FREETELは、折りたたみ式のSIMフリースマートフォン MUSASHIを3月下旬に発売します。

OSにAndroidを搭載しながらも見た目はガラケーという、いわゆる「ガラホ」的な製品ですが、内側と外側にそれぞれ4インチのタッチ液晶を搭載。2画面構成のため、開けばガラケースタイル、折りたためばフルタッチスマホとして扱えます。早速実機に触れてきましたので、インプレッションをお届けします。

FREETEL MUSASHI インプレッション

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11 枚


FREETEL MUSASHIの主な仕様は下記のとおりです
  • クアッドコアCPU 1.0GHz
  • ディスプレイ:前面4.0インチ 800x 480(WVGA)、背面4.0インチ 800 x 480
  • 1GBのRAM
  • 8GBのストレージ
  • 背面800万画素カメラ、前面200万画素カメラ
  • 本体サイズ:123.1 x 63.1 x 17.6mm
  • 2000mAhのバッテリー容量
  • Wi-Fi a/b/g/n(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 4.0 LE
  • SIMカードスロット:2つ(micro/micro)
かなり特徴的な端末であるMUSASHIですが、FREETELの増田薫社長によれば「スマートフォンになかなか切り替えられないガラケーユーザー」をターゲットにした端末です。

国内ではドコモやKDDI、ソフトバンクの3キャリアが、OSにAndroidを搭載しながらも、タッチ操作や豊富なアプリを殺して、使い勝手をほぼ完全にガラケーに同化させた、いわゆる「ガラホ」を発売しています。MUSASHIがそれらと根本的に異なるのは、タッチやアプリといったスマートフォンの利便性を維持しつつ、テンキー文字入力などのガラケーならではの操作性を備え、いわばスマートフォンとガラケーの良い所取りをしている点です。



外側と内側にそれぞれタッチ液晶を搭載する2画面構成のため、折り畳んだ状態ではフルタッチスマホとして、パカっと開けばガラケースタイルで操作できます。内側のディスプレイもタッチ対応なので、例えばWEBページを閲覧中に、スクロールはタッチ操作で、文字入力には慣れ親しんだテンキーを使うといったことも可能です。

また大手キャリアから出ている「ガラホ」とは異なり、Google Play認証を得ているため、ストアから好きなアプリをインストール可能。また、タッチパネルを殺していないので、タッチ操作で一般的なスマートフォンと同じように使えるのもメリットです。


外観や手に持った感じはガラケーそのもの。4.0インチとガラケーにしては大画面ですが、ベゼルが狭いためか3インチ後半の端末と同じようなサイズ感です。


外側にもタッチディスプレイを搭載


折り畳んだ状態ではフルタッチスマートフォンに

細かなこだわりでガラケーらしさも追求

なおMUSASHIを開発するにあたり、細かな仕様でもガラケーらしさを追求したとしています。例えば端子のキャップです。一般的なスマートフォンと同様にmicroUSBで充電するのですが、MUSASHIでは埃が入らないようにとキャップが付いています。ガラケーの場合、あらゆる端子にキャップが付いているのが一般的でしたが、その流れを汲んでいます。






またテンキーのUIにもこだわったとしています。中央の決定ボタンを押すと、アプリドロワー(アプリ一覧)が表示され、使いたいアプリを選べます。この点もガラケーのUIを踏襲しています。

なおMUSASHIはタッチパネルに対応していますが、基本的な操作はテンキーと十字キーで行えます。ただ初めてインストールしたアプリの場合、初回起動時はテンキーでの操作が行えないなどの制約があるそうです。


またヒンジの部分には、ガラケー時代には当たり前の存在だったストラップホールを備えます。


十字キーの横にある星マークの「お気に入り」ボタンには、電話帳や電話、ブラウザやPlayストアなどの好きなアプリを登録可能。登録すればワンタップで起動できます。

海外でも大きな反響

増田社長によると、MUSASHIは海外からの反響も大きかったといいます。2月末にバルセロナで開催されたモバイル見本市 MWC 2016の出展時には、海外の事業者からMUSASHIに対して多くの引き合いがあったそうです。また海外メディアには『A whole new world』(全く新しい世界)と取り上げられるなど、注目度がかなり高かったとしています。

FREETELはカンボジアの新興キャリア シーテルと提携し端末50万台を供給、米国進出も果たすなど、グローバル展開を加速させています。MUSASHIのような変わり種も海外展開の足がかりになるでしょう。



大手キャリアの「ガラホ」は、ガラケーにUIを限りなく近づけ、既存のガラケーユーザーでも違和感なく使えるようにした点が特徴でした。その反面、Android OSの利点とも言えるタッチUIやアプリの利便性を殺しており、製品としては後ろ向き感が否めませんでした、

一方のMUSASHIは、タッチ操作やアプリの利便性を殺さずに、ガラケーのテンキーによる文字入力の利点を引き継ぐなど、ガラケーとスマホの良い所取りをした、本当の意味のガラホに感じます。とはいえ、これまで長らくガラケーを使っていたユーザーが、スマートフォンの要素を多分に含むMUSASHIにすんなりと馴染めるかはわかりません。ただ2万4800円という低価格、かつFREETEL SIMでは2年縛りもないために、チャレンジする敷居が低いことは確かです。
スマホとガラケー良い所取り? SIMフリー「ガラホ」の実機に触れる。2万4800円の低価格も魅力 FREETEL MUSASHI
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