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クッキーや和菓子が作れるフード3Dプリンタが日本初公開、試食してみました

Shingi Hashimoto
2015年7月22日, 午後10:10 in 3Dprinters
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手頃な価格の3Dプリンタで知られるXYZプリンティングが、食品用3Dプリンタ『XYZ Food Printer』を日本初公開しました。ワールドワイドでの発売予定は2015年第四四半期(10~12月)。日本での発売も予定しているものの、時期は未定です。



食品用3Dプリンタとは聞き慣れない言葉ですが、使える食材はペースト状のもの。これをノズルから押し出して積層して立体形状を作る方式となっており、基本原理は樹脂用の3Dプリンタと大きくは異なるものではありません。

メーカー側が主に紹介しているのはクッキーやピザ生地、固めのクリームなどですが、弾力性に富む練りあん菓子などでも使えます。実際に会場では抹茶を使ったあん菓子を作るデモも実施されました。

Gallery: XYZプリンティング XYZ Food Printer 日本初公開 | 34 Photos

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今回の展示は、三井食品が開催する総合食品展示会、三井食品フードショー 2015の中で開催されたもの。プレス向け発表会では同社が所属する新金寶グループCEOサイモン・シェン氏(写真)が自ら紹介するなど、非常に力の入ったものとなりました。



さて気になる造形精度ですが、食材のノズル直径は1、2、4mmからの選択式で、積層ピッチは0.8~3.2mm。当然ながら使う材料(の固さ)によって幅がありますが、クッキー生地などであればある程度複雑な形状も表現できる仕様です。



実際に会場では、同社のXYZロゴや、今回の展示会場にちなんだ三井マークを象ったクッキーなども試食できました。なお本機にはオーブンなどの機能はないため、クッキーやピザは別途焼く工程が必要となります。



食材は3種類まで対応可能。本体の中央に、チューブ状(あるいは注射器状)の専用カードリッジに詰めた形で収納します。複数の食材を使うことで、たとえば多色や味の異なるクッキー生地を作ったり、クリームとジャムを使った造形などを行うことが可能となり、レパートリーが広がります。





基本的な操作はPCを使わずとも、本体の5インチカラー液晶ディスプレイとタッチパネルで完結できる設計。3Dデータは、お菓子やピザに向けた仕様のデータが「レシピ」として本体にプリセットされていますが、さらに同社が運営するクラウドギャラリーのデータも使える仕様です(ただし当然ながら強度や要求精度の問題もあり、すべてが使えるわけではありません)。



ファイル形式としては同社独自のXYZフォーマットと.stlファイルに対応。フロントパネル脇にあるUSBメモリにデータを入れて本体に装着すれば、タッチパネル操作でプリントが可能です。



印刷(造形)可能なワークエリアは最大150×150×200mm(幅×奥行き×高さ)と大きめ。主な用途としてケーキのデコレーションなども考慮した設計なので、ちょっとしたデコレーションケーキもカバーできるレベルの大きさとなっています。

ただし反面、本体は471×610×480mm(幅×高さ×奥行き)、重量は19.6kgとかなり大柄。キッチンの周囲に設置するにはそれなりのスペース確保が必要となります。



なお、米国では1月のCES 2015で公開されており、その時点でも実動させてクッキーの試食が可能なレベルの完成度でしたが、日本での動作展示は初となります(CES 2015での模様は下記の記事を参照ください)。

XYZ プリンティングの3Dフードプリンタ製クッキーを試食。2000ドル以下で2015年Q2発売予定



今回のモデルは上述したようにタッチパネルメニューに日本語版が入り、合わせて細かなところがブラッシュアップされた仕様とのこと。確かに完成したサンプルを見ても、3Dプリンタとしての精度が向上していると感じました。




また今回のデモでは試食として、本機で造形して焼いたクッキーと、先述した抹茶味の練りあん菓子が振る舞われましたが、味はかなり美味しいものでした。ただし本機の造形は味には直接関係しないため、これは素材の良さでしょう。



とはいえ、3Dプリンタから出てきた凝った形状のお菓子をその場で食べられるというのは新鮮な経験。精度的にも、とくにケーキやチョコレートのデコレーションなどでは活躍しそうな予感があります。

価格的には現状ではCESでの発表と大きく変わるところはないということなので、決して安価な製品ではありませんが、単なるイロモノでは終わらない可能性を感じさせる仕上がり。ガジェット的な観点からも注目できるモデルです。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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