USBケーブルで大電流の給電を可能とするUSB PD(USB Power Delivery)に対応したハブがついに発売されました。マイクロソリューションの『USB PD USB C 3Port Hub』で、Amazonにて販売中。原稿執筆時は500台限定特価として、2980円で販売されています。

メーカーからピンと来た読者も多いでしょうが、本機は新MacBookこと12インチモデルを前提とした製品。ホスト用と電源入力用端子にはUSBタイプCコネクタを搭載。MacBookのACアダプタと本体の間に接続することで、ACアダプタから電源を供給しながらUSB 3.0ポート(5Gbps)を3基増設可能です。

マイクロソリューション USB PD USB C 3Port Hub

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4 枚




なお、同社のサイトやAmazonの販売ページでは「電源供給用のUSBタイプCコネクタに、ACアダプタ以外のUSB機器の接続は可能か」について触れられていませんが、筆者がメーカーに確認したところ可能であるとの回答を得ています。このため最大ポート数は4基(USB 3.0 タイプA×3+USB 3.0 タイプC×1)となります。

なお、本機側にACアダプタは付属せず、10Gbpsの速度には非対応(つまりUSB 3.0までの対応)。またタイプA端子側への供給電流上限は原稿執筆時点では未公開とのこと。




さて、USB PDは、USBケーブル上で最大100Wという大電力を供給可能とするUSBの拡張仕様。規格の策定は2012年7月と比較的前ですが(当時の記事を参照ください)、実際の機器に初採用されたのは2015年4月のMacBook 12インチモデル。同機のUSBタイプC端子はこれにより、29W(ACアダプタ側の出力仕様)の電力を伝送できます。

最大100WのUSB給電規格 USB PD 策定完了、ノートの充電も対応

また、2015年11月には、USB PDに対応した自作PC向けのUSBホストアダプタがASUSから発売。この製品は「PC本体側の電源容量に余裕があれば」という条件が付きますが、100Wの給電が可能な設計です(下記記事を参照ください)。

USBから100W給電可能、USB-C拡張キットがASUSから発売。USB PD対応機器普及の鍵となるか

ただし、他の機器の対応は遅れており、とくに待望されていたのがUSBハブでした。理由はご存じのようにMacBook 12インチは1基しか端子がありませんが、アップル純正のアダプタ以外のUSBハブでは(USB PD非対応であることから)本体への電源供給が不可能だったため。



つまり本機は、新Macbookユーザーにとっては「ACアダプタを使いながらUSB 3.0×3基のポートを増やせる」というハブ。USB機器をACアダプタと差し替えて使っていたMacBookユーザーにとっては「ようやく出たか!!」と喝采したくなるアイテムです。

さらに限定数での2980円という価格は、USBタイプC対応ハブとしてだけ見ても比較的安価なため、お買い得度はかなり高め。MacBookユーザー以外でも価値のある製品と呼べそうです。
新MacBookユーザー待望の一品、USB PD対応3+1ポートハブが2980円で発売。500台限定特価
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