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農薬散布もドローンの時代。GPSと画像認識による自動操縦で一度に8000㎡散布可能:次世代農業EXPO

加藤肇(Hajime Kato)
2015年10月14日, 午後04:30 in Drone
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幕張メッセで開催中(〜10月16日)の「第2回国際次世代農業EXPO」に展示されていた、ナイルワークスの自動飛行型農薬散布マルチコプター。田畑への農薬の空中散布を目的としたドローンで、タブレット端末から散布場所を指定すれば、あとは自動飛行で散布を行なってくれます。レンタルでの提供となり、保守費用やクラウドサービス利用料込みの使用料は年間80万円(3年契約)。2016年5月頃の開始を予定しています。

Gallery: ドローンが農薬散布 | 5 Photos

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自動飛行型農薬散布マルチコプターの機体サイズは、1000(W)×1500(D)×600(H)ミリ。重量は12キロです。開発に当たっては「農家の軽トラックに積めるサイズ」を意識したとのことで、現地での組み立てや解体などの作業は不要です。



機体中央に据え付けられたタンクに積載できる農薬は6リットル。飛行時間は10分で、1回の飛行で約0.8ヘクタールの面積に農薬散布できます。飛行速度は時速10〜20キロ。飛行高度は0.5〜4メートルという超低空飛行で、機体の真下方向だけに農薬を吹き付ける仕様にもなっていることから、均質な散布が行なえるとのことです。




自動飛行は、GPSと画像認識システムにより実現。操作はタブレット端末から行ないます。GPSだけだと精細な位置把握はできませんが、農地の隅にポールを立ててそれを搭載カメラで認識することで、農地の形状を正確に把握できるそうです。自動飛行にしたことで操縦が不要になり、熟練のオペレーターを必要としないのがメリット。いかに優れた装置であっても扱いが難しくては普及しないので、これは重要なポイントです。



製品は販売ではなく、レンタルで提供。レンタル料は製品の保守費用や、散布記録の保存や確認ができるクラウドサービスの利用料込みで年間80万円(3年契約)。現在は来年5月頃の提供開始を目指して、パーツの改良などを進めているところだそうです。

利用を想定しているのは、20ヘクタール以上の農地を持つ農家とのこと。これより小規模な農家では導入コストと効果が見合わず、逆に大規模農家ではすでに産業用無人ヘリを導入しているところが多いため、その中間の層を狙う戦略です。無人ヘリは価格が1000万円以上と高価で導入できる農家は限られているため、年間80万円という金額であれば需要はありそうです。

ナイルワークス代表取締役社長の柳下洋氏にお話を聞いたところ、ドローンの運用に当たっては、飛行制限などの法規制との調整が必須になるため、国交省や農水省の担当者とも話し合いの場を持っているとのこと。昨年11月の開発スタート時点では担当者の反応はイマイチだったのが、今年4月に首相官邸への「ドローン侵入」事件が起こってからは、ガラリと対応が変わったそうです。田舎の田園上空をドローンが飛び交うなんていう風景も、それほど未来の話ではないのかもしれません。


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