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遺伝子検査 MYCODE レビュー:唾液数mLで疾患&体質チェック、統計データで健康体への近道探る

Satoshi Hinuma
2014年10月3日, 午後06:30 in Dena
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ディー・エヌ・エーが文字通りDNAの検査を始める、と話題になった、DeNAライフサイエンスが提供する遺伝子検査サービス MYCODE がスタートしました。採取したDNA情報を基に、その人の体質や病気のかかりやすさなどを教えてくれるというものですが、果たしてどんな風に利用でき、どんなことがわかるのか、購入して実際に試してみました。

Gallery: DeNA, MYCODE | 30 Photos

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疾患の可能性と体質のチェック、生活習慣の改善に

MYCODEを簡単に説明すると、DeNAライフサイエンスが東京大学医科学研究所などと共同で研究、開発、提供する遺伝子検査サービスです。検査を受ける人の試料をもとに、ガンをはじめとする疾患のかかりやすさ、その人が持ちえる体質など、現在も進められているDNAに関する研究で統計的にある程度明らかになっている要素について、それらの傾向を教えてくれるというもの。



あくまでも病気、体質に関して、遺伝学上の統計的な傾向がわかるというだけであって、今現在病気にかかっているかどうかが分かるわけではありません。病気の有無を調べたい場合は、すみやかに医者にかかることをおすすめします。

また、指摘された体質が必ずしも現在の自身の状況に符号している、というわけでもありません。実際はやせているのに肥満体質だと判定されたり、その逆ももちろんありえます。今現在は健康だ(と思っている)けれど、将来的に何かの病気にかかりやすいのか、日常生活でどんなことに気を付けながら暮らせばいいのか、といったヒントを得たい人におすすめのサービスということになります。

検査項目は最大282。将来的に検査内容が変わることも

今回試したのは、3つあるMYCODEのプランの中でも、一番検査項目の多い「オールインワン 280+」(税別2万9800円)です。検査項目は現時点で合計282あるとしていますが、女性特有の検査項目もいくつか含まれるため、男性の場合は実質的にそれより少ない265項目をチェックできることになります。



ちなみにその他のプランには、ガン、生活習慣病に加え、一部の体質など100項目をチェックできる「ヘルスケア 100+」(税別1万9800円)と、主要な体質に関する30項目をチェックできる「カラダ 30+」(税別9800円)があります。

ただし、いずれも検査項目数は2014年9月時点のもの。同社によれば将来的に検査内容を更新する場合もあるとしており、もしかすると検査項目の数が増えたり、検査内容や判定結果が変化することもあるかもしれません。

ちなみに、一般向けの遺伝子検査サービスはすでに他社も開始しています。しかしMYCODEは、9800円からというリーズナブルな価格ながら、30〜280項目以上のさまざまな検査項目をチェックできるとあって、今最も試しやすく、期待度の高いサービスと言えるのではないでしょうか。

唾液数mLで検査可能


さて、自分の遺伝子を検査してもらって、より健康的な生活を営みたい! という人は、まずMYCODEの購入から始めます。現在はMYCODEのホームページからも購入申し込みができるようになっていますが、今回のレビューに当たってはサービス開始前だったため、Amazon.co.jpで実施された先行予約受付から申し込みました。



申し込んで数日すると、PCソフトやガジェットのようにパッケージングされた検査キットが届きます。検査キットの中身は、検査の申し込み方法や検査方法が書かれた説明書の他に、遺伝子という非常にセンシティブな情報を取り扱うことから、検査の方法や内容、遺伝子研究に関わる活動の中身、情報の取り扱い方法などを解説した書類があります。

さらに、検査に関する同意書、試料採取用のケース、返送用のビニール袋と封筒など。




手順としては、説明資料をしっかり読み、理解したうえで、説明書の内容に従って唾液を採取し、それをビニール袋に詰め込んで同意書とともに封筒に入れ、郵便ポストへ投函するという流れ。

唾液の採取に当たっては、その30分前までに水以外のものを口に入れていないことに注意する必要があります。水以外の飲食はもちろん、念のため歯磨き、喫煙なども避けた方が良いでしょう。問題なければ漏斗状になった試料採取用のケースを手にし、唾液を直接注ぎ込んでいきます。



ケースに描かれた規定のラインまでしっかり注ぎ込めばOK。おそらく数ミリリットル程度の量と思われるものの、わりと必死になって唾液を出さないと、なかなか規定のラインには届かないかもしれません。

唾液を出しにくい人のためにレモンの写真も同梱されていますので、じっとレモンを見てから挑むのも良いでしょう。ただ、注いだ唾液のにおいをかぐと、自分のものとはいえかなりクサいので要注意です。


購入から検査の結果が出るまで10日前後

無事唾液を注ぎ終えたら漏斗部分を外し、青い液体が封入されたキャップで締め込みます。完全に締め込むと青い液体が唾液の方へ移るので、よく振って均一に混ぜ、漏れたりしないことを確認したらビニール袋に入れましょう。



