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高付加価値SIMフリースマホ arrows M02 「おサイフ&タフネスで3万円台」からわかる富士通の本気度(週刊モバイル通信 石野純也)

石野純也(Junya Ishino)
2015年10月7日, 午前10:00 in Arrows
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HomePodレビュー。Apple MusicとSiriが家に来るスマート高音質スピーカー

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Ittousai, 8月13日
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台湾、中国といった海外メーカーが幅を利かせるSIMフリー市場に、富士通が魅力的な端末を投入します。それが、10月6日に発表された「arrows M02」です。今回の連載では、この端末の詳細をチェックしていきます。

Gallery: Fujitsu Arrows M02 / arrows Tab M01T | 6 Photos

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富士通が送り出すSIMフリースマホ「arrows M02」
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arrows M02は、いわゆるミッドレンジと呼ばれるスペックを持つ端末です。OSはAndroid 5.1、チップセットにはSnapdragon 410の、MSM8916を採用しています。ディスプレイは5インチの有機ELで、720×1280ドットです。ここだけ見ると、MVNO各社が格安スマホとして販売するSIMフリースマホと、大きな違いはありません。

最大の特徴は、富士通が得意とする、日本向けの機能が充実しているところ。特筆すべきは、おサイフケータイへの対応です。今まで、おサイフケータイに対応した機種はほぼ大手キャリア向けのものに限られており、「Xperia J1 Compact」ぐらいしか選択肢がありませんでした。ここに、arrows M02が加わることになります。

背面にはおサイフケータイ対応のロゴも
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おサイフケータイは対応サービスが重要になりますが、富士通の説明員によると、「現時点では未定」とのこと。ただし、FeliCaチップを供給するFeliCaネットワークスが、サービス事業者に対応をうながす仕組みを取っているため、楽天Edyや各種ポイントなどは使えることになりそうです。

モバイルSuicaについても、現時点では未定というのは同じですが、JRの試験は行っていく模様。ここをクリアすれば、SIMフリースマホとして初のモバイルSuica対応をうたえるかもしれません。

対応サービスは未定ながら、現時点でもこれだけ使える
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もう1つ、注目したいのがVoLTEへの対応です。しかも、arrows M02は、ドコモとau、両方のネットワークでVoLTEを利用できます。この特徴を生かし、ドコモとauの両ネットワークを提供するMVNOのmineoが、同日、導入を発表しました。mineoには、ドコモ回線を使うDプランと、au回線を使うAプランの2つがありますが、この端末なら、どちらを選んでも使えるというわけです。

VoLTEに対応しドコモとau両方のネットワークで使える
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これまで、SIMフリー端末としてVoLTEに対応していたのは、iPhoneシリーズの一部に限られていました。音声回線は卸として、そのまま大手キャリアからMVNOに提供されるため、ネットワーク自体の性能としてはVoLTEに対応していたのですが、端末が(ほとんど)なかったのです。au回線の場合、MVNOにVoLTE対応のSIMカードが提供されていないという事情もありました。

ここにきて、auもようやくVoLTE対応のSIMカードをMVNOに開放することが決定。ドコモとau、双方のMVNOで、端末さえあえればVoLTEが利用できるようになります。その第1弾として、mineoは、11月19日からVoLTE対応のSIMカードをラインナップに加えることを発表しています。auは、3Gの音声通話にCDMA 2000 1X方式を採用しているため、SIMフリー端末で音声通話まで使おうとすると、選択肢が非常に限られていました。一方で、VoLTEを使えば、CDMA 2000 1Xがなくても通話に対応でき、端末を効率的に開発できます。こうしたメリットをいち早く生かしたのが、arrows M02と言えるでしょう。

mineoは、11月19日にauのVoLTE対応SIMを発売
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mineoは、専用カラーのピンクもラインナップ
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もちろん、おサイフケータイやVoLTEだけがarrows M02の特徴ではありません。MIL規格対応のタフネス性能を備えている点も、注目したいところです。一般的に、MVNO各社のサポートは、大手キャリアに比べるとどうしても手薄になります。まったくないわけではありませんが、大手が提供している補償サービスのようなものは少なく、故障時に代替機が提供されることはレアケースです。こうした事情もあるため、"壊れにくい"という特徴は、大手キャリアの端末以上に重宝されるはずです。

ほかにも、富士通が大手キャリア向け端末で培った技術は、随所に散りばめられています。その1つが、「ヒューマンセントリックエンジン」。ちょっと横文字が多すぎるので、いまひとつ特徴が分かりづらいかもしれませんが、要するに人が使って心地いい技術の集まりということです。これによって、たとえば年齢によって画面の色合いを調整する「あわせるビュー」や、通話の声を聞き取りやすくする「スーパーはっきりボイス4」などを実現しています。

富士通ならではの便利機能も満載
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こうした機能は、arrows M02でも健在。また、ドコモ向け端末に搭載されてきた「Super ATOK ULTIAS」も採用しています。ハードウェアとしてはミッドレンジに落としつつも、ソフトウェアで実現できるところはハイエンドの機能をそのまま流用している点で、"お買い得"と呼べる端末に仕上がっています。

気になる価格は「お求めやすくする」(富士通関係者)方針ですが、詳細は販売を行うMVNOに委ねられているとのこと。mineoは「11月上旬に発表する」予定で、現時点では未定ですが、もう1社取り扱いを表明しているニフティは、すでにWEB上で3万3334円(税抜き)という価格を発表しています。24回の分割払いだと、月々わずか1389円SIMフリー端末の主戦場である3万円台にぶつけてきており、富士通の本気度がうかがえます。

富士通のモバイルフォン事業本部長である高田克美氏は、「まだまだMVNO向けは規模が小さい」としながらも、「今後は確実に伸びる市場」と語り、富士通もここに本腰を入れていく方針を語っています。これだけ特徴のある機能を搭載しながら、リーズナブルな価格に収まっている点で、arrows M02は注目の1台と言えるでしょう。

SIMフリー端末への取り組みを語った富士通の高田本部長
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arrows M02(左)をベースに、指紋センサーなどを加えたarrows Fit(右)
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Gallery: 富士通 SIMフリースマートフォン&タブレット arrows Mシリーズ | 54 Photos

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