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アニメPSYCHO-PASSの特殊拳銃ドミネーター開発秘話。Cerevo岩佐社長『技術の無駄遣いは最高の賛辞』

小口貴宏 (TAKAHIRO KOGUCHI)
2016年2月8日, 午後02:00 in Cerevo
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Cerevoは、アニメ PSYCHO-PASS(サイコパス)に登場する特殊拳銃 ドミネーター の予約受付を2月18日に開始します。

劇中同様に、相手の「犯罪係数」に応じてパラライザーからエリミネーターに電動変形する機能を備えます。From Screen to the Real(S2R)というコンセプトのもと、劇中のアイテムを現実世界で極限まで再現することを目指して開発されています。発表会場で岩佐琢磨社長が語った開発秘話をお届けします。

Gallery: 特殊拳銃ドミネーター | 14 Photos

ドミネーターは、アニメ「PSYCHO-PASS」(サイコパス)に登場する特殊拳銃を再現したスマート・トイです。Production I.G.監督 塩谷直義氏、ニトロプラス デザイナー・石渡マコト氏の監修を受け、ドミネーターの特徴である自動変形機構、音声再生機能、LEDを使った発光、犯罪係数測定など、作品の世界観を忠実に再現しています。

Cerevoは2015年7月18日に、Dominater Maxiというプロジェクト名でドミネーターのプロトタイプを公開。すると予想に反し海外から大きな反響があり、YouTubeの動画再生回数が1000万回を超え、サポート窓口には韓国語やロシア語による問い合わせも寄せられたそうです。

動画:Cerevo、アニメPSYCHO-PASSの特殊拳銃ドミネーター開発。自動変形機構、スマホで執行シーン再現




『技術の無駄遣いと言われるのは最高の賛辞』『本当に好きな人のために、非常に細かいところまでこだわって開発』

代表取締役社長の岩佐琢磨氏は『技術の無駄遣いと言ってもらえるのは最高の賛辞』と語り、本当に好きな人のために、非常に細かいところまでこだわって開発したと話します。



ドミネーターの基本機能は、パラライザーとエリミネーター間の電動変形です。作中のドミネーターが現実世界にそのまま現れたかのようにリアルに変形します。また、銃口部分にはカメラを備え、銃口を顔に向けると顔認識により、Wi-FiおよびBluetoothで連携したスマートフォンの画面に「犯罪係数」を通知してくれます。

当然実際の犯罪係数ではありませんが、ランダムな数字ではなく、ある特定のアルゴリズムを用いて算出しています。ある人を狙うと100、人によってはオーバー600といった具合です。

また、ドミネーター内蔵のスピーカーからは、日高のり子さん撮りおろしの『犯罪係数、オーバー◯◯...』という音声が流れ、犯罪係数に応じて自動変形するなど、作中の臨場感をリアルに再現しています。なおボイスは、連携したスマートフォンからも再生可能。外付けのスピーカーに繋げば更に迫力あるサウンドで楽しめます。

パラライザーモード


エリミネーターモードに電動変形


顔に銃口を向けるとスマートフォンアプリの画面で犯罪係数を表示


なお劇中では、ドミネーターがどの監視官・執行官が握ったかを認識して、常守朱なら常守朱モードとして起動します。

これを現代のテクノロジーで再現するために、銃のグリップの部分に静電容量式タッチセンサーを搭載。グリップを握ると自動的にドミネーターが起動し、スピーカーから"ユーザー認証〜 適性ユーザー"ですと流れる作中のくだりを再現します。『実際には手のひらの指紋で認証できればよかったが、さすがにそれはやりすぎだろうと』(岩佐氏)

岩佐氏『開発までの道は険しかった』

ドミネーターのユニークな点は、やはり迫力の電動変形です。岩佐氏によると、初期の動作テストでは、わずか数十回の変形でギアが欠け、モーターが焼き切れたとのこと。

このピンチを救ったのが京都に本社を置く日本電産で、ドミネーター用にフルカスタマイズした専用ギアードモーターを提供。これにより想定した動作テストをクリアしたとしています。

また、劇中の発光を再現するために、250個ものLEDライトを内蔵します。しかしLEDの色味には個体差があり、250個も並べると色味の不揃いが問題となり、この調整にも苦労したそうです。さらに、部品総数は約1400点に達し、これはiPhone 6sなどの最新フラグシップスマートフォンの約1000を大幅に上回るとのこと。『狂ったような部品点数、それが750g程度の筐体に入っている』『一個一個細かいギアからなにから、全てゼロから部品を起こして作った』(岩佐氏)と苦労を語ります。

LEDの粒感をできるだけ抑え、面で発光する劇中の様子を再現


部品総数は約1400点、それが750g程度の筐体に詰め込まれている


1万2800円でIP67防水防塵対応 専用プロテクターケースも別売り予定


+1万円のスペシャルエディション(右・プロトタイプ)は、グリップの部分に実銃と同じ天然ロックウッドを採用。公安局マークには人工ルビーを採用するこだわりです。


Cerevoは『S2R』(From screen to the real)(家電のテクノロジーで限界まで再現性にこだわり、劇中のアイテムを現実世界で再現する)というコンセプトのもと、今回のドミネーターを開発しました。その出来栄えは、まさに『技術の無駄遣い』という賛辞を送るにふさわしいものとなっています。

ドミネーターは2月18日にCerevoオンラインストアにて予約受付を開始。3月上旬より順次出荷予定です。なおスペシャルエディションはやや遅れ、3月中旬頃の出荷開始となる見通しです。価格は通常版が7万9800円、スペシャルエディションは8万9800円です(いずれも税別)。
Source: Cerevo
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