固め)ですが、押した感触はソフトというタイプ。押し下げた際のクリック感もあります。


『BLACK PAWN CHERRYクリア軸キーボード』も限定300台。こちらも押下圧は強め(固め)で、重めとして知られる『黒軸』と同程度とされています。感触としては、押し始めに強い反発があり、途中から軽く入るようになるタクタイルスイッチ風。CHERRYスイッチで人気のある『茶軸』と似たタイプで、少し前のデスクトップ用キーボードでは比較的多かったことから、リニアタイプ(後述)に比べて人気があります。


『BLACK PAWN CHERRYグレー軸(Tactile Grey)キーボード』は限定150台。押下圧はクリア軸以上に強く、重く設定されており、感触はタクタイルスイッチ風です。
なおグレー軸は採用している製品がとくに少ないためか、公式の製品紹介ページでは「現在一般市場ではまず目にすることがない」と紹介されています。同社風に表現するならば、超激レアやUR(Ultra Rare)的な存在で、それゆえか限定数は白軸やクリア軸の半分です。



『BLACK PAWN CHERRYグレー軸(Linear Grey)キーボード』も限定150台。こちらは同じグレー軸ですが、底に付くまで感触がひたすら重くなるのが特徴。こうした感触の特徴から、タクタイルタイプに比較してリニアタイプと呼ばれます。こちらも押下圧はクリア軸より重めです。

まとめると4モデルとも従来の製品に比べて重めのキー。とくにグレー軸は重めです。最近はキーボードのトレンドとしてノートPCを中心に軽めのキーが使われる傾向がありますので、比較的この点でもヘビーユーザー向けと言えそうです。



なお、4モデルを含めたブラックポーンシリーズは、キーピッチを一般的な19mmに保ちつつ、周辺の縁部を狭めて小型化した点が特徴。一般的なキーボードのみならず、同種の製品としての代表であるHappy Hacking Keyboard(HHK)シリーズよりも小さく、本シリーズが295×102×38mm(幅×奥行×厚み)なのに対し、HHK Pro日本語版は294×110×40mmと、奥行は8mmほど小さくなっています。

また現状では、こうしたヘビーユーザー向けキーボードでは珍しく、英語配列モデルがない点も隠れた特徴。全てのモデルで配列は日本語67キー、キートップはかな表記なし、接続はUSBで統一されています。

さらに7段階に明るさを変更可能な青色LEDによる自照式バックライトの搭載と、Windowsキーの無効化やCtrlとCAPS LOCKの入れ替えなどをハードウェア的に可能にしている点もポイント。配列を入れ替えた際の交換キートップや、キー引き抜き工具も付属します。

なお今回の4モデルのシリーズ中の位置づけは、4月に発売した4軸混合モデルと緑軸モデルに続く限定モデルという扱い。また超レア(スイッチ)をアピールするだけあり、ちょっとした限定品演出もなされています。具体的には、底面に貼られたアルミのモデル名表記板には、限定生産モデルとしてシリアルナンバーのレーザー刻印が付きます。



なお、非限定モデルの直販価格は1万2800円。キータッチの好みが合えばですが、差額3000円で150台(または300台)の1つを所有できるという気分が味わえると考えると、意外とリーズナブルな気もします。



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