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ミスターATARI、ノーラン・ブッシュネルに本当に会えるのか?:「ATARI GAME OVER」への道

Fumio Kurokawa, @ku6kawa230
2015年9月7日, 午前10:00 in Atari
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Ittousai, 13 時間前
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編集部より:この連載は1990年代以降ゲーム業界を渡り歩いた黒川文雄さんが往年の名ゲームメーカー、ATARIのゲームビジネスを検証するドキュメンタリー「ATARI GAME OVER」の日本語化に奔走する物語です。懐かしのゲーム機やゲームソフトだけでなく、アタリの創業者(正確には共同創業者)であるノーラン・ブッシュネル氏に突撃取材を敢行するなど、この連載だけでしか読めない内容を10回に分けてお届けします。今回は第4回。連載のまとめページはこちら。

「ATARI GAME OVER」日本語版の権利は無事購入できましたが、そのまま日本語字幕をつけて出すのは愚か者の所業です。

そこで思いついたのが、ATARIの創業者ノーラン・ブッシュネルさんに会うこと(写真は若き日のブッシュネルさん)。生けるビデオゲームの父、伝説の人、ブッシュネルが死んでしまう前に会ってみたいと思ったのが、そのキッカケです。人は誰でもいつかは死にます。生きているうちにやれることはやりましょう。会える人がいるなら会っておきましょう。

しかし私、ブッシュネルさんへのアクセスをナメていました......。



「まあ、Facebook経由で直接メッセージを送れば返事が来るだろう」という程度の大甘です。もちろんまったくレスがありません。というか、送信したメッセージは開封すらされないまま。それが2015年1月下旬のことでした。

私の経験上、外国人(特にアメリカ人)は「Facebookの『その他メッセージボックス』はほとんど開封しない」、そしてメールへのレスは極端に短文か、一通り読んだけど相手から催促のメールが来るまでは放置するというケースがほとんどです。

元ATARIのハワード・スコット・ウォーショウさんにも、Facebook経由でメッセージをしましたが、実際にメッセージが開封されたのは送信から半年以上経過し、アメリカでの取材が終わった7月末でした。むしろTwitterへのメッセージ投稿のほうが早く読まれます。「ATARI GAME OVER」にも出演している、元マイクロソフトのシーマス・ブラックレーさんも「Facebookはキライ。Twitterしかやってないよ」という返事でした。

肝心のブッシュネルさんへのコンタクトですが、待てど暮らせど返信メッセージはありません。ちなみに、この原稿を書く際に、念のためFacebookでブッシュネルさん宛のメッセージを確認したのですが未だに開封すらされていませんでした。

うーん、困った......。では、ブッシュネルさんとFacebook上で知り合いの日本人フレンドの方のチカラを借りようということで、私のフレンドであり、なおかつブッシュネルさんの知り合いの人を探したところ日本と海外を含めて9人がいました。

その中で、日本人VIP級の3人のうち、私が親しくしているゲーム会社の重役に打診したのですが「名刺交換程度で、紹介できるほどの関係ではない......。ゴメンネ」とのこと、うーん残念!

では、海外に目を向けて海外のインディーズ系ゲーム団体の会長さんからメッセージを入れてもらいましたが、こちらもまったく返信がありませんでした。そんなことを繰り返しているうちに3月後半に入っていました。

並行してブッシュネル氏の個人会社 BrainRush(ブレインラッシュ)のinfo宛にもメールしましたがこちらも返信はまったくありませんでした。すると、4月末ごろ、別件で連絡を取り合っていた海外の友人から、「ブッシュネルさんへの連絡は『LinkedIn』を使うとイイよ」っていうことを教えてくれました。

「ええ『LinkedIn』? それってマジかよっ! だって転職サイトだろ? それって......」というのが本音でした。僕も登録していますが3年以上更新していません。たまに不動産投資のオファーが来るくらいで、かえって面倒くさい程度の認識でした。

話半分で疑いながらもメッセージしました。内容は「『ATARI GAME OVER』の日本発売に際してATARI創業者である貴殿のお話を伺いたい」というものです。すると「受けてもいいよ」という返事が来たのです。メールの着信期日を見ると、すでに5月7日。6月16~18日開催のE3 2015(米ロサンゼルス)のタイミングでインタビューを取らないと、日本版発売(9月16日)の編集期限に間に合わないかもしれないというリミットでした。

すでにブッシュネル氏の取材を取れると踏んでE3への参加申し込みを行っており、さらには航空便チケットの手配も終わっていました。ブッシュネル氏とスケジュールを詰めていくとE3開催日の前日、6月15日ならばインタビューができることが確定しました。ブッシュネル氏の取材予定まで、約1か月。次は慌てて通訳さんとムービーカメラマンを探すことにしました。

nolanbushnell
こちらは現在のブッシュネルさん(「ATARI GAME OVER」より)

DVD「ATARI GAME OVER」2015年9月16日発売

「ATARI GAME OVER」日本語版予告編



黒川文雄(くろかわ・ふみお):1960年、東京都生まれ。音楽ビジネスやギャガにて映画・映像ビジネスを経て、セガ、デジキューブ、コナミデジタルエンタテインメントにてゲームソフトビジネス、デックス、NHNJapanにてオンラインゲームコンテンツ、そしてブシロードにてカードゲームビジネスなどに携わり、エンタテインメントビジネスとコンテンツの表と裏を知りつくすメディアコンテンツ研究家。顧問多数。コラム執筆家。黒川メディアコンテンツ研究所・所長。黒川塾主宰。株式会社ジェミニエンタテインメント 代表取締役「ANA747 FOREVER」「ATARI GAMEOVER」(映像作品)、「アルテイル」「円環のパンデミカ」他コンテンツプロデュース作多数。




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