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カッコ良すぎる車椅子をチェアウォーカー歴15年のアカザーが体験、最先端バリアフリー機器はテクノロジーが満載 :国際福祉機器展

アカザー(Kenichiro Akazawa)
2015年10月13日, 午後03:00 in Hcr2015
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2000年から車椅子を転がし続けて15年のアカザーっす! そんなチェアウォーカーな俺が毎年通っているのが『国際福祉機器展』。世界中から集まった様々な最先端バリアフリー機器を体験できるんですが、気になったアイテムを紹介しますよ!

今年は10月7日(水)~9日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催されました。例年どおり空いている初日の午前中を狙って行ったのですが、いきなり満員御礼的な大盛況ぶり。

Gallery: 魅惑のバリアフリー機器:HCR2015 | 20 Photos



■スタイリッシュデザインのアクティブ系車椅子

人ごみをかきわけで最初に向かったのは、スタイリッシュなデザインで車椅子業界に新風を吹き込んだ革新的車椅子メーカーことOXエンジニアリングのブース。というワケで今年もありましたよ、カッチョイイ車椅子が!

これはラフロードやビーチ用の車椅子『SER Concrpt』。左右のタイヤにヤマハ製電動アシストユニット『JWX-2』が組み込んであり、ハンドリム操作の負荷に応じて電動アシストが入る仕組み。これにより車椅子では走行がたいへんな砂利道や砂地などを楽々と走破出来るとのこと。

デザートイエローにペイントされたフレーム色もイカスぜぇ!これならサバゲーとかも出来るかも!コンセプトモデルなので発売日は未定とのことですが、はやく発売されてビーチサイドなんかにレンタル設置されると嬉しいのう。

お次は、OXエンジニアリングの競技用車椅子開発部門REVがつくったハイエンド車椅子レーサー『GPX』
フレームはドライカーボン製で、見た目のカッコ良さどおり性能も折り紙付き。パラリンピック車椅子陸上日本人選手のGPX使用率は80%以上という、競技者なら勝つために誰もがこぞって使うという戦闘力の高いレーサー。

実はこのOXエンジニアリングの前身は、レース用オートバイのパーツ製作メーカー。これらのフルオーダーのカスタム車椅子は、元バイクレースのメカニック達によるレース仕込みの企画・開発なので、その端々に勝つためのテクノロジーが仕込まれているんですヨ。

2代目社長の石井勝之さん曰く、「2020年の東京パラリンピックに向けて、多くの車椅子陸上競技者やこれから車椅子陸上をはじめようと思っている方に乗ってもらいたいので、従来モデルよりこの新型GPXは価格を30%ほど押さえて45万8000円~(フレームのみ)で発売します」とのこと。

むむむ、俺が20代のときにこのカッコイイレーサーがあれば車椅子陸上やってたかもなぁ。若い車椅子ユーザー諸君はコイツで東京パラリンピックを目指してみては如何すか?風になれると思うぜ。

因みに俺が毎日乗っている日常用車椅子も、こちらのOXエンジニアリングREV製の『RC』(約60万円)というフルオーダーモデル。

乗り出してかれこれ6年以上経ちますが、タイヤなど消耗部品を交換したのみで不具合や故障はゼロ。価格は約60万円と車椅子としては高価ですが、毎日車椅子に乗る人なら価格以上の価値を実感できると思いますヨ。

■装着者の意志を感知しアシストするロボットスーツ

サイバーダイン社が開発した『HAL』は装着者の生体電位信号を読み取り、あらかじめプログラムした動作プログラムとのハイブリッド制御で装着者の動作をアシストするロボットスーツ。数年前から実用化され、すでに成熟の域に達しているHALは、ラインナップも用途ごとに下肢タイプ・上腕単関節タイプ・腰タイプの3種類を揃えるまでに発展してます。

下肢タイプは介護施設などで、脳卒中や脊髄損傷での不全麻痺者のリハビリの補助ツールとして使われ。軽量で手軽に持ち運びも出来る上腕単関節タイプは個人レンタルなどで。腰タイプは主に介護支援用としてレンタル販売されているとのこと。

いずれもリチウムポリマーバッテリーで駆動し、駆動時間は下肢タイプが約60分、上腕単関節タイプが約120分、腰タイプが約180分。

茨城県つくば市にあるHAL FITやイー未来などでは、HALを使ったトレーニングコースや福祉デイサービスも受けることが出来るので、興味のある方は要チェックです。ていうか俺も体験しにココ行くわ!


■わずか1分たらずで車椅子を電動化!

坂が多いエリアで車椅子を使用している方や、握力が弱い方などにオススメしたいのが、コチラの『SmartDrive MX2』。

これは通常の車椅子をわずか数十秒で、電動アシスト式車椅子にカスタム出来るという外付けモジュール。

使用方法は本体を車椅子の後部に取り付け、腕にブレーキ用のセンサーブレスレットをはめるだけ。これで手持ちの自走式車椅子が、最高速度6Km/hで走る電動車椅子に早変わり。軽くハンドリムをこぎ出せば走り出し、ハンドリムを軽くたたくことで腕につけたブレスレットが振動を感知し、ブレーキがかかる仕組み。

固定式車椅子・折りたたみ車椅子共に装着が可能で、装着方法はあらかじめ車椅子側に取り付けておいたブラケットのT字切り欠きに、上側からはめ込むだけのワンアクション。これにより本体は上下に可動するので、段差での前部キャスターあげにも対応可能。

内蔵のリチウムイオン充電池により約12km(平地時)の走行が可能。本体重量は約6kgと持ち運びも可能な重量なので、車などに積んでおけば出先などで手軽に使用することも。ただ、価格は60万円と高価な点だけがネックかも。日本ではアクセスインターナショナルで購入できるそうです。

コレ、自分の車椅子に着けて体験したらすげぇ欲しくなった!せめて半額の30万円ぐらいになればなぁ。

■ 3Dプリンターの発展で迅速で安価な開発が可能に!

国立障害者リハビリセンター研究所ブースでは義手『Finch』の装着デモを展開。

これは腕の欠損部分に装着し、フォトリフレクタというセンサーで欠損部前の筋肉の動きを読み取ることで、先端の3本の指を動かすことが可能な電動(筋電)義手。本体の重さは380gと軽く、装着にかかる時間もわずか数十秒ほど。三本のアームで500gのものまで掴みあげることができる。

これまで、こういった電動義手の相場は60~100万円と非常に高価なものだったのが、このFinchは約10万円という低価格で来年1月からダイヤ工業株式会社から発売予定。昨今の3Dプリンター市場の広がりによって、このような安価で開発・提供出来るようになったとのこと。

こちらは試作品のロールアウトを来年に予定している、カーボン製長下肢装具。

外部電源などを一切使わずに、膝関節を屈伸させての歩行訓練を可能とする器具で、神経再生手術後のリハビリ用として開発されている。

今年の国際福祉機器展をみて感じたことは、例年に増してカッコイイと思えるデザインのものが増えてきたこと。ひと昔前までこういった保健福祉系の機器は、寂しいデザインのものが多くて、使ってみたいと思えるカッコイイデザインのものは少なかったんですけどね~。やっぱり、障害者でもカッコイイ道具を使いたいすもんね。でもって、どんどん社会がカッコイイ方向に変わっていくと嬉しいなぁ。カッコ良さは正義!

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