1月20日、カリフォルニア工科大学の天文学者らが太陽系の最外周に「第9番目の惑星の存在を示す兆候」を発見したと発表しました。いや、冥王星のことではなく未知の惑星(の兆候)です。

発表において、発見したとされる惑星は太陽から約45億kmにある海王星のさらに約20倍離れた場所を、かなりの長楕円軌道でおよそ1~2万年かけて周回しているとのこと。

またその惑星の大きさは地球の約10倍。質量は冥王星の約5000倍。5000倍というとものすごく重たそうに感じますが、よく考えれば冥王星の質量は地球のおよそ1/500とされます。とすれば、発見したとされる星の質量はやはり地球の10倍。ややこしい。

またこの発表では天文チームがまだ直接その星を観測したわけではないことに注意をしておく必要があります。チームは太陽系の外縁にあるエッジーワース・カイパーベルトにある6つの準惑星の動きを観測しており、それらが「他の何か」に影響されるような動きを示していることから「存在の兆候を発見」した段階。

この星を直接観測してその存在を証明しなければ「太陽系第9惑星を発見した」とは言えません。カリフォルニア工科大学によれば現在、ハワイにある W.M.ケック天文台、日本の すばる望遠鏡 などがその存在を確認すべく観測にあたっているとのこと。

ともあれ、もし本当にこの惑星が発見されれば、今世紀最大級のビッグニュースとなりそう。逆に、この謎の星がみつからず一過性の話題に終わったとしても、先だって地上を旅だったデヴィッド・ボウイがまさに"Blackstar"となって通りかかったのだと思えば、無理やり納得できそうです。
 
太陽系の外縁に「見えない第9惑星」を発見か。大きさは地球の約10倍、公転周期1~2万年
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