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タカラトミー、会話ロボOHaNAS(オハナス)発表。ドコモのクラウドで自然な会話を実現

Shingi Hashimoto
2015年6月4日, 午後04:15 in Nttdocomo
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タカラトミーが、高度な会話が可能なコミュニケーションロボット玩具『OHaNAS』(オハナス)を発表しました。発売は10月1日、価格は1万9800円(税抜)。

特徴はNTTドコモとの共同開発により、ドコモの「自然対話プラットフォーム」サービスと連携して動作する点。ユーザーからの問いかけの認識や返答の選択などをドコモのクラウドサーバー側で処理することで、自然で精度の高い会話が楽しめます。なお、基本的に会話専用のため、自走機能などはありません。

Gallery: タカラトミー+NTTドコモ コミュニケーションロボット OHaNAS | 36 Photos



動作には基本的に、専用アプリ(iOS版とAndroid版予定)をインストールしたスマートフォンやタブレットとのBluetooth接続と、インターネット接続環境が必要。単体でも本体をなでたり、揺らしたりした場合のリアクションはありますが、会話はできません。



なおネット回線はドコモ以外でもOK。専用アプリも無料です。ただし、クラウドサービスの料金は「購入後2年間は無料だが、3年目以降の料金は現在検討中」とのコメントがありました。



OHaNASが応えてくれる話の種類は、挨拶や天気予報、オススメの献立(旬の食材などを教えてくれます)、今日は何の日? といった雑学的会話など。さらに歌や俳句、占い、しりとり、なぞなぞといった会話ベースのゲームにも対応します。このあたりの芸風の広さは、発表会で流されたプロモーション動画をご覧ください。



本体の大きさは160×160×160mm(幅×高さ×奥行)。本体デザインがかわいい系のためか小さく見えますが、実物は意外と存在感があります。電源は単2型アルカリ乾電池×3本(別売)か、ACアダプタ(別売)が必要です。



なお、昨今のコミュニケーションロボットで重要な性格付けについては、好きな食べ物は(食べたことはないけれど)うどん、特技は俳句。長所はいろんな知識を持っているが、短所は人間の心がよくわからないこと、という設定。



プロモーションビデオの中での会話などを見ても、基本的には素直ですが、たとえばハッピーバースデーの歌を歌うシーンで勝手に自分のお祝いにしてしまうなど、オチャメなところも見られました。
どうもこのあたりの性格付けには、たとえばシャープのエモパーなどと同じように、Pepperくんの影響がありそうな印象です。





さて本体には、感情や動作状態(話の待ち受け中、ビジー状態など)を表現する、8色に変化する目のLEDをはじめ、頭頂部にはスイッチ、顔部にはタッチセンサー、体内にはゆらゆらセンサー(技術的には振動センサー。抱っこなどで揺れていることを検知します)を搭載。耳とおへそにはリボンなどを付けられるフックがあります。



デザインモチーフは羊。これは羊が動物の中でも聴力に優れている点に由来し、みんなの話を良く聞くように、という思いを込めてとのこと。また、会話時に使う自然対話プラットフォームはしゃべってコンシェル由来の技術であることから、同サービスのイメージキャラクターである「ひつじのしつじ」くんとの関係もなくはない、とのコメントがありました。



またOHaNASは略称であり、正式名称はなんと「Organized Human interface and Network Artificial intelligence System」だそう。合わせて「みんなとお話して、話に花が咲くように」というスタッフの思いも込められているとのことです。



気になるアプリ側の画面は、発売が10月ということもあり、現状は開発中とのこと。ただし発表会のバージョンでは、起動直後に表示されるホーム画面では「おはなし」と「せってい」のボタンが確認できました。



またおはなし画面では、会話中にOHaNASが聞き取った(認識された)セリフをiOSのSMS/MMS風(あるいはLINE風)画面で確認できる機能が搭載されていました。


▲初代Omnibot。年長の本誌読者には、当時衝撃を受けた方もには多いはず


なお、OHaNASは、タカラトミーのホームロボットシリーズ『Omnibot』の一員。一見そうは思えませんが、かの光線銃対戦ロボ『ガガンガン』(下記の紹介記事を参照ください)とも同じシリーズです。

タカラトミー、対戦ロボット『ガガンガン』発表。リモコンロボで光線銃バトル





ということで発表会では、1984年の初代Omnibot(機体名でもあったわけです)や、1982年トミー(当時)によって作られたロボットアーム玩具『アームトロン』など、歴代のOmnibotシリーズが一堂に会した展示もありました。加えて参考出展として、OHaNASのカラーバリエーションモデルも登場。来場者からは好評を得ていました。





発表会ではタカラトミーから将来構想も合わせて紹介されました。1年以内にリリースをしたいという英語版をはじめ、多言語対応を実施したいとのこと。その後は企業受付などの業務用や車載用、Omnibotシリーズの軸の1つであるバトルロボット系への応用や、ペットタイプなどの開発を考えているとアピールされています。



昨今のタカラトミーは、上述のガガンガンや実際に磁気駆動するリニア模型『リニアライナー』など、本誌読者にも刺さる本気の玩具を矢継ぎ早にリリースしていますが、今回のOHaNASも大きな注目を浴びることは間違いないタイプの製品。

なお、現在の開発段階は10月の発売に向けて、とくにiOSとAndroidアプリ、そしてサーバー上にある会話データの完成度向上に注力しているとのこと。これらの完成度によっては、比較的手頃でありながらしっかりした会話が楽しめるという点で、コミュニケーションロボット玩具の新基準となりそうな雰囲気もあります。

Source: TAKARA TOMY
関連キーワード: nttdocomo, ohanas, omnibot, robot, takaratomy
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