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UQ、データ通信1GBと無料通話1200円分をセットにした「ぴったりプラン」。端末価格を"実質0円"にする「マンスリー割」も提供:週刊モバイル通信 石野純也

石野純也(Junya Ishino)
2016年2月17日, 午前11:30 in Data
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昨年10月1日からUQコミュニケーションズ傘下となったMVNOのUQ mobileが、意欲的な料金プランを発表しました。「ぴったりプラン」がそれで、月額料金はデータ通信が毎月1GBで2980円(最大30分)。一般的なMVNOの相場よりは少々お高めですが、無料通話分を含んでおり、容量超過時も、300Kbpsと比較的高速に通信できるのが特徴となります。

Gallery: UQ「ぴったりプラン」 | 7 Photos

データ通信や無料通話がコミコミになった「ぴったりプラン」

UQコミュニケーションズ広報担当によると、この料金プランは、「格安SIMでもない、大手キャリアでもない、ちょうど中間の層を狙ったもの」とのこと。あまり知識もなく、一般的なMVNOは少々不安でも、大手キャリアでは料金が高すぎるという層がターゲットになっています。ちょうど、ソフトバンクがサブブランドとして展開するワイモバイルと同じ金額になっており、利用者の像も重なります。

1GBでは容量が足りないという人には、オプションとして「ぴったりプラン たっぷりオプション」も用意されています。こちらを選ぶと、1カ月で使えるデータ容量は3倍の3GBに拡大。無料通話分も、2倍の2400円(最大60分)になります。料金は3980円。1000円で、データ量も無料通話も増えるため、ある程度しっかり使う人にとっては、こちらの方がおトクだと感じられるはずです。
オプションを契約すれば、データ容量は3GBに拡大

UQコミュニケーションズが強みだと考えているのは、料金だけではありません。ぴったりプランには、端末を"実質0円"で買える、「マンスリー割」も提供されます。このマンスリー割は、購入した端末に応じて、月額料金を割り引くサービス。大手3キャリアが実施している、月々サポートや毎月割、月月割と同様の内容で、割引は24回続きます。

現状では、UQ mobileが販売している京セラ製の「KC-01」と、LGエレクトロニクス製の「LG G3 Beat」に加え、SIMフリースマホとしてメーカー自身が販売している「arrows M02」もマンスリー割の対象になります。UQコミュニケーションズでは、「今後SIMフリースマホも拡大していく予定」(広報)とのこと。スペックとしては、主にミッドレンジクラスのスマホを考えているようで、ちょうど3万円前後の価格が、実質0円で手に入るイメージになります。

端末価格を"実質0円"まで割り引く「マンスリー割」

ちなみに、KC-01は1240円、LG G3 Beatは1450円、arrows M02も1450円の割引となっており、これが24回分月額料金から引かれることになります。逆に端末を一括で購入していれば、LG G3 Beatやarrows M02の場合で、料金は1530円になるため、無料通話がついていることなどを考えると、他のMVNOと比べても、競争力のある料金設定と言えるかもしれません。

割引額は、端末によって異なる
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
SIMフリーの「arrows M02」も対象に

割引が24回に渡るため、UQコミュニケーションズにとっても解約率を下げる効果があります。ユーザーにとっては"縛り"になってしまうのかもしれませんが、その一方で、端末が安価に手に入る(もしくは月額料金が安くなる)のはうれしいポイントではないでしょうか。「端末補償サービス」までしっかりSIMフリー端末に拡大しているため、安心感もあります。

少々気になったのは、料金プラン自体に2年契約がついているところ。対抗軸であるワイモバイルにも同様の2年契約があるため、仕方がないのかもしれませんが、MVNOとして考えると、少々厳しい縛りと言えます。しかも、大手キャリアと同様、2年契約は自動更新です。こうした点は、より自由度の高いMVNOであれば、もう少し緩和してもよかったのではと感じるところです。

一方で2年契約を結ばなくても、1000円高くなるだけなので、自由度を重視するのであれば、こちらを選ぶのも手と言えるかもしれません。それでも端末の割引を受ければ、1GBで2530円、3GBで3530円になるため、料金がありえないほど高いというわけではありません。ただし、こちらの場合も、最低利用期間として、12カ月が設定されているため、すぐに解約できるわけではない点には注意が必要です。

MVNOがシェアを伸ばす中、格安SIMと大手キャリアの中間を目指したワイモバイルも、着実に回線数を増やしています。ソフトバンクグループの代表取締役兼CEO 孫正義氏によると、ワイモバイルは「ソフトバンクグループの稼ぎ頭」。純増数に陰りが見えるソフトバンクを下支えしている存在になっています。
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ワイモバイルを「稼ぎ頭」と語る孫社長

MVNOの回線はほとんどがドコモから借りたものです。大手キャリアという観点で見ると、auは、この市場で、ドコモとソフトバンクの両方から、挟み撃ちにあっていたような構図になります。実際、KDDIの代表取締役社長 田中孝司氏も、解約率が上昇している要因の1つが、MVNOへの流出であることを認めています。

MNPでドコモ系のMVNOや、ワイモバイルにユーザーが流出してしまうぐらいなら、ユーザーから得られる収益が少なくなっても、自社グループにとどめておいた方がいい。UQ mobileは、こうした考えの下で生み出されたMVNOです。一方で、サービスや料金プランを改定するスピードなどが遅く、他のMVNOには押されていました。実際、田中氏も「当社のMVNOは力が強くない」と述べていたことがあり、解決策を模索していました。昨年10月1日にUQコミュニケーションズに事業が譲渡されたのも、よりスピード感を持って、柔軟にMVNO市場に対応していくためです。
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MVNOの影響を語るKDDIの田中社長

その点、今回のぴったりプランや、端末を実質0円にするマンスリー割は、かなり意欲的な料金、サービスに仕上がっています。今後、どこまで端末を増やせるのかは未知数ですが、無料通話や端末に対する割引をつけ、利用の敷居を下げたことは、評価できるところ。今後、ワイモバイルと対抗できるだけの存在になるかどうかも、注目しておきたいポイントです。

関連キーワード: data, UQ WiMAX
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