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動画:ゲームの世界を自分の足で歩くVRコントローラVirtuix Omni。499ドルで4月発売、日本へも発送

Takuro Matsukawa
2015年1月13日, 午後04:00 in Ces2015
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ラスベガスで開催された家電見本市CES 2015 より。米国のVR デバイスメーカーVirtuix が、プレイヤー自身のダッシュやジャンプなどの動きでゲームをプレイできるコントローラOmni のデモを披露しました。

Omni は市販のVR ヘッドセットと組み合わせて使うことで、あたかも自分自身がゲームの世界に入り込んだような感覚でプレイできることが特徴。2013年にクラウドファンディングサービスKickstarter で資金を募ったところ、開始から3.5時間で目標の15万ドル(約1800万円)に達したうえ、最終的に約110万ドル(約1億3200万円)を集めたことでも話題になりました。デモのようすは続きへどうぞ。

Gallery: Virtuix Omni (CES 2015) | 14 Photos



CES でのデモではVR ヘッドセットにOculus Rift、ゲームにはVirtuix 製の射撃訓練ゲームTRAVR を使用。遅延もなくスムーズにプレイできている印象を受けました。

またVirtuix はOmni を使ってゲームを1時間プレイすると3~3.5マイル(4.8~5.6km)歩くことになり350~400カロリーを消費するとしています。CES では汗だくになったデモンストレーターが座り込んで水を飲んでいる姿も目に入りました。



Omni の使い方は、まず滑りやすいソール(靴底)が付いた専用シューズOmni Shoes に、動きを検知する専用センサOmni Tracking POD を付けて履きます。

次いでOmni プラットフォームに乗り込み、体をサポートするためのOmni ハーネスをプラットフォームのセーフティリングの上に乗るようにして腰に着けます。リングの高さは調節可能です。

プラットフォームの床面はシューズと同じく滑りやすくなっているとともに、すり鉢状の傾斜が付いているので、プレイヤーが歩いても自然にその場へとどまるという仕組みです。

センサで取得したプレイヤーの動きは専用ソフトでゲームパッド上での操作に変換。前後左右の移動、ジャンプ、しゃがみといった動作をゲームに反映します。

Omni の接続インターフェイスはUSB またはBluetooth。対応OS はWindows とAndroid で、PC のほかサムスンGear VR のようなモバイルVR 端末でも利用できます。また将来的にはMac、Linux、家庭用ゲーム機への対応も目指しています。

ゲームはVR ヘッドセットとゲームパッドの両方に対応するもの全般で利用できますが、特にMinecraft、Skyrim、各種FPS といった1人称視点のゲームで効果を発揮します。



Virtuix Omni は2015年4月30日発売予定で予約受付中。価格はプラットフォーム、シューズ、POD、専用ソフト、ハーネスがセットになったOmni Package が499ドル。シューズとハーネスはサイズが選択できます。

またシューズ、ハーネス、POD は単品購入できるほか、マウスや携帯電話などを置くOmni Rack も別売オプションとして用意します。

発送可能国には日本も含まれており、送料は150ドルから250ドルです。

なおOmni Package にVR ヘッドセットは付属しないため、Oculus Rift などを別途用意する必要があります。VR ヘッドセットなしでも移動キーとしては使えますが、たとえばフラットモニタでFPS をプレイする場合に後ろを向いて走るにはゲーム画面に背を向ける必要があるなど、ゲームシステムによってはプレイに支障をきたす場合があります。



日本の住宅事情ではプラットフォームのサイズや騒音への対策が必要になったり、肝となるVR ヘッドセットはOculus Rift DK2 が日本から購入可能なものの基本的に開発者向けであったりと導入にはハードルがありますが、CES でのデモからはそのハードルを飛び越えたいと思わせる魅力を感じました。

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