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Moog、1973年発売のモジュラーシンセサイザー3機種を数量限定で復刻。System 55 は約414万円

Munenori Taniguchi
2015年1月20日, 午後06:17 in Analog Synthesizer
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楽器メーカーの Moog が、巨大なアナログモジュラーシンセサイザー System 55、System 35 および model 15 の復刻を発表しました。いずれも1973年に発売された機種で、オリジナル版の設計資料をもとに当時と同じ回路構成、製作方法を用いて再現します。
 

Gallery: Moog Modular Synthesizers | 5 Photos


 

Moog が開発したモジュラーシンセサイザーは、音の発生、増幅、変調といった機能を持つ複数の基板を用い、パッチケーブルで接続して使うのが特徴です。音を発生するしくみさえ理解していれば、パッチングの組み合わせでいろいろなサウンドを生み出すことが可能です。特に Emeron,Lake & Palmer のキース・エマーソンは「壁」とも「箪笥」とも呼ばれた巨大なモジュラーシステムをライブ演奏に導入し、ステージ上でサウンドを作り上げていくパフォーマンスが人気を呼びました。

Moog は昨年モジュラーシンセサイザー50周年を記念し、その「Keith Emerson's Moog Modular System」を復刻しました。その際、古い資料を元にオリジナルとほぼ同じ方法で製作したことが、今回の新たな復刻版発売のきっかけとなっています。
 

 
新しい System 55、System 35 および Model 15 は、キース・エマーソンモデルと同様、開発当時の設計資料に従い、各基板の回路構成から手作業によるパーツや配線のハンダ付けに至るまで、オリジナルと同様の方法で製作されます。もちろんフロントパネルのフォトエッチング処理も当時そのままに再現しています。

各機種とも、製品名にちなんだ数量での限定生産で、具体的には System 55 が55台、System 35 が35台、Model 15 だけゼロがひとつ付いて150台となっています。価格はSystem 55 が3万5000ドル(約414万円)、System 35 が2万2000ドル(約260万円)、Model 15が1万ドル(約118万円)。なお、鍵盤部は別売りです。

これまでは、こうした年代物のモジュラーシンセを入手しようすると、中古市場を丹念に探し続けるしか方法がありませんでした。また中古品を見つけられたとしても、どこも触っていないのに電源を入れるたびに音が変わってしまうなど、使いものにならない個体が多いのが実情でした。

今回の復刻は当時のモジュラーシンセを真剣に探している人にとって、正真正銘の新品が手に入るチャンスと言えそうです。とはいえ 1973年当時でも数百万円した楽器であり、やはり多くの人にとってはなかなか手が届きにくい価格なのはしかたのないところ。資金はないけど情熱は有り余るほどあるという人には、最終手段として自作するという道もないわけではありません。

下は Emerson,Lake & Palmer によるThe Great Gates of Kiev。

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