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泳ぎ下手な精子を助けるマイクロロボ・南極大陸に世界最大級の峡谷・家事をこなす人型ロボット現る(画像ピックアップ15)

Munenori Taniguchi
2016年1月18日, 午後01:00 in Ihmc
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1週間のうち、拾いきれなかったをニュースを集めてお伝えします。今週は家事をこなす人型ロボットの動画、体温で発電、最長1年間動くセンサーデバイスが開発、泳ぐ力の弱い精子を卵子まで届けるナノロボットの話などをお届けします。


ついに家事をこなす「お手伝いロボット」完成か


米国防高等研究計画局(DARPA) による人型ロボットコンテスト DARPA Robotics Challenge(DRC) のファイナリストとなった IHMC Robotics が、人型ロボット ATRAS に家事を教えています。もうすぐお手伝いロボットとして実用化されるかもしれません。というのは冗談で、実際のところこれは更新したばかりのソフトウェアの動作テスト風景です。ただ動かすだけでは非常に退屈なので、テストを兼ねて家事をさせてみたのだとか。

これだけの仕事をこなせるのなら家事ロボットの実用化も期待できそうなものですが、おおまかな動きはオペレーターの操作によるもの。そのオペレーターも途中で飽きてきたのか、動画後半では紙飛行機を飛ばして遊んだりしています。

映画『アンドリューNDR117』に出てくるような お手伝いロボット の完成はまだまだ遠そうです。
 

[Source : IEEE Spectrum]

南極大陸に世界最大級の峡谷見つかる

 
 
ダラム大学他からなる研究チームが、南極大陸東部に世界最大規模の大峡谷が存在すると発表しました。

衛星からの観測と地中探査レーダーによって得られたデータが示しているもので、南極の東部氷床の下数kmのところに、長さ数百m、深さ1kmほどの峡谷が複数横たわっており、上流には広さ1250km²ほどの氷底湖も存在します。研究チームは2016年内にも現地へおもむき、詳しい地形調査をしたいとしています。

地球上でもっとも地形などの調査が進んでいないのが南極大陸。厚い氷に覆われていることもあり、地形に関して言えば、実は南極よりも火星のほうがはるかに詳しくわかっているのが実際のところです。2014年には英ブリストル大学も南極大陸西部に大峡谷の発見を発表しており、こちらもグランドキャニオンを凌ぐ規模と言われています。
 
[Source : Durham University]

体温で発電するウェアラブル自家発センサー

 
ノースカロライナ州立大学の研究者が、体に貼り付け、気温と体表面の温度差で発電・動作するパッチタイプのセンサーデバイスAdvanced Self-Powered Systems of Integrated Sensors (ASSIST)を開発しました。

約3℃の温度差があれば、1平方cmあたり40~50マイクロワットの発電が可能、運動時であればその3倍程度の発電能力を発揮します。

もちろんこの程度の発電力では、ウェアラブルデバイスや GPS などを動かすのに十分ではありません。しかし研究者は現時点で加速度や温度、圧力センサーや低消費電力のプロセッサー、低電力 Bluetooth を駆動することは可能だとしており、さらに複数の発電デバイスを使えば、より高出力を擁するデバイスも動作させられるとのこと。

すでにそうした体に貼り付けるパッチ型自家発センサー機器の開発も進行中で、現在はこれを量産できるパートナー企業を探しているとのこと。

[Image and Source : IEEE Spectrum]

中国、2018年に月の裏側へ探査機を投入

中国が、2018年に月面探査機 Chang'e-5 (嫦娥5号:じょうが5ごう)を月へ送り込むと発表しました。月の裏側に着陸地点を設定し、地質学的調査を実施するとのこと。月の裏側への着陸は、成功すれば世界初の出来事となりそうです。また嫦娥5号は月から再び地球へと帰還する計画です。

なお、月の裏側の着陸機を遠隔操作するためには、そこへ地球からの電波が届かなければなりません。このため、中国政府は中継用の通信機をあらかじめ投入するとしています。

[Image credit: CNSA/CLEP/CAS]
[Source : Reuters]

精子の泳ぎをサポートするマイクロロボット

 
独ドレスデンのライプニッツ固体・加工材料研究所が、精子の泳動をサポートするマイクロロボット、Spermbotを発表しました。チタンでできた微細なチューブ構造をしており、磁場を利用して泳動の弱い精子の卵へ到達をサポートします。

Spermbot のチューブは螺旋形状になっています。ここに回転磁場を与えることによって Spermbot を回転させ、精子を後方から取り込みます。

そして磁場の方向を変えることで自在に進む方向をコントロールすることが可能となります。実験では、Spermbot で精子を卵子へと導き、そこで精子をリリースすることができました。
 
実験ではうまくいったものの、研究チームはまだ臨床試験などには多くの確認作業が必要だとしています。とはいえ、精子に元気がない人でも受精の確率が高くなるであろうこの技術、少子化対策のためにも、早い時期の実用化に期待したいものです。
[Source : American Chemical Society]

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