2月初旬、オキュラス社の特設ルームでオキュラス・リフトとタッチの最新版を体験取材しました。

バーチャルリアリティ(以下VR)に関するニュースは報道されない日が無いくらい加熱しています。アップルやグーグルもコンテンツ面での参入を検討しています。グーグルはすでにボール紙製のCARDBOARD(カードボード)を発表、VRのローエンド・デバイスを提供することでVRビジネスを活性化させるもくろみを感じます。

さて、ハイエンドと言えば、発売時期は明確になっていませんが、2016年に導入を予定している株式会社ソニーコンピュータエンタテインメントのPlayStation VRと、今回ご紹介するオキュラス・リフトです。

オキュラス・リフトの一般販売に向けた予約はすでに開始されており、3月の後半から順次発送される見込みです。

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取材場所は東京都港区にあるフェイスブック社のなかにあるオキュラスの体験ルーム。

オキュラス・タッチ


無いモノがそこにある・・・という不思議な現実を感じることのできる触覚デバイスがオキュラス・タッチです。
過去に何度かオキュラス・リフト自体は体験していますが、オキュラス・タッチは今回が初めてでした。

オキュラス・タッチは親指でコントロールボタンを操作選択し、中指と人差し指でトリガーを引くという入力方式になっています。

オキュラス・リフトを装着すると自然にタッチの手の形状がポリゴン状に画面内に現れます。すでにこの時点での映画「トロン」を思わせる未来感を演出しており、この時点で既に気持ちがアガります。

「ToyBox(おもちゃ箱)」



「ToyBox」は名前の通り、おもちゃ箱を掻きまわして遊ぶような感覚で、スポンジ状のブロックを自在につかんだり、投げたり、壊したりというものです。



ステージが進むと、おもちゃのガンで標的を打ちこわし、ゴム製のスリングショット(パチンコ)も画面に現れます。

スリングショットのゴムを弾いている感覚はリアルだ!


スリングショット、そのゴムを思いっきりひっぱって同じように標的を破壊します。

スリングショットがことのほかリアリティを感じるのは標的が破壊される感覚はもちろんことですが、スリングショットのゴムがびよーんと伸びる引き感が非常にリアル感を味わえることがVRならではの非現実の現実を煽ります。

さらには画面がワープし、新しい世界へ、宇宙空間、無重力のような感覚のなかでのプレイ感覚は自分の足でVR空間内に立っているにもかかわらず浮遊感を覚えます。

さらに画面が変わるとは目の前には花火やミニ・ダイナマイトがあり、ライターを手首の動きでふると着火し、花火に点火します。その花火で空中に文字を書いたりして楽しむことができます。当たり前のことですが、VR花火が安全な環境で楽しむことができます。

立体造形物制作ソフト「Medium」

次に体験したVRコンテンツ立体造形物制作ソフト「Medium」です。

これはオキュラス・タッチをスプレー・ガンのように操り、目の前にシェービング・フォームを絞り出すようなイメージで立体物を作ったり、削って加工したり、さらには着色をしたりするコンテンツです。




従来の2Dのお絵かきツールとは異なり、立体加工物をVR上で造成するもので、イマジネーションが膨らみます。

近い将来、この3D/VRツールやコンテンツを使ったアーチストが生まれてくるかもしれません。

アンリアルなリアル「BULLET TRAIN」



そして、最後に体験したVRコンテンツはアンリアルエンジン4を開発したエピックゲームス社の開発による「BULLET TRAIN」です。

プレイヤーはVRトレインに乗って移動しますが、移動する感覚は非常にリアル。プレイヤーはトレインの中を移動しつつ、現れるソルジャーを倒していくという流れ。トレイン内での移動にはワープ機能を使います。自分が移動したいポイントにターゲットを定めて、そこにオキュラス・タッチを合せてボタンを押すとワープする仕組み。

この移動中にハンドガンやショットガンを手に入れてソルジャーに応戦します。



思わずのけぞる VR感 ショットガンで応戦!


トレインの終着駅には多くのソルジャーが待ち受けていますが、ワープしつつ、銃撃で応戦し、ソルジャーを一通り片づけるとラスボスが登場。

ラスボスはなかなか倒れてくれませんが、ハンドガンやショットガン、マシンガンは繰り返し入手することができるので、(デモ・バージョンにつき)落ち着いて倒すことができます。ただしミサイルを撃たないと撃破ができませせん。

私自身、ソルジャーを迎え撃つだけで精一杯なシチュエーションでしたが、観ているほうには滑稽な姿に映ったかもしれません。

それぞれのコンテンツはおそらく時間にすれば1~2分のVR体験なのですが、そのコンテンツへの没入感はハンパなく、浮遊感、全能感を演出してくれます。

アンリアルなリアル、そこに無いものがそこある。言葉や文字ではなかなか言い表せる適切な表現がありません。しかし、ひとたびオキュラス・リフトとタッチを装着すると、この映像、触感やVR空間の広がりを体験したら、もう戻れないのではないか?と思わせるほどのインパクトを感じました。

そこに無いものが、そこにある。体験できないものが体験できる。現在のゲームや映像コンテンツの世界観を大きくワープした魅力と迫力に溢れた世界がそこにはあります。

貴方はこの世界を体験してみますか?そして現実の世界に戻ってこれますか?
オキュラス・リフト&タッチで思わずのけぞるVR感、Facebook内のVR体験ルームでたっぷり遊んできました
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