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広島工業大学でHMCNキックオフ:レゴマインドストームでソフトとハードのエンジニアリングを親子で体験

河原千春
2015年10月29日, 午後12:50 in Hiroshima
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9月12日、広島市中区の広島工業大学広島校舎でHiroshima MotionControl Network(HMCN)がキックオフイベントを開催しました。

HMCNのHは広島のHですが、残りのMotionControl Networkがよく分からないという人もいそうです。KinectやOculus Riftなどの安価に入手可能なセンサー&デバイスを実際に何かを動かしたり、その動きを計測したり、制御したりする、つまりセンサー&デバイスを繋げる活動をしているコミュニティだと思ってもらえれば間違いないです。すでに東京ではTokyo MotionControl Network(TMCN、2014年のEngadget Fesにも出展しました)が活動しており、今回広島でも発足することになりました。

そんなHMCNですが、広島でエンジニアのたまごを生み出し続けている広島工業大学の先生と、広島でセンサー系アプリ開発をしている企業であるシステムフレンドの「広島をセンサーで盛り上げよう!」という協力関係から生まれました。HMCNから広島のすばらしいセンサー&デバイス/IoTエンジニアのコミュニティを作って地域の活性化や地域外への発信を担っていくことが目的。子供から大人まで参加できる、地域による地域のためのコミュニティです。

子供から大人まで参加ということで、今回のキックオフイベントはお昼の「ロボットプログラミング 親子ワークショップ」と、夜の「センサー&デバイス祭り」の2部構成。TMCNのバックアップと、レッドハッカソンひろしま、広島工業大学情報学部知的情報システム学科の協力のもと、HMCNキックオフイベントレポートをお届けします。

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マインドストームを親子でプログラミング

イベント当日13〜16時にかけては「ロボットプログラミング 親子ワークショップ」を開催。教育版ロボット LEGO MINDSTORM(以下マインドストーム)を親子でプログラミングする無料のワークショップで、15組の親子(30人)が参加しました。

WRO Japan/TMCNの渡辺のぼるさんがワークショップの講師を務めました。渡辺さんは教育版レゴの正規代理店であるアフレルにて子供から大人まで対象にした技術教育を企画しており、ワークショップを何度もこなしています。当日も「トーキョーから来ました。日本語カタコトです!」と、いきなり会場を和ませていました。



いよいよ「子供たちにコンピュータを使って明るい未来をつくってほしい」という渡辺さんによる「ロボットとは?」というワークショップが開講です。実際にレゴの教育版ロボット「マインドストーム」を使用して、ロボットの動きをプログラミング。マインドストームはNXTソフトを使用して直感的なプログラミングが可能な上、ソフトウェアとハードウェアのエンジニアリングを手軽に体験できるのが特徴です。



今回はそれほど時間もなかったので、マインドストームは組み立て済みのものを利用。簡単な動作からプログラムを徐々に動かし、最後は変形U字コースでタイムトライアルです。お父さん、お母さん、そして大学生スタッフと一緒に、お子さんが熱中して作業していました。段階を踏み、さまざまな指令をロボットに与えて試走します。

何度も試走を繰り返す子供たち。イベント途中に設けられた休憩時間にも、席を離れずプログラミングを続ける子もいました。将来有望です。

圧倒的速さの優勝者は「カウンターを追加」「出力を細かく調整」

すっかり愛着のわいたロボットで最後はタイムアタックを行いました。スムーズに走るロボ、コースから脱線するロボ、子供たちのプログラミングで息を吹き込まれた個性的なロボットたちが歓声の中ゴールを目指します。3組ずつ同時に走行させましたが、大半のロボットが完走したようです。

完走できたチームのタイムは平均18秒前後。そのうち2つの組が11秒台で圧倒的な速さでした。ポイントはライントレース時の無駄な動きを減らすこととモーターの駆動もギリギリまで速くするようプログラムでチューニングしたとのこと。優勝者の親は「子供が、サンプルで示された内容だと左右の振り幅が大きいと思ったようです。もう一度カウンターを当てるタイミングを追加したり、 パワーレベルを細かく調整したりしていました」と話しました。​

一番早くゴールした子供には優勝賞品をプレゼント。子供たちからは「楽しかった」「分かりやすかった」「次も参加したい」という声を聴けました。お父さんやお母さんからも、我が子のプログラミングに熱中する集中力と、ロボットを走らせるときのキラキラした笑顔に「良かった」との感想。日本の明るい未来を築く、次世代の若きエンジニアたちに期待ですね。



こうして昼の部のワークショップは無事に終わりました。続いて夜の部:センサー&デバイス祭りに移ります。

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ライター:河原千春(かわはら・ちはる)
「まいぷれ広島編集部さくら」として、広島市の地域情報サイト「まいぷれ広島」の運営・企画・編集に携わる。地域のお店やイベント情報などを掲載。


テクニカル監修:前本知志(まえもと・さとし)
広島から東京へ転勤し設立メンバーとしてTMCNのCo-founderを務め、Kinectをこよなく愛するセンサー&デバイス部長。翔泳社「Intel RealSense SDKセンサープログラミング」 の執筆も行う。この度東京での活動に加えHMCNの企画・運営をバックアップしている。

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