アマゾンが、プライム会員向けの速配サービス『Prime Now』のエリアを拡大しました。これまでは東京都内と神奈川県川崎市の一部だけでしたが、今回は大阪、兵庫、横浜の一部地域が加わります。さらに取り扱い商品も総菜や卵と牛乳、雑紙などが加わりました。

Amazon Prime Now 対象エリアと商品拡充

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同サービスは、890円(税込)の配送料で1時間以内の配達を可能にしてくれる「1時間以内配送」と、無料で2時間単位の配達時間を選択できる「2時間便」の2種類を用意。キャッチコピーは前者を強調した『1時間で届く、毎日のお買い物』です。

条件としては、配達が対象エリア内であることに加え、Amazonプライム会員と家族会員、Amazonファミリー会員、Amazon Student会員、Amazonプライムの無料体験期間中の会員であること、対象商品であること(詳しくは後述)、注文が1回あたり2500円(税込)以上であることなど、いくつかが加わりますが、これらの条件を満たす場合は、最速で1時間以内という利点が魅力となるサービスです。



なおPrime Nowでの基本的な操作は、AndroidとiOS機で使える専用アプリでの注文となります。専用アプリの画面は配達対象となっている商品のみがリストアップされているため、標準のAmazonでの注文に比べて注文が素早く行えるのが特徴です。


さて、今回対象エリアとなる地域は、以下のとおり。

大阪府内は大阪市17区(北区・淀川区・東淀川区・都島区・旭区・中央区・港区・福島区・此花区・西淀川区・浪速区全域、ならびに城東区・東成区・鶴見区・天王寺区・西区・大正区の一部)と、豊中市および吹田市全域、摂津市・守口市の一部。

兵庫県は尼崎市・伊丹市の一部。

神奈川県は横浜市11区(旭区、保土ケ谷区、磯子区、神奈川区、港北区、緑区、南区、中区、西区、鶴見区、都筑区)と、川崎市2区(川崎空、幸区)の一部です。

なおエリアによっては、2時間便のみが対象となっている地域もありますので、注意が必要です。実際の対応状況は、Prime Nowページで郵便番号からの検索が可能なので、そちらを参照することをオススメします。



また今回は合わせて、対象となる商品のラインアップも拡大。「各地域に関連の深い商品を強化した」として、大阪発祥の冷凍惣菜類や、横浜を連想する中華チルド惣菜・調味料などの取り扱いをはじめます。さらに全エリアで卵と牛乳、および月刊誌も対象に含めています。

従来は水、ジュース、お酒をはじめとする飲料や食品類、洗剤やシャンプーといった日用品やベビー用品をはじめ、PC周辺機器やコピー用紙、文房具、家電、ギフト商品の一部といった構成でしたが、今回はとくに食料品の取り扱いが拡大することになります。



今回実際に専用アプリで確認したところ、一例として中華チルド惣菜では冷蔵チャーシュー麺や中華まんなどが、雑紙ではダイヤモンドzaiやNHK「今日の料理」テキストなどが対象となっていました。



従来からの対象製品として面白いところでは、PC周辺機器としてはバッファローのUSB接続HDDやデジタルカメラ本体(ニコンのCOOLPIX L32)、ゲーム関連ではソニープレイステーション4本体などもあります。

なお、時間制限に関しては、1時間以内配送の注文時間は午前6時から午後10時59分まで、配送時間は午前6時から深夜0時まで。2時間便は注文時間が24時間、配送時間は午前6時から深夜0時までとなります。



Prime Nowは、2014年12月に米国のニューヨーク、マンハッタン地域で開始。2015年11月には日本でも東京都内の一部で開始しています(下記記事を参照)。今回の地域拡大で、ついに関西地区も加わった、という格好です。

注文から1時間で商品が届くAmazon Prime Now が都内の一部エリアで開始。プライム会員、2500円以上の注文限定、送料890円

Amazonは今回を含めて「今後も対象地域は拡大していく」とアナウンスしてはいるものの、実際は(とくに1時間以内配送は)配送センターからの立地などで条件が厳しいため、筆者などは「そうは言いつつ、なかなか拡大は難しいのでは」という見立てでした。

今回のエリア拡大は、そうした予想を裏切るように、日本サービス開始から約2ヶ月で関西でも開始するという形になっており、改めて現状のAmazonの凄みを見せつけるような話でもあります。今後さらにエリアが拡大するのか、あるいは他社から対抗する配達サービスが出てくるのか、といった点を含めて、注目に値する動きでしょう。
大阪や兵庫でも1時間配達、Amazonの超速配サービス Prime Now がエリア拡大。卵や牛乳も取り扱い
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