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一太郎 2015 & ATOK 2015発表。思い出せない言葉の『ナントカ変換』や一太郎dash 復刻版など

Shingi Hashimoto
2014年12月2日, 午後08:24 in Atok
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ジャストシステムが、ワープロソフトの新バージョン『一太郎 2015』と日本語入力システムの新バージョン『ATOK 2015』を発表、東京・青山で発表会を開催しました。両方ともWindows用で、発売日は2015年2月6日です。

一太郎はツールパレットの強化や電子書籍ファイル形式であるEPUB 3.0.1への対応が、ATOKは推測変換の強化や、思い出せない言葉の一部から言葉を検索する『ATOKナントカ変換サービス』が特徴。

ただし、今回の発表会で来場者から注目されていたものはそれらではなく、一太郎2015の最上位グレードに付属する おっさんホイホイ版 軽量版 一太郎『一太郎dash 30th』です。

Gallery: ジャストシステム 一太郎_ATOK 2015 発表会 | 34 Photos




一太郎dash 30thは、1989年に発売された『一太郎dash』の特別記念復刻版と称されたアプリケーション。前述の通り、一太郎2015の最上位グレードである『一太郎 2015 スーパープレミアム 30周年記念パック』にのみ付属します。

プログラム的な位置づけとしては、一太郎 2015のモード切り替えなどではなく、完全に別のプログラムという扱い。機能は絞り込まれていますが、起動速度などは一太郎 2015に対して最大60%短縮(公称値)、インストールに必要なディスク容量も400MB(ただしATOK 2015含まず)と、一太郎 2015の2.8GBに対してコンパクトになっているという特徴があります。

機能紹介のリリースノートにも、起動画面に対して「一太郎ユーザーの、胸キュン画面。」というキャッチが付けられているなど、MS-DOS版時代の一太郎ファンを強烈に意識した仕様です。



インストールメディアも一太郎2015とは別のCD-ROMとなっており、さらにパッケージは一太郎dashの雰囲気を再現すべく、当時を模したデザインの5インチフロッピーディスク風ケースとエンベロープ(紙ケース)も付属するという凝りよう。






画面に関しても、1989年の初代dash画面に近づけた、横倍角表示などを持った文字フォントにはじまり、ブラウン管風の角丸表示設定や走査線表示設定、ESCキーの入力で主要メニューを表示する『ESCメニュー』など、まるでDOSエミュレーターで実行しているのかと思うような画面を味わえます。

なお念のためですが、もちろん中身はエミュレーターではありません。また、一太郎dashの隠れた特徴だったジャストシステム独自のマルチウィンドウ風実行環境、ジャストウィンドウも使えない仕様です。


対して本来の最新版 一太郎 2015本体は、細かなチューニングはされているものの、比較的穏当なバージョンアップ。冒頭で紹介したEPUB 3.0.1への対応をはじめ、ツールパレットの強化(ジャンプパレットに「検索」モードが追加された、など)や、アンドゥ回数を従来の50回から500回までに拡張した点など、乱暴な表現をするならばマイナーバージョンアップ的な立ち位置です。
そうしたためか、発表会でも中心は一太郎dash 30thに関しての紹介でした。



さて、ATOK 2015での注目機能が、冒頭で紹介したATOKナントカ変換サービス。これは一部が思い出せない単語を、思い出せない箇所を「なんとか」と入力して変換すると、ATOKが単語を類推して表示してくれるという単語検索機能。発表会では犬のラブラドール・レトリバーを「なんとかれとりばー」と入力して検索する例などが披露されました。



ただしこれはパッケージ版のATOK 2015[ベーシック]では使えず、同[プレミアム]と、月額契約のATOK Passportでのみ使える機能です。



さらに推測変換機能は、複数の単語や文節にも対応した「推測フォロー変換」へと強化。これまでWindows版ATOKでは「推測変換は単語ごとに区切る必要があるため、結局入力した方が速かった」という場合も多々ありましたが、そうした状況にも推測変換が使えるようになります。
入力効率の改善という点では非常にインパクトの大きそうな機能です。


そして連想変換機能では、候補表示を「類語ファインダー」と呼ばれる表示に変更し、使い方などがよりわかりやすく表示されるようになっています。

こうした機能強化に関して、ジャストシステム側はかなり自信を持っているらしく、とくにナントカ変換に関しては「思い出せなかった言葉が書けるすっきり感を体験ください」というコメントでアピールしました。



また、ATOKナントカ変換に関しては、期間限定の体験版として、ATOK 2014に機能を追加した特別バージョンを用意。既にATOKの公式サイトからダウンロード可能で、こちらはAndroid版も用意されています。

ちなみに発表会では質疑応答として、現状でいろいろな意味で注目されているiOS版ATOKに関して「現状には満足しておらず、どうにかしていきたい。もはやApple側のOS修正対応を待ってはいられないので、私たちのやりかたでなんとかしたいと考えている」とのコメントも出ました。

ATOK 2015相当の機能の追加は現状では未定とのことですが、それよりも動作に関して満足していない点を急速に改善したい、という意思が覗える回答でした。








なお、実際のパッケージは、一太郎が3種類とATOKが2種類となります。
希望小売価格は、一太郎dash 30thとワコム製タブレットIntuos Pen and Touchなどが付属する一太郎 2015 スーパープレミアム 30周年記念パックが3万8000円(税別。以下同)、一太郎 2015 プレミアムが2万5000円、一太郎 2015(標準版)が2万円です。





ATOK 2015は、ナントカ変換に対応するATOK 2015 for Windows [プレミアム]が1万2000円、同[ベーシック]が8000円です。

また、今回は一太郎30周年を記念したバージョンアップともあって、会場には歴代パッケージが一堂に会する演出もありました。



総じて今回の発表会は、とにかく(ネタを知っている参加者間での)一太郎dash復活のインパクトがあまりにも大きかった印象。昨今のゲーム業界でもありそうな、ともすれば若者置いてけぼりにもなりそうな雰囲気は若干感じたものの、こうしたリメイクやリマスター的な販売方法は、ゲームにおいてはいまや無視できない手法となりつつあり、また歴史の長いシリーズにのみ許された手段であることも事実。

ともすれば、ひょっとしたらビジネスや実用アプリでも、今後はこうしたリメイク的な手法に火が付くのだろうか、との予感も感じた発表会でした。

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