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富士通Arrows Tab QH実機インプレ。8型は狭額縁と持ちやすさ、10型は64ビット版Win+4GBメモリに注目

Shingi Hashimoto
2014年10月9日, 午後06:20 in Arrows Tab
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10月9日、富士通が個人用と業務用双方のPC、タブレット、スマートフォンを合わせた大規模な製品発表会「ユビキタスプロダクトビジネスグループ新製品発表会」を開催しました。

このうち、個人向けのスマートフォンとタブレットはNTTドコモの発表会で既発表のモデルですが、PCではWindowsタブレットを中心に新規設計モデルが登場しました。今回はWinタブの新2モデル、8インチ版QH33/Sと10インチ版QH55/Sの実機インプレッションをお届けします。

Gallery: 富士通 Arrows Tab QH33/S QH55/S | 22 Photos

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まずは最注目モデルとなる、8インチ液晶モデルのARROWS Tab QH33/Sから。特徴はQH33/S発表記事でも特徴として挙げたように、狭額縁設計により縦持ち時の横幅が狭い点。



WindowsタブレットはいまだにAndroidタブレットなどに比べて額縁が広い設計が一般的ですが、そうした中で富士通は、Windowsタブレットとしての使いやすさと携帯性とのバランスが取れた8インチの画面を採用しながら、女性でも持ちやすい点をアピールします。



本機の横幅は126mmですが、その理由として「てのひらのくぼみに端末の角を当て、親指の根元で端末を挟んだ状態から、女性でも最低限指2本が本体の中央を超える長さになるため」としています。
つまり、女性の手でも安定して挟んで持てる横幅がこのサイズである、という主張です。

実際にいろいろな体勢で持ってみましたが、男性の平均的な手の大きさであれば、縦持ち状態では余裕で握れる程度のサイズとなっており、確かに持ちやすくなっています。また裏側の『3Dテクスチャ』は適度な滑り止めとなっており、指かかりも良好。





拡張端子は、USB 2.0(microUSB、充電兼用)×1とディスプレイ出力であるマイクロHDMI×1、オーディオ入出力、そしてmicroSDカードスロットとWinタブでは標準的な構成です。ここで一つ気になったのは、USBが縦置き時の底面側に配置される点。充電を意識してと思われますが、周辺機器などを接続する場合の利便性を考えると評価が分かれそうです。

また本体のフレームがマグネシウム合金のためか、天面や底面にネジ穴がある点が興味深いところ。Windowsボタンは物理キーとなっており、縦持ちにした状態で本体底面側に来る位置です。



基本性能はSoC(CPU)がAtom Z3735Fということで、現行のWindowsタブレットとしては標準的な性能。試用機をいろいろ試しても、他の8インチ級Winタブと比べて速度的なデメリットは感じませんでした。画面の表示品質なども水準以上です。



背面にデカデカと富士通ロゴが配置されたデザインにはいろいろな意味で驚きましたが、8インチ級のWindowsタブレットとして携帯性で有利という点は富士通の主張通りに感じます。

Office Home and Business 2013(先日発表されたPremiumではありません)搭載とはいえ、直販価格で6万円台という価格は正直微妙なところはありますが、ハードウェア仕様としては目立った特徴こそ少ないものの、携帯性の高さなどから使っているうちに馴染んでくるいぶし銀的なモデルと呼べそうです。





続いては、10.1インチのWinタブレットとなるQH55/S。製品発表記事でも触れましたが、まず気になったのは、前モデルにあたるQH55/Mとの関係です。

というのも本機ではCPU(SoC)こそAtom Z3795というAtom Zシリーズの最上位ですが、解像度がWUXGA(1920×1200ドット)、防水はなし。対してQH55/MはCPU(SoC)こそ下位となるZ3770ですが、液晶の解像度はWQHD(2560×1440ドット)、防水・防じん設計という重装備だったためです。

