インターネットやマルチメディアの資料を集めて公開する団体 Internet Archive が、1980年代から1990年台前半までに発売された Apple II 用ソフト約500本を公開しました。いずれもウェブブラウザー上で実行可能になっており、パックマンやフロッガーといったゲームから学習用ソフトまでがそろっています。

これら大量のソフトは4amと名乗る匿名個人(または団体)が提供しました。コンピュータープログラムは、対応するハードウェアが使えなくなればその役目を終えてしまうものですが、4amはそれらの、特にマイナーなソフトのコピーガードを解除し、再び実行可能としたいため Internet Archive へ寄付することにしたとのこと。

Internet Archive では、4amから提供されたマイナーなソフトからメジャータイトルまで、あらゆるソフトをインターネット環境とブラウザーさえあれば再び利用可能としました。ブラウザーで動作させるためには、エミュレーターソフト MAME /MESS のJavascriptにポートされたバージョンを使用しています。

 


貴重なソフトウェアとして保存するのが、いわゆる"Warez/割れソフト"ばかりになるのはなんとも皮肉な話です。それでも Internet Archive は貴重なソフトウェアをできるだけ忠実に "動態保存" し、ライブラリーを拡大したいとしています。そしてそれは Apple II ソフトが記憶の中だけのものとなることを防ぐことにもなっているようです。

ちなみに、Internet Archives は2015年初頭には MS-DOS ソフトの2400本を、今年2月にはWindows 3.1用のソフトを、ほかにも ATARI 用ソフトなどをブラウザー上で実行可能にして公開しています。
ゲームから教育用までApple IIソフト500本がブラウザ上で動く。Internet Archive がライブラリー公開
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