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撮影後にピントを変えられるカメラLytro ILLUM、12月に国内発売。20万円前後

Shinichi Sekine , @sekine_s
2014年11月6日, 午前08:30 in Bokeh
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加賀ハイテックは、画像内のピント位置を撮影後に変更できるライトフィールドカメラ Lytro ILLUM を12月上旬に発売します。

米国のLytro社が2014年4月に発表し、8月の出荷を予定していた製品。同社のライトフィールドカメラとしては第2世代にあたり、絞り固定のF2大口径レンズや1/1.2型CMOSセンサーを搭載。四角柱型だった第1世代よりもカメラらしい外観に変わっています。

Gallery: Lytro ILLUM リフォーカス機能搭載カメラ | 7 Photos

Lytroの特徴は、センサーが取得した光線空間(ライトフィールド)の情報に画像処理を加え、最終的にリフォーカス可能な画像を出力できる点。下のサンプル画像をクリックすると、任意の位置にフォーカスを合わせられます。


一般的なデジタルカメラとの構造上の違いは、イメージセンサーの上にマイクロレンズアレイと呼ばれる微小なレンズの集合体を配置したところ。

カメラのレンズを通過した光は、複数のマイクロレンズを通ってセンサーに記録されます。センサーはマイクロレンズごとに微妙に異なる小画像群を生成。この画像群をレンダリングすることで、ピント位置の異なる複数枚の画像を作り、これを統合することによって、サイト上でピント位置を任意に変えられる画像ができる仕組みです。

Lytro ILLUMでは4000万の光線記録が可能。出力画素数は約400万画素(2450×1634ピクセル)。なお第1世代のLytroは1100万の光線記録に対応していました。

画像記録形式は独自フォーマットのlfr(Light Field RAW)。iPadアプリ Lytro Desktop for living pictures managementを使用することで、絞りやピント位置の調整が可能です。

レンズの焦点距離は35mm判換算で30~250mmの光学8倍ズーム。絞りはF2固定。ワーキングディスタンスは0mm。

感度はISO80~3200の範囲で設定可能。マルチタッチ対応の4型液晶モニターを搭載。IEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LANも内蔵します。重量は940g。

価格はオープンプライス。国内想定価格は税別20万円前後。

スペックも見た目も全く別物というレベルで変わっているとはいえ、価格面では第1世代のLytroが発売当時で400~500ドル前後だった点を考えると、Lytro ILLUMはかなり高価になっています。

ライトフィールドカメラは、出力される画像を高品質に保つために、製造時にセンサーとマイクロレンズアレイの位置を厳密に合わせる必要があります。そうしたキャリブレーションのコストがかかる点も、高価の一因かもしれません。

ピント位置が変えられる画像を撮影できる唯一無二の特徴は、他のカメラでは真似できない体験を提供してくれます。ただLytroの特徴を活かした面白い作品を撮影するには、構図や被写体を工夫する必要があり、使いこなしには従来の撮影技術とは違った発想が必要です。国内においても、プロ写真家やハイアマチュア向けに販売予定としています。


関連キーワード: bokeh, illum, LightFieldCamera, lytro, pint
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