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ベーマガことマイコンBASICマガジンが休刊12年目で初イベント開催。出身者や編集者が集結

Shingi Hashimoto
2015年7月29日, 午前07:00 in Basic Magazine
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2015年11月8日、雑誌「ベーマガ」こと『マイコンBASICマガジン』が(元)読者向けイベントを開催します。時間は14:00~18:00(開場予定は13:00)、場所はEngadgetのイベントでもおなじみのアーツ千代田3331。有料イベントですが、チケット販売は価格を含めて現状では未公表。8月上旬から公式サイトに案内が掲載される予定です。

さて、冒頭で(元)読者の~ と書いたのは、実は同誌は2003年に休刊しているため。つまりこれは、雑誌の休刊から12年目にして初めて開催される大規模イベントという、日本では非常に珍しい話となります。

これはひとえに、初期のPC、というよりマイコンを触っていた(また憧れていた)方々にとって、このベーマガという雑誌が特別な位置づけにあるからです。

さて、イベントの総合司会は同誌ゲームライターの代表的存在でもある山下 章氏で、企画と制作は同氏が代表を務めるスタジオベントスタッフ。ゲストは元同誌編集長 大橋 太郎氏をはじめとする編集部の方々、さらに代表的なプログラム投稿者とゲームライター代表の方々という構成のため、かなり本格的な話が期待できそうです。

※拡散希望です。シェアをよろしくお願いします。来たる11月8日(日)、東京・秋葉原で「マイコンBASICマガジン」初の読者向け大規模イベント「ALL ABOUT マイコンBASICマガジン」を開催することになりました!ベーマガ草創期と...

Posted by 山下 章 on 2015年7月24日



イベントは3部構成。第1部は編集部の面々紹介と、当時の編集部の様子に関するトーク。ベーマガの編集部員は、誌内ではキャラクター化されていたため、読者への知名度は抜群に高いにも関わらず、素顔は知られていませんでした。当時の編集部の様子も、読者にとっては大変貴重な話となりそうです。

第2部はプログラム投稿者の中でも、とくに作品人気の高かったスタープログラマーの面々によるトークショー。そして第3部は初期を支えたゲームライターによる、ゲーム紹介や攻略誌としての側面を紹介するという内容。それぞれベーマガ誌を代表する方々が集まっており、現在だからこそ貴重な話が伺えそうです。



さて、なぜ休刊してから12年も経つのに読者イベントが開催されるのか? と疑問に思った方のために、ベーマガとはどんな位置づけの雑誌だったのかを紹介します。無線や電気業界の専門新聞を発行する電波新聞社から刊行されており、創刊は1982年。

当時は日本のPCの勃興期にあたりますが、マイコンと呼ばれていた当時のPCにおける内蔵ソフトは、基本的にプログラム言語『BASIC』(ベーシック)しかありませんでした。市販のアプリケーションは存在していたもののまだ少なかったことから、PCを使いこなすにはBASICやその他のプログラム言語の習得がほぼ必須。

さらに当時は一般ユーザーが使えるデータ通信技術がほぼ皆無の時代だったため、マイコン専門誌はプログラムのリスト、今で言うソースコードを印刷で掲載していました。

そうした中で、ベーマガは読者投稿されたプログラムに対して、入門者向けの(プログラム難度が高くない、ソースコードも短い)作品を掲載するよう、厳しい目で選定。さらにジャンルもゲームを中心とした構成とするなど、敷居を下げるための工夫がなされていました。

当時マイコンを買ったのでプログラムの勉強をしたい、あるいはマイコンが買えないけれどいつかプログラムをしてみたい、という、教科書的な雑誌の一つだったのです。

さらに、投稿プログラムがゲーム中心だったことから市販のアプリ、とくに当時最先端だったApple ][用のゲームなどを紹介するコーナーも開始され、さらに80年代前半からはアーケードゲームの攻略記事なども掲載します。

ナムコの『マッピー』や『ゼビウス』、後にはカプコンの『ストリートファイターII』といったアーケードゲーム黄金期のタイトルをタイムリーに紹介し、攻略記事のレベルも高かったことで、ゲーム攻略誌としての顔を持つことともなりました。

このようにベーマガは、ゲームを創る人から遊ぶ人までが活用できるプログラムや記事を高いレベルで掲載し続けたことから、当時数あるマイコン雑誌の中では非常に人気を集めた雑誌でした。そのため今でも元読者の間では特別な位置づけとなっており、こうしたイベントを開催できるだけの土壌がある......というわけです。

このように今回のイベントは、日本の雑誌の歴史の中でも非常に珍しいもので、かつ当時の読者にとっては非常に貴重な話が聞けそうな企画。当時の読者にとってはほぼ間違いなく垂涎のイベントとなりそうです。
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