同意書に忘れずに記入しなければいけませんが、この際、同意書内に記載のあるコードを使って、MYCODEのWebサイト上で会員登録を行っておきます。必要事項を入力して登録が完了すると、"検査キット到着待ち"のステータスになるので、同意書と唾液の入った検査キットを封筒に入れ、郵便ポストに投函します。あとは待つだけです。



今回試した際、発売日である8月12日にMYCODEの検査キットが発送され、手元に届いたのが8月14日。その後、8月21日の夜中に試料採取して検査キットを返送し、「検査を開始します」というメールが届いたのが8月25日でした。そして、わずか4日後の8月29日に検査が完了したとの通知。

MYCODEのWebサイト上では、検査キットを送ってから結果が出るまで、2〜3週間ほどかかると案内されていましたが、今回に限れば購入から検査完了まで正味10日余り。もちろん混雑具合によってはもっと時間がかかる可能性はありますが、遺伝子検査というわりと重大そうな内容であるにもかかわらず、あっさりと結果が出てしまいます。

ガンの可能性から身長・体重の傾向まで明らかに

検査結果は、全てMYCODEのWebサイト上の「マイページ」で見ることができます。事前に会員登録した時のIDとパスワードを用いてログインすると、さっそく検査結果の一部が表示。大きく分けて"疾患発症リスク"と"体質"に関わる検査項目があり、ページ上部のタブなどから全ての検査項目と結果を一覧できます。



検査結果のうち、まず"疾患発症リスク"としては、胃がん、大腸がん、2型糖尿病、心筋梗塞やぜん息など152項目があり、それぞれについて日本人平均と 比較した場合に何倍病気にかかりやすいかを表示します。また、結果の信頼性の高さに関連する"論文評価レベル"や、その病気に現在かかって通院している患 者数なども分かります。

他には、疾患の解説、病気のかかりやすさを表したグラフ、その病気になりやすい生活行動と予防になる生活行動、関連するDNAの遺伝子型など、さまざまな 詳細情報を閲覧可能。152種類ある疾患全てで同じように情報が用意されていて、全部に目を通すにはけっこうな根気が必要です。充実度の高い読み物コンテ ンツとしても楽しめて、勉強にもなります。



一方"体質"としては、身長の高低、体重の軽重、目の色、髪の形状といった130種類の各傾向を3段階で表したものを閲覧できます。こちらも"疾患発症リスク"と同様に詳細な情報も用意されているので、自分の現状や将来を見極めるヒントとしても役立ってくれるはずです。

「アルツハイマー病」や「パーキンソン病」など、一部のよりセンシティブな疾患については、その結果を見るかどうか個別に同意の確認をしなければならないものもあります。ただ、冒頭で書いたように、MYCODEの検査結果はあくまでも統計的な情報に基づいて判定されているだけですから、すでにその病気にかかっていたり、将来的に必ずそうなると決まっているわけではありません。ショッキングな結果だったとしても冷静に受け止め、予防するための行動を取ることを考えるべきです。



アンケートに答えて改善アドバイスも得られる

その予防のためのヒントとなるコンテンツも、MYCODEには用意されています。それが「生活改善アドバイス」。検査結果と別途回答した「生活習慣アンケート」の結果に応じて、その人に適切と思われる運動や普段の過ごし方、食生活などにおける対策やヒントを提示してくれる機能です。



MYCODEの検査結果が出た直後から生活改善アドバイスをチェックできますが、大量にある生活習慣アンケートに全て回答してから見るのがおすすめ。そうすることでより適切なアドバイスが表示され、病気の予防や体質の改善につながりやすい効果的な方法を知ることができます。さらに積極的に改善に取り組みたいなら、専門家から直接アドバイスを受けられる有償オプションの「生活改善プログラム」も用意されています。

最短距離で健康的な生活を目指せる


何度も説明しますが、遺伝子検査はまだまだ研究途上のものであり、MYCODEで指摘された内容が100%完全に正しいわけではないことを理解しておかなければなりません。とはいえ、それまで想像もしていなかった病気のリスクが他の人と比べてどれくらい高いのか、あるいはどんな生活習慣病にかかりやすいのか、目安として参考にすることで、普段の生活の仕方や将来設計を検討しやすくなるという面はあります。



また、「体に良い」とされる習慣を片っ端から試すような努力は不要になり、自分にとって特にリスクの高い部分にポイントを絞って生活改善に取り組めるようになるため、ストレスの軽減や時間の節約にもつながりそうです。最短距離で健康的な生活を目指せる、新しいヘルスケアの形を予感させてくれます。



その一方で、万一これら遺伝子検査の結果が第三者に漏れてしまうと、重大なプライバシー侵害につながる恐れがあります。漏洩先によっては保険加入時の事前審査で不利に働いたり、婚姻・婚約時に揉める原因になる、というリスクもゼロではないかもしれません。

ポジティブな面とややネガティブな面がありながらも、遺伝子検査を利用した健康管理やダイエットは、やがて世間の常識になるのではないか。MYCODEを利用するとそんな思いが強くなります。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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関連キーワード: DeNA, DNA, MYCODE
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