こういう発想嫌いじゃないです。サンワダイレクトは、本のノド側を本体エッジに置いてスキャンすることで本を裁断せず、歪みや影を抑えた、A4対応スキャナー『400-SCN033』を発売しました。価格は3万4074円(税抜)です。

サンワダイレクト『400-SCN033』

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8 枚


最近は、自分で本をまるごとスキャンしてPDF化=自炊の話はあまり聞かれなくなりましたが、筆者は自宅にある蔵書をいかに電子化していくかという課題と日夜戦っております。

自炊といえば、裁断機で本の背の部分を裁断し、ドキュメントスキャナーで両面一気読み取りというのが定番の方法です。しかし、本を裁断してしまうと元には戻せないので、「電子化はしたいけど、本はそのまま残したい」とか、「電子化した本を売りたいけど裁断しちゃうとねぇ......」という悩みがありました。


今回発売された『400-SCN033』は、通常のフラットベッドスキャナーだと、本を見開いてスキャンしようとすると、本の種類や厚さにもよりますが、どうしても綴じしろ部分が歪み、暗くなってしまいキレイにスキャンできません。これを解決するべく、スキャン面を本体エッジぎりぎりに寄せ、本のノドがそこにくるよう設置してスキャンすれば、歪みも影も抑えられてスキャンできるという、自炊に特化したスキャナーです。

スキャン面とエッジとの間は約6mm。A4サイズのスキャンを片面ずつスキャンできます。本が分厚くてもスキャン可能で、A4サイズで300dpi、カラーでスキャンした場合、1枚あたり約7秒でスキャンできます。



解像度は75~1200dpiに対応。『Book Pavilion』や『Presto! PageManager』などのソフトが付属し、PDF化や画像化、OCR機能によるテキスト化も行なえます。TWAINもサポートしているので対応ソフトから直接スキャンも可能です。



本体のサイズは、 約W453×D285×H105mm、重量は約3.4kg。デザイン面はおいといて、モワレ除去がついていないようなので、写真系をスキャンしたときは網点が目立ってしまいますが、新書や文庫などの書籍にはかなり有用でしょう。1ページずつ丁寧にスキャンすることになるので、時間はかかりますが、本を破壊せずに残せるメリットはかなり大きいです。本によって従来の裁断+ドキュメントスキャナーと併用して使うのが吉でしょう。
これで裁断せずに自炊できる!本体エッジぎりぎりまでスキャン面を寄せた自炊特化スキャナー現わる
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