1週間のあいだに拾いきれなかったをニュースを集めてお伝えします。今週は、J.J.エイブラムス製作の Google Lunar XPRIZE ドキュメンタリー、134億光年先の最も遠い銀河、中国初のプレイステーション4用ゲームなどをまとめました。

中国メーカー初のPS4ゲームソフト『Koi』はスムーズなビジュアルが神秘的


中国の Oasis Games が、初のプレイステーション4用ソフト『Koi』を発表しました。ゲーム内容はプレイヤーキャラの小さな魚を操作し、池から消えてしまった蓮の花を復活させるという、どことなく哲学的・仏教的雰囲気を感じさせるもの。最近流行の淡いグラデーションや美しい BGM サウンドがその神秘的な雰囲気を盛り上げます。

中国では2000年から2015年にかけ、据え置き型ゲーム機の販売が禁じられていました。この間、ソフトメーカーは PC とスマートフォン向けに発達していました。『Koi』もたしかに、大作というよりはスマートフォン/タブレット向けにありそうなゲームではあるものの、そのクオリティは決して他の国にも負けてはいなさそうです。
 

中国初のPS4ゲーム『Koi』

すべての写真を見る

9 枚


[Source & Images : PlayStation Blog]

SES-9通信衛星をのせたFalcon 9 ロケット、4度目でようやく打ち上げ成功。第1段ロケットの着陸回収は失敗

 
3度に渡って打ち上げ延期を強いられていた SpaceX の Falcon 9 ロケットが3月4日、米ケープ・カナヴェラル空軍基地からようやく打ち上げに成功、SES-9 通信衛星を軌道へと送り届けました。一方、まだ一度も成功していないロケット第1段の無人船への着陸は、今回も失敗に終わりました。

打ち上げが3度も延期された理由は、ロケットが Falcon 9でも推進力の高い Full Thrust バージョン だったこと。このロケットは推進剤に使う酸素とケロシンを通常よりさらに低温にすることで高密度化するため、温度管理が非常に難しいとされており、3度の延期の理由も、いずれも酸素の温度が原因とされていました。
 
 
また、第1段ロケットの回収も今回は SpaceX 自身が望みは少ないとしていました。それは重い SES-9 通信衛星を打ち上げるためにロケットの性能を使い切る必要があったためで、スムーズな着陸にまで余力は残らないとのことでした。

[Source & Images : SpaceX(YouTube)]

ビッグバンからわずか4億年後の銀河の姿

 
NASA が、宇宙のはるか134億光年先にある、最も遠い銀河を発見しました。この銀河の光は今から134億年前に発せられたものであり、それはビッグバンによる宇宙の誕生から約4億年後という、非常に若い宇宙の姿でもあります。

ビッグバンによる誕生以降、宇宙は加速膨張を続けており、古い銀河ほど高速で遠ざかっているとされます。このため、遠い銀河から発せられる光は、地球との間の空間が伸びていくために波長が長くなり、実際よりも赤く見える"赤方偏移"を呈します。裏返せば「赤方偏移の度合いが高い銀河ほど古い」ということができます。今回ハッブル宇宙望遠鏡が発見した GN-z11 銀河の赤方偏移値は11.1。これは2015年に発見され、最も古い銀河とされたた EGS8p7 の 8.68 をうわまわります。
 
 
GN-z11 は我々がいる天の川銀河に比べると約25%小さく、質量は1/100ほど。ただ(134億年前の)若い銀河だけあってそこでは頻繁に新しい恒星が生まれているとのこと。

[Source & Images : Hubble Space Telescope]

DARPA、次世代無人垂直離着陸機のコンセプトを公開

 
米国防高等研究計画局(DARPA)が、次世代の垂直離着陸機(VTOL)のコンセプト動画を公開しました。これはX-planeと呼ばれる開発実験実証機シリーズ向けのコンセプト。幅の広い大きな翼の付いている方が後方となります。

日本でも有名な VTOL 機といえば V-22 オスプレイですが、この次世代機は、V-22 オスプレイと同じ出力 4000HP のエンジンから 3MW の電力を発電し、24基のプロペラを電力で回します。またそのプロペラは翼の中に搭載しているため、その機体は角度によってはジェット機のように見えなくもありません。
 
DARPA は、「この VTOL X-planeは今後数年のうちに実用化されるようなものではなく、現在より静かで燃料消費効率のたかい電動航空機を作る技術を生み出すために重要なコンセプト」としています。一方、このコンセプトのデザイン契約をした Aurora Flight Sciences は、2018年ごろにはデモ用の機体を制作できると予想しています。

[Source & Images : DARPA]

Google Lunar XPRIZE ドキュメンタリー『Moon Shot』トレーラー公開。J.J. エイブラムス製作


民間団体による月面探査コンテスト Google Lunar XPRIZE を題材にしたドキュメンタリー『Moon Shot』の予告編映像が公開されました。このドキュメンタリーはJ.J. エイブラムスが制作し、Google Play で3月15日、YouTubeでは3月17日から公開されます。全部で9エピソード。

Google Lunar XPRIZE は2007年の開始以来、最多時は29ものチームが参加していました。しかしそのハードルの高さから撤退やチームの統合があり、現在も月を目指しているのは16チームになっています。目標課題は、月面に探査車を送り込み、着陸地点から 500m 走行すること。そして高解像度画像もしくは映像を撮影し、地上に送り届けること。

日本からはチーム・ハクトが参戦を継続中。米国の Astrobotic チームとともに2016年後半に打ち上げる SpaceX のFalcon 9 ロケットに月面探査車を搭載する方向で準備を進めています。一方、米国のMoon Express チームとイスラエルの SpaceIL チームもそれぞれ単独で2017年にロケットへの積み込みを計画しています。



ちなみに、J.J.エイブラムス監督の話題作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は米国では早くも4月1日より iTunes や Amazon Prime Video などでデジタル配信を開始することが伝えられています(日本は未定)。

[Source & Image : Google Lunar XPRIZE(YouTube)]
J.J.エイブラムス製作の民間月探査ドキュメンタリー・最も遠い銀河を発見・中国初のPS4ゲーム(画像ピックアップ22)
広告

0 コメント

広告