Sponsored Contents

3dPrintingの最新記事

Image credit:

Cerevo、3Dプリント採用のIoTロードバイク『ORBITREC』発表。各種センサでライディングを可視化、センサ部も単体発売:CES

小口貴宏 (TAKAHIRO KOGUCHI)
2016年1月5日, 午前10:00 in 3Dprinting
1299 シェア
903
250
35
24
87

注目記事

人気記事



米国ラスベガスのCES 2016会場より。日本発IoTメーカーのCerevoは、チタニウム3Dプリント技術を採用したIoTロードバイク ORBITREC(オービトレック)を発表しました。

各種センサーと通信機能を搭載して速度や傾斜、ペダルの回転数といったライディングデータを可視化します。また既存の自転車をIoT化できる外部ユニット RIDE-1(ライドワン)も発売します。発売は2016年春を予定します。




ORBITRECは、柳澤郷司氏のデザインユニット Tripple Bottom Lineと、DMM.make AKIBA、ABBALabが共同開発したロードバイクフレーム DFM01 を発展させた製品です。3Dプリント技術を活用することで、軽量オーダーメイドフレームにも関わらず低価格、最短納期1か月以内を実現しています。

フレーム内部には9軸センサ(加速度・角速度・地磁気)および温度・湿度・気圧・照度・GPSを備えたスマート自転車ユニットを搭載。ペダルを漕ぐスピードや高度、時速、自転車を何度傾けて走っていて、横Gがどれくらいかかっていてといったことが把握可能できます。

走行データはBluetoothで連携したスマートフォン経由でクラウドサーバーに送信、ビッグデータとして活用します。例えばORBITRECユーザー100人が日光を走っていて、道は真っ直ぐなのに99%の人がブレーキをかけている場所があれば、この先になにかあると予測してアラートで警告。道のちょっとした穴でパンクするといった事故の可能性を低減できるとしています。





なおORBITRECは3Dプリント自転車をうたいますが、フレーム全体を3Dプリントで出力しているわけではありません。3Dでプリントしているのは、フレームのカーボンチューブ接合部(上の写真)3か所、リア終端部4か所。これは最小限のコストでオーダーメイドバイクが作れる工夫です。

フレームの接合部(ジョイント)の向きをほんの少し変えるだけでサイズ調整が可能。「フレーム部分の長さも含めて全体のサイズを変更できる」(Cerevo)。フル3Dプリントのような股下の長さ、足の太さ、足の筋肉など、体型に合わせた形状の自転車を最小限のコストでオーダーメイドできるとしています。

なお3Dプリントということで耐久性が心配になりますが、担当者によるとツール・ド・東北で200kmを走破。本格レースにも十分対応できるとしています。



ORBITRECは2016年春に発売予定。価格は7000ドル以下です。





また、ORBITRECのスマート自転車ユニットを外付けアダブタ化した製品『RIDE-1』も同時期に発売予定。既存の自転車でもORBITRECと同等のIoT機能が使えます。



(更新中)

記事訂正とお詫び:2016/1/5 14:45 記事初出時「3Dでプリントしているのは、上の写真のギアで隠れたハブの部分のみ」とありましたが、実際は「3Dでプリントしているのは、フレームのカーボンチューブ接合部3か所、リア終端部4か所」の間違いでした。また上記に関連してハブという表記がありましたが、正しくはラグ(フレームを接合するジョイント)です。いずれも訂正してお詫びいたします。

関連キーワード: 3dPrinting, cerevo, ces2016, IOT, orbitrec
1299 シェア
903
250
35
24
87

Sponsored Contents