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マイクロソフト、Windows 10で iOS / Androidアプリも動かす支援策を提供。Visual Studioでコンパイル

Ittousai , @Ittousai_ej
2015年4月30日, 午後08:28 in Build2015
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本日開幕した開発者イベント Build 2015 より。マイクロソフトはWindows 10 に開発者を誘う切り札として、既存の Androidアプリ や iOS アプリを最小限の手間で Windows 10 アプリするための支援策を発表しました。

既存 iOS アプリの Objective-C コードを Visual Studio でコンパイルして Windows Store で販売できるようにし、Windows 10 タブレットやスマートフォンでも、さらにデスクトップ / ノートPC や Xbox One、ゴーグル型のホログラムコンピュータ HoloLens でも同一バイナリで利用可能にします。


iOS や Android アプリの移植支援は、マイクロソフトが Build 2015で発表した Windows Store 強化策のひとつ。Windows 10 は従来のPCだけでなくスマートフォンでもゲーム機でも、メガネ型コンピュータでも共通のユニバーサルアプリが動くことから、マイクロソフトは新世代の Windows Store を単一バイナリでさまざまな機器に対応でき、3年以内に10億台目標という膨大なデバイスとユーザーにリーチできる機会として開発者に売り込みます。


Androidアプリも iOS アプリもそのままWindows 10 で動くわけではありませんが、開発者がそれぞれのプラットフォームごとに別のコードベースを用意して投資を分散させることなく、共通のコードにUI調整やWindowsプラットフォーム機能を追加することで、最小限の最適化だけでWindows ストアアプリとして配布できることがポイントです。


Build のキーノートプレゼンではAndroidアプリの移植支援として、Windows Phone (Windows 10 スマートフォン)は「Androidサブシステム」を内蔵していることが明かされました。Windows 10ランタイムとの中間に互換性レイヤを置くことで、比較的少ない作業で Java や C++ コードをWindows 10アプリとして再利用できます。

また iOS については、多くのアプリで使われる Objective-C のソースコードを Visual Studio で扱いユニバーサルアプリとしてコンパイルできることが発表されました。何も変更せずにそのままWindows 10デバイスに対応するわけではありませんが、基本のソースコードは他プラットフォームと同一の最新版を利用しつつ、UI やプラットフォーム機能の違いは開発ツールでできるだけ吸収し作業を最小化するとしています。


Windows Phone は独特のタイルベースUIや純正アプリを含めた使い勝手では高く評価されるものの、如何せんサードパーティのアプリが少なく、大手は公式アプリを出しているようでも他機種より使い勝手が劣ったり、更新頻度が極端に遅いという大きな弱点がありました。

マイクロソフトは共通ストアと共通アプリをようやく実現するWindows 10 を、単一ターゲットへの投資で幅広いデバイスとユーザーに届くプラットフォームと位置付け、Windows Phone には投資の意義を見出さなかった開発者にも参入を促します。


Androiid (Java / C++) / iOS (Objective-C) 以外のWindows ストア強化策としては、

・.NET やWin32 デスクトップアプリもストア配布可能に。エンタープライズ向けの仮想化技術を応用したサンドボックス環境で動き、ネイティブデスクトップアプリの力をそのままにシステムへの影響を減らす。アンインストール時にゴミを残さない。ステージでは PhtoShop Elements をデモ。

・ウェブアプリもWindows Store アプリとして配布可能に。ただのブックマークではなく、デスクトップ通知や共有などWindows 10プラットフォームの機能を使いブラウザ利用以上の利便性を持たせる。

・上記のいずれのアプリでも、Windows Store の決済方法を使って販売やアプリ内課金が可能。ウェブサイトも独自の決済手段を用意することなく、マイクロソフトアカウントとストア課金でサービスを販売できる。

・Windows Store のキャリア決済対応。従来のWindows Phoneだけでなく、PCでも通信キャリアを通じた決済に対応する。





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