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アドビがついにFlashの看板を下ろす。HTML5主軸のAnimate CCに名称変更

Munenori Taniguchi
2015年12月3日, 午後12:05 in Adobe
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Adobe Systems が Flash コンテンツオーサリングソフト Flash Professiolnal の名称を変更し、2016年初頭より Animate CC とすることを発表しました。また近い将来アニメーション作成機能を強化するメジャーアップデートも計画中しています。



Flash といえば、インターネット上で簡単なアニメーションやそれにインタラクティブ性をもたせたアプリケーションを作ることができるツール。HTML をはるかに超える柔軟な表現が可能だったことから、ひとつのウェブサイトをまるごと Flash で制作したり、独自に制作したアニメーションがきっかけとなってプロになるクリエイターが現れるほど人気のツールでした。また YouTube をはじめとする動画サイトは Flash ムービーを標準的に利用していました。

しかし、アップルが iPhone への Flash 搭載を拒否し、後にスティーブ・ジョブズがその理由を明確に示した声明 "Thoughts on Flash" を発表したことなどがきっかけとなり、ウェブの世界はオープンな HTML5 へと舵をきることになりました。また最近では PC 向けの Flash Player に重大なセキュリティホールが相次いで発見され、Flash という名前に対してあまり良いイメージが思い浮かばなくなってきています。

Adobe はこの数年間、Flash オーサリングソフトである Flash Professional において、HTML5 の Canvas 機能やブラウザー上で3Dグラフィックを表現する WebGL といったウェブ標準技術のサポートを強化してきました。今回の発表文では「現在、Flash Professional で制作されるコンテンツの 1/3 以上は HTML5 を使用」したものになったと説明します。


Flash Pro は現在、その原点ともいえるアニメーション制作機能を強化するメジャーアップデートを計画中としており、このタイミングでソフトの名称を "Flash" から "Animate" へと変えるのも自然な流れだと言って良さそうです。

ちなみに、オーサリングソフトの名称が変わっても SWF 形式の Flash コンテンツ制作 や Flash をベースとしたアプリケーションランタイムである Adobe Air のサポートを終了するわけではありません。またなにかと世間を賑わせてくれる Flash Player もこれまでどおり提供されますのでご安心ください。

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