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女性器に挿入するスマホ連携 骨盤底筋トレーナーkGoal出荷開始。空気で太さ調節、アプリで確認

Takuro Matsukawa
2015年1月28日, 午前11:41 in Kegel Exercise
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サンフランシスコのメーカーMinna Life が、「スマート ケーゲル トレーナー」ことkGoal の出荷を開始しました。kGoal はヒトの骨盤の底、恥骨から尾骨の間に位置し、尿道や肛門、膣を締める働きをする「骨盤底筋」を鍛えるための女性用デバイス。

Bluetooth接続した iOS/Android 端末の専用アプリで目標の設定や成長の確認ができ、退屈になりがちな骨盤底筋運動に楽しく取り組めるとしています。

なお骨盤底筋運動は「ケーゲル体操」とも呼ばれますが、これは発案者の婦人科医ロバート・ケーゲル氏に由来します。またkGoal という製品名もそこから来ています。




男女ともに存在する骨盤底筋の筋力は加齢や妊娠・出産などによって落ちてゆき、その結果として尿もれや直腸脱、さらに女性の場合は子宮や膣が外陰部から出る性器脱の原因にもなります。

特に尿もれは、尿道がペニス内を含めて16~20cm ほどある男性に対し女性は3~4cm と大幅に短いため、成人女性の半数が経験しているという調査結果があります。また女性にとって骨盤底筋は妊娠や出産、性交時の快感などにも関わってくるため、ケーゲル体操の重要性は男性よりも高いといえます。



膣に入れるということで気になるkGoal 本体の材質は医療用シリコン製で防滴性も備えます。使い方は本体の太い方を膣に挿入し、アプリの指示に従って締め付けるというシンプルなもの。細い方は持ち手で柔軟に曲がります。

電源は内蔵バッテリーで動作し、連続動作時間は約2時間。充電はUSB 経由で約1.5時間です。

なお元々のケーゲル体操はkGoal のような器具を使わず、意識的に膣と肛門を締めることで鍛えるというものですが、メーカー Minna Life いわく30% 以上の女性が直接的なフィードバックがないと骨盤底筋を動かせないという研究結果があり、kGoal 本体の触覚、およびアプリからの視覚と聴覚によるフィードバックがその助けになるとしています。

また骨盤底筋は体内にあるため変化を目で見て確認できませんが、kGoal を使うことで具体的な数値で把握できることもトレーニングを続ける励みになるとしています。

昨年クラウドファンディングサイトKickstarter で出資を募集したところ、目標の9万ドルに対し約26万7000ドル(約3150万円)を集めたことでも話題になったkGoal。今回の出荷は出資者へ対してのもので、今後はフィードバックを元に製品の改善に務める予定です。


なおkGoal の本体内部は空洞になっており、空気量を調節することでサイズを変化させて多くの女性に対応する仕組みです。

ところが参考リンク先のニュースサイトThe Verge には、女性記者の一人がkGoal を試用したところ「地獄のような痛みを味わった」という記事が掲載されています。

サイズが大きすぎる気がしながらもMinna Life のアドバイスに従って押し込んだ結果、「その瞬間、私のヴァギナは炎に包まれた」といった穏やかではない言葉の並ぶ記事が完成したようです。

Minna Life にはThe Verge の記事を真摯に受け止め製品の改善に努めてほしいところです。また記事を書かれた方の健康を心からお祈りしたいと思います。

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