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プリクラ風3D全身スキャナ Artec Shapify Booth 国内公開。複数人同時も対応、5分でモデリング完了

Hiromu Tsuda , @boobyn
2014年9月18日, 午前07:00 in 3D
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東京ビッグサイトで開催中のInside 3D Printing Show in Tokyoイベントより。ハンディタイプの業務用3Dカラースキャナを手がける Artec (アーテック)が、気軽に精密な全身3Dモデルが作成できる3Dスキャニングソリューション「Artec Shapify Booth」(プロトタイプ)を公開しました。

3Dカラースキャナ自体は数ありますが、スキャンしたものを3D化するためにはノイズ除去などソフトを使った作業が時には数時間レベルで必要になります。Artec Shapify Boothの売りは12秒で人の身体をスキャニングし、3〜5分で精密な3Dモデルを自動生成できるソフトウェア処理。将来的にはプリクラのように、どこにでもある観光地や商業施設向け3Dモデリング機となるかもしれません。

 

Artec Shapify Boothは、直径3m程度の可搬型3Dスキャニングシステムです。B to B to Cのビジネスモデルとなり、装置リースなどで展開。たとえば3Dプリンタで出力したり、あるいは3Dモデリングデータのみ提供し3Dプリントは自宅など別の場所でといったサービスは提供形態しだいです。まずはサービスイメージの動画をご覧ください。



装置には4台の3Dスキャナを搭載し、中心にいる人物を12秒かけてぐるりと周回してスキャニングします。3Dモデリングの完成所要時間はわずか3〜5分程度。中心1.5m範囲内の3Dスキャニングが可能なため、家族や友達など1〜3人程度の複数人でスキャニングも可能です。

スキャニング装置とスキャンデータを処理するPCといったシステム構成で、ほぼ自動的に最適化処理が実行されます。エンジニアでなくとも簡単なPC操作で利用できるとしています。





そもそもArtecの3Dスキャナは、医療分野などで採用されている業務用途のものです。歯科口腔外科の歯や欠損部の3Dモデリングなどに活用されており、ルクセンブルグに拠点を置く企業ながら日本での納入数がもっとも多いそうです。なお、スキャンの精密さは劣るものの、自宅のキネクトを利用してスキャニングし、3Dプリンタで出力するフィギュア作成サービス「Shapify」も提供しています。

Artecのソフトウェアは、複数回におよぶスキャニングデータの特徴点を捉え、位置合わせをした上で結合する作業を短時間に自動化できる点が特徴です。ポリゴンの不要な部分の削除やノイズ除去、欠落した部分の補完といった最適化処理も自動で行えます。




自動生成にかかる時間は3〜5分で、この間もスキャニングできます。1つのモデリングデータあたりのポリゴン数は40〜50万ポリゴン。実際に体験してみましたが、Artec Shapify Boothの中心に立ち10秒程度じっとしていればスキャンが終了します。同時に4台のスキャナが動いているためハンディスキャナのように何度もスキャニングする必要はありません。スキャンが終了すると最初は荒くモデリングが始まり、徐々にきめの細かいデータに変化していきます。最後にテクスチャを自動的に貼り付けていき完成します。



なお、英国2位の大手スーパーマーケットのAsda(アスダ)で導入実績があります。Artec の販売管理部門のVice PresidentのEvgeny Lykhin氏は、Asdaでは3Dスキャニングで1度、後日3Dプリンタで出力したフィギュア受け取りにくるため、2度店舗に訪れ余計に店にお金を使うチャンスがあるとアピールしています。

現在はプロトタイプで精密な3Dモデリングデータを生成するのみですが、たとえばプリクラのように目を大きくするといったようにデフォルメする要素はソフトウェア次第でなんとでもできるとのこと。

国内代理店のデータ・デザインでは、Artec Shapify Boothをテーマパークや観光地、空港、ショッピングセンター、リゾート地などに展開する計画。イベントの販促ツールなどとしても活用できそうです。商用化は少し先になるかもしれませんが、すでに引き合いがあるとしています。


関連キーワード: 3D, 3dPrinting, 3dScanner, Artec, Artec Shapify Booth
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