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宇宙旅客機 SpaceshipTwo 墜落、副操縦士の誤操作が原因。加速上昇中に降下モードへ移行

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年7月30日, 午後02:09 in Accident
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米運輸安全委員会(NTSB)が、昨年10月に発生した宇宙旅客船 SpaceShipTwo 墜落事故の原因は副操縦士の誤操作にあるとする調査結果を発表しました。

SpaceShipTwo は事故当日、新型ロケットエンジンでの初飛行試験を実施していました。手順ではこのロケットエンジンでマッハ1.4にまで加速し、エンジン停止後は主翼を立てて機体を安定させつつ降下する「フェザリングモード」に移行する予定でした。

 

 
NTSB の報告によると、副操縦士はロケットエンジンによる加速中にも関わらず、予定より14秒早くフェザリングモードへと移行する手続きを開始していました。機体速度はマッハ1.0前後でまだ加速を続けている最中だったため、過剰な空気抵抗で主翼が破損、機体が空中分解するに至りました。

副操縦士がなぜ予定よりも14秒も早くフェザリングモードへ移行しようとしたのかについては、報告では触れていません。

NTSB はシミュレーターを用いた操縦士の訓練において、異常発生時のトレーニングが不足していたと指摘します。また、ロケットエンジンによる加速中に主翼を立ててしまった場合どうなるかなどの教育も充分に行われていなかったとしています。

事故当時 SpaceShipTwo は過去の飛行試験のときよりも激しく振動していたことがテレメトリーデータの解析でわかっています。振動値は正常範囲で、墜落後の調査でもエンジンに異常はみつかりませんでした。一方、フェザリングモードへ移行するには2段階のロック機構を解除する必要があり、「うっかり」主翼を立てるのもなかなか難しそうです。

もしかすると副操縦士はそれまで経験したことのない振動を異常と認識し、フェザリングモードへ移行すれば、エンジンが停止すると考えたのかもしれません。

報告では、事故は副操縦士だけの問題ではなく、試験飛行を許可した米連邦航空局(FAA)の審査にも不十分な点があったとして改善を求めています。さらに機体を設計開発したスケールド・コンポジッツ社にも安全対策の不備を指摘しています。

ちなみにヴァージン・ギャラクティック社 は、当初の計画では早ければ2015年中にも商業飛行を開始する予定でした。しかし顧客に宇宙旅行を提供するには安全対策とさらなる飛行テストの積み重ねが必要です。すでに各界のセレブが予約リストに名を連ねるほか、レディ・ガガにいたっては「宇宙からライブを中継する」と豪語していましたが、それもしばらくはお預けとなりそうです。

日本では旅行代理店のクラブツーリズムが宇宙旅行の予約を受け付けています。料金は一人あたり25万ドル。だいたいフェラーリ458スパイダー1台分ぐらいです。



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