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『恐竜を絶滅させた隕石』衝突跡をボーリング調査。大量絶滅後の生物の進化過程を探る

Munenori Taniguchi
2016年3月7日, 午後07:00 in Asteroid
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テキサス大学オースティン校が国際的な研究チームを編成し、メキシコ湾内にある巨大隕石のクレーターの調査を開始すると発表しました。このクレーターは白亜紀の終わりごろに落ちた隕石によって作られたとされ、恐竜絶滅の原因とも考えられています。

研究チームが調査をするのはメキシコ湾の南部に位置するチュシュルーブ・クレーター。直径160kmの真円に近いクレーターは半分がユカタン半島にかかっています。このクレーターができたのは今から約6550万年前とされ、恐竜絶滅のもっとも有力な原因とされています。

研究者らは、このクレーター内部の様々なポイントで地質を調査するとしており、DNAサンプルや微小生物の化石などが深さ800〜1500mあたりで発見できることに期待しています。そしてそれを調べれば、恐竜が絶滅したあとどうやって生態系が再構築されていったか、またクレーターの内部でさらに新たな微生物などが生まれていたのかといったこともわかるかもしれないとしています。

海底ボーリング調査のためのプラットフォームは3月の後半に、メキシコ湾の沖合30kmに建設されます。そして500mもの厚さがある石灰岩の層の下から約3mほどの長さの地質サンプルを採取します。サンプル採取は位置を変えながら2か月にわたって実施する予定。

巨大隕石の衝突で恐竜や多くの生物が死に絶えた時代、その後を継ぐ生命がどう育まれたのか、近いうちに詳しくわかるようになるかもしれません。

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