このあたりを担当者に聞いたところ、「コンシューマー向けモデルとしてはQH55/Mと交代となるが、企業向けモデルとしてはQH55/Mベースの『Q584/H』とQH55/Sベースの『Q555/K』が併売され、Q584/Hが上位となる」という回答が得られました。ということで、実質的にはQH55/Mの下位的な位置づけと見て良さそうです。



またQH55/Mと比べた場合の本機の隠れたメリットとしては、OSが64ビット版(Windows 8.1 with Bing)である点と、USB端子が挙げられます。QH55/MではフルサイズのUSB 3.0×1基にUSB 2.0(microUSB)×1基でしたが、本機は両方ともフルサイズなUSB 3.0×1+2.0×1という構成。このあたりは担当者曰く「防水・防じん設計でなくなったことによる余裕から」とのこと。



なお本体のmicroSDカードスロット隣にはSIMカードスロットがありますが、これは(今回も)業務用モデルのみで使われるとのことです。



付属のペンはワコム製の電磁誘導方式で、1024段階筆圧検知に対応します。ペンはワコム製デジタイザ付属としてはおなじみの、バッテリーレスで細いタイプ。富士通製品らしく、本体背面には指紋認証センサーも搭載します。

こちらも付属のドッキング式純正キーボードは、変形キーなどがなく、慣れは必要なものの十分使える印象。タッチパッドが大きく、また手前に独立した物理スイッチが用意されている点も好印象です。

基本性能に関しては、CPUがZ3795という点、64ビット版Win+メインメモリ4GBという点から、複数アプリの同時実行では若干の余裕が見られました。また液晶パネルは日立とパナソニックの流れを汲んだIPSアルファパネルのため、表示品質はかなり高いもの。

Clover Trail版Atomの性能を限界まで引き出すハードウェアを作る、という気概が感じられたQH55/Mに比べると肩の力が抜けたモデルではありますが、その力の抜け方がいい意味で働き、バランスの取れた仕様となった感もあります。こちらもOffice Home and Business 2013(やはりPremiumではありません)とキーボードが付属とはいえ、店頭予想価格で11万円強という高さが気になるところ。ですが、10.1インチクラスのWinタブレットとしては強力なモデルであることは間違いありません。



以下余談。発表会では、QH55/Sのオプションとして、ある層にとっては本体以上の注目モデルと思えるキーボードが展示されていました。それがBluetoothキーボード『FMV-NKB4』。

一部のキーボード好き、とくにキーレイアウト重視派のモバイルキーボード難民にとっては喉から手が出るほど欲しい「ノートPCのキーレイアウトをそのまま使った、タッチパッドが手前側にある薄型Bluetoothキーボード」です。

Gallery: 富士通 キーボード FMV-NKB4 | 7 Photos

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人によっては写真を見たとたん「これが欲しかったんだよ!!」と叫びたくなるような、富士通製PCそのままのキーレイアウトが特徴。BluetoothキーボードではなぜかノートPCより(さらに)冷遇されることの多いPageUp/DownやHome/Endキーも、Fnキーと矢印キーの併用です。

キーピッチは約17mmのためキーは小型ですが、キー幅は均等。特定のキーだけ幅が狭くなっているタイプではありません。また、矢印キーもしっかりと段が変えられたレイアウトで、タッチパッドの左右ボタンはデザインだけでなく、物理スイッチ構造。Bluetooth 3.0に対応、バッテリーは内蔵で充電はマイクロUSB端子と、隙のない仕様です。



さらに本体サイズは約264×126×5mm(幅×奥行き×厚さ)、重量は約180gと、モバイルキーボードの中でも薄く、軽量。実はこれ、昨年4月に発売された既製品ですが、オプション品としての扱いなので、実物が出てくる機会は発表会でも少ないというレアなモデルです。

価格があまりにも高価な点(希望小売価格が2万400円、実売は税込みで2万3000円前後)や、薄型キーボードの宿命であるクリック感の薄さ、またタッチパッドが狭いことから感度があまり高くない点など、慣れが必要なところはありましたが、このレイアウトはあまりにも貴重。もっと注目されていいモデルだと感じました。

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