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『マッドマックス』ミラー監督、火炎ギター男が主役のストーリーを語る。『怒りのデス・ロード』続編は交渉中

Ittousai , @Ittousai_ej
2016年1月8日, 午後04:30
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豊作だった2015年のベスト映画に挙げる人も多い『マッドマックス 怒りのデスロード』続編の話題。ジョージ・ミラー監督が、シリーズ新作への意欲と見通しを語りました。



2015年公開の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、1985年公開の前作サンダードームから数えて30年ぶりのシリーズ第四作。興行収入的にはジュラシック・ワールドなど大型ブロックバスターに及ばなかったものの、圧倒的なビジュアルと息もつかせぬ展開、魅力的なキャラクターたち、最小限のセリフで演じられるドラマが熱狂的な支持を集めました。

公開当時にはアマゾンで「食用銀スプレー」が売り切れたり、劇中で暴君イモータン・ジョーに心酔する兵士ウォーボーイズと一体化しすぎて二度ならず5回も10回も劇場に通い詰める猛者が現れたのも記憶に新しいところです。

人気映画シリーズの常として、マッドマックスでも公開直後から次回作を求める声が多く、ミラー監督も今後の展開があること、タイトルはおそらく Mad Max: The Wasteland になると語っていました。また『怒りのデス・ロード』自体も完成までには長い曲折があり、撮影前に映画三本分の脚本が書かれていたことも知られています。


ミラー監督が1月7日、ラジオの Entertainment Weekly で語ったところによると、マッドマックスの新作については確かに「やりとりを進めている」ものの、あの世界に戻る前に、気分を変えて一休みするためまた別の小規模な作品を手掛ける予定とのこと。

この『マッドマックス』シリーズでない新作については、現代もので手早く撮ることができ、(マッドマックスのような)技術的な困難も少なく、もっと演技を中心としたものと表現しています。


『怒りのデス・ロード』と同時期に書かれていた物語は、シャリーズ・セロン演じたキャラクターのフュリオサをメインにした内容だと言われてきました。この点について尋ねられたミラー監督は、次回作が具体的に誰を主人公にするか明言は避けたものの、フュリオサはとても強力なキャラクターであり、彼女を主人公とした物語を描くことができればすばらしいだろう、と答えています。

いわく、『怒りのデス・ロード』(原題Fury Road)は常に走り続ける物語だったため、キャラクターどうしが仲良く身の上話をする余裕がなかったものの、読み取ろうと思えばフュリオサが潜り抜けてきた過去を感じられるようになっており、ちょうど氷山のように、見えない部分に大きな実質を込めることこそ狙いだったとのこと。

「本当にうれしいことのひとつは、観客が映画の表面、実際に描かれたできごとだけでなく、その奥に作りこんだ深い部分まで読み取ってくれたことだ」「ただの空虚なアクションにならないよう、苦労して深い部分まで作りこみ、キャラクターとその関係性について、世界観について何かを読み取れるようにした」「だからいろいろな意味で、観客はフュリオサについて多くのことを読み取り、もっと興味を持つようになった。そのフュリオサには面白いバックストーリーが用意してある」(ミラー監督)。


では次回作はやっぱりフュリオサ主人公で確定なのか?と思わせておいて、フュリオサだけでなく、『怒りのデス・ロード』の登場人物には全員、一本の物語を語るに足るバックストーリーが用意してある、と続けます。ここで真っ先に例に挙がったのが、『怒りのデス・ロード』予告編でも観客に衝撃を与えた赤いギター弾きドゥーフ・ウォリアー。

本編では強烈に目立つわりに名前すら出ないキャラクターですが、設定集などでは彼がほぼ盲目であることや不気味なマスクの由来などが部分的に明かされてきました。ミラー監督によれば、コーマ・ドゥーフ・ウォリアーのギターがどうやって作られたか、彼がどうアポカリプスを生き延びたか、イモータン・ジョーのもとで働くようになったかなど、すべてバックストーリーが用意してあるとのこと。

というわけで、「あのドゥーフ・ウォリアーですら」のニュアンスで挙げられた感は否めませんが、ミラー監督が誰をメインに描くといまだに明言していない以上、マッドマックスの次回作がフュリオサを差し置いてまさかのドゥーフ・ウォリアー編になる可能性も緑の地レベルでは存在していると言えないこともありません。

ジョージ・ミラー監督は今年の三月で71歳。次の作品は「手早く撮れる」ものになるとはいえ、一本を挟んでから製作撮影となると、マッドマックスの新作まではもう少し待つことになりそうです。『怒りのデス・ロード』は今年から販売される4K解像度のUHD BDタイトル第一弾になりましたが、次回作が8Kフォーマット第一弾にならない程度に完成することをお祈りします。

Source: ew.com
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