楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズは10月29日、格安スマホサービス「楽天モバイル」を発表しました。NTTドコモ網を利用したMVNO。SIM単体販売のほか、端末とSIMのセット販売も行います。月額料金はデータ上限に応じて1250円~2960円。申し込みは本日開始です。

楽天モバイル

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楽天モバイルは、NTTドコモのネットワークを利用したMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス。上限データ量に応じて月額料金は1250円~2960円に設定されています。番号そのままで乗り換えられるMNPにも対応します。

3G網とLTE網を利用した下り最大150Mbps/上り50Mbpsの高速通信が可能。なお月の上限データ量を超えても最大200kbps で通信できます。


プランは「ベーシック」「2.1GBパック」「4GBパック」「7GBパック」の4種類。ベーシックプランは最初から通信速度が200kbpsに制限されるため、データ通信をあまり使わないユーザー向け。4GBパック や7GBパック はデータ通信を多く使うヘビーユーザー向けのプランです。

音声通話は20円 /30秒 の従量課金制ですが、楽天でんわなどを使えば更に安く音声通話を利用可能。

楽天の三木谷社長は「我々が提供しているViberや楽天でんわなどの格安電話アプリを使えば、通話料を安く抑えられる。月々の携帯料金をキャリアの3分の1に程度にできる」としています。


楽天モバイルは、SIMカードの単体販売のほか、スマートフォンとのセット販売も行います。セット販売の第1弾は、ASUS製のスマートフォン「ZenFone 5」です。端末には楽天でんわやViberといった格安通話アプリがプリインストールされます。端末の一括販売価格は2万6400円。24ヶ月の分割販売も予定しています。

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SIM単体の申し込みは本日開始。セット販売も本日予約受付を開始しています。なおMNPの申し込みは11月6日から。


発表会に登場した楽天の三木谷社長「日本の携帯料金は高すぎると思っていた」と発言。


大手キャリア3分の1の通信料」「家族4人が楽天モバイルに乗り換えれば、1年で20万円の節約、10年で200万円の節約。車を買える」と安さを強調。


楽天モバイルはNTTドコモの回線を借用してサービスを提供するため、NTTドコモのスマートフォンであればSIMロック解除なしで利用できます。


エリアとスピードはNTTドコモと同じ。MNPも利用可能とアピール。


スマートフォンとSIMのセット販売は、第2弾や第3弾も用意。


三木谷社長「楽天モバイルは既存のキャリアの補完ではなく代替を目指す」「海外ではキャリアよりMVNOが主流という国もある」とサービスの意義を強調。また国内で9000万会員を抱える楽天の各サービスやポイントを組み合わせ、販売拡大を目指す方針を示しました。

質疑応答

Q:繋がりやすさと品質はドコモと同じというが、ドコモから帯域を購入するのをケチると速度が遅くなる。品質が同じという根拠は
A:エリアはドコモと同じ。速度に関しては仰るとおりだが、チューニングを重ねている。

Q:楽天モバイルの他のMVNOと比較した強みは
A:一番大きな強みは、会員数。楽天IDでワンクリック登録。そしてポイントを様々なサービスと組み合わせることができる。

Q:総務省は来年にもSIMロックの解除を義務化するが、チャンスと見ているか
A:大きなビジネスチャンスと見ている。ただドコモのスマートフォンであれば、SIMロックを解除なしで楽天モバイルを利用できる。

Q:楽天モバイルに2年縛りはあるのか
A:12ヶ月契約。

Q:第4のキャリアとしてMNOに参入するつもりはあるか
A:日本の国土にはすでに携帯ネットワークが張り巡らされている。ここに第4のキャリアとして携帯電話網を新たに構築するのは非効率。むしろ、孫さんの光の道構想や発送電分離のように、インフラを共有するのが望ましいと考えている。
楽天がMVNO「楽天モバイル」提供開始。音声通話とLTE通信、月額1250円からの格安スマホ
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