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PCで動く「Android互換OS」を試してみた。マルチウィンドウが使えるRemix OS for PC α版が登場

Brother Hawk
2016年1月13日, 午後03:30 in Remix
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去年2015年12月中旬に、Androidなのにマルチウィンドウで表示できる、超小型デスクトップ『Remix Mini』をご紹介しました。ただARM搭載の専用マシンということもあり、Twitterなどのタイムラインを見ていると「PCで動けば...」との意見が数多くありました。

そんな中、1月12日未明、待望の(?)Remix OS for PCのα版がリリースされました。USBメモリを使用するお手軽OSなので早速レポートしたいと思います。 

Gallery: Remix OS for PC α版関連画像 | 8 Photos

USBメモリを使って簡単起動!

セットアップは非常に簡単です。事前に準備するものは「USB3.0に対応したUSBメモリ」と、「USBメモリからレガシーブートできるPC」(EFIブートは非対応)のみです。USBメモリは事前にFAT32でフォーマットし、容量8GB以上、20MB/s以上の書込みスピードがあればOK。



ファイル一式は、ここからダウンロードできますRemix_OS_for_PC_64_B2016011201_Alpha.zipになっていますので解凍すると、テキストファイルとISOファイル、EXEファイルがあらわれます。



先に用意したUSBメモリを使って、PCから付属のツール(remixos-usb-tool-B2016011102.exe)でISOイメージを書き込みます。



書込み終了後、同じマシンで試用する場合はそのまま再起動、他のマシンで試す場合は、一旦アンマウントして準備します。PC起動時にBIOSかBootメディアを選択する画面を表示し、USBメモリからブートします。



ブートメニューには二種類あります。一つはLiveCD相当のGuestモード。これはデータを保存しないモードで作動確認用となります。もう一つはResidentモード。実際に運用するにはこちらを選択します。



手順は言語の選択、(もしWi-Fi接続の場合はSSID/PW入力)、使用許諾...これでRemix OS for PCが起動します。日本語は「設定/言語と入力」で後から選べます。

Guestモード、Residentモード共に、USBメモリしか使いませんので、PCのオリジナル環境を壊すこと無く気楽に楽しめ、またResidentモードで設定すれば、環境を持ち運ぶことも容易です。

専用機のRemix Miniと違い、Google Playが使えないのは残念



初期起動時の画面を見ると、α版ということもあり、残念ながらGoogle Playがありません。Browser、Calculator、Clock、Contacts、Downloads、File Manager(独自)、Google Pinyin Input、MX Player、Music、Settings、Widgetsだけです。Androidのバージョンは5.1.1でした。

これだけではどうにもならないため、apkファイルを使ってアプリをインストールします(apkの取得方法などはここでは触れません)。空きのUSBポートに別のUSBメモリを入れると、自動的にマウントしますのでapkファイルのやり取りは容易です。

早速、AnTuTuベンチマークを使ってテストしました。試用した機材は、少し古めのCeleron G1610(2.6GHz)、メモリ4GB(2GB×2)、GeForce 9400 GTです。マザーボード自体はUSB3.0に対応しているのですが、手持ちで余っているのがUSB3.0ではなくUSB2.0のタイプのUSBメモリだったので、10MB/s程度しか速度が出ません(起動時にチェックして遅いとワーニングが表示されます)。それでもスコアは97,973とかなり高速です。

JIS配列のキーボードに関しては、Google日本語入力アプリなどをインストールすればIMEも含め使用できます。



BraswellなPentiumやNehalemなThinkPadなど、何機種かGuestモードで作動確認をしたところ、サウンド、ネットワーク(Wi-Fiも含む)、Bluetooth(USB式も)、全て正常に動きました。意外と守備範囲は広そうです。ただネットブックなどに搭載している初期のAtomはi686が必要と表示され起動しません。流石に古過ぎるため試す人もいないとは思いますが念のため。

Parallels Desktop for Macを使ったISOイメージでのブートは、起動はするものの、画面が800×600ドットに固定され、事実上、使い物になりません。この点は少し残念です。

このように、結構良さそうなOSですが、先に書いた通り、Google Playが使えないためapkからアプリをインストールしなければならない、加えてGoogle Play開発者サービスが無く、メール、カレンダー、YouTubeアプリなど、Googleアカウントでログインが必要なアプリが使えないなど、実用的に運用するにはかなり痛い部分もあります。

Androidでマルチウィンドウが使えるRemix OSの特徴的な画面は、扉の画面キャプチャの通りなかなか魅力的です。すでにARM版の専用機が出荷されている関係もあり、基本的にIntel版の完成度は高く、また比較的古いPCでも作動するため(もちろん最新でも)、Windows以外の実用的なデスクトップ環境として期待したいところです。

追記(2016/01/14)
同社のサイト、フッターにある「Google group」では、Google Play/Google Play開発者サービスのインストール方法や、SSD/HDDにインストールする方法など、いろいろ話題になっています。筆者も実際試したところ問題無く作動しました。英語ですが、興味のある方は是非一度ご覧ください。


Androidアプリなのにマルチウィンドウで表示できる、超小型デスクトップ『Remix Mini』

Gallery: Remix OS for PC α版関連画像 | 8 Photos

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