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水中から発進、飛翔するドローンCRACUNS発表。2か月間の潜水後でも飛行可能、ボディは軽量樹脂を3Dプリントで整形

Munenori Taniguchi
2016年3月18日, 午後09:10 in Cracuns
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米ジョンズ・ホプキンス大学の応用物理学研究所(APL)が、水底から浮上してそのまま飛び上がるドローン CRACUNS (クラーケン)を開発しました。CRACUNSは最長2か月ものあいだ海水中に沈んでの待機が可能で、いったん始動すれば水面に浮上、さらにそのまま空中へと飛び上がることができます。

この水中発進ドローンは、そのボディを軽量な3Dプリントの樹脂で製造し、内部回路を防水コンパートメントに収めています。もちろん水底に沈めておく間は水圧にも耐えなければならないため、必要な強度を備えた設計を採用しました。

一方、空中を飛ぶために必要なローターまわりは構造上、なにかに収めて使うことはできません。さぞかし特殊な防水加工が施してあるのかと思いきや、この部分に特別な工夫はなく、市販の防水コーティング剤に含浸しただけ。それでも塩水に対しても効果は十分にあり、約2か月間は沈んだままにしておいても問題ないことを実験で確認済みとのこと。

また CRACUNS は、動画では紹介されていないものの、空中から着水し、さらに水中のベースに戻ることもできると、APL は説明します。
 

 
APL の技術者は、「われわれは長年、潜水艦や軍用ドローン(UAV)の開発に携わってきました。そして、将来に向け水中と空中両方に対応する乗り物の開発を目指しています」と語ります。さらに CRACUNS はコストもさほど高いものではないため、スポンサーなどに向けて、量産も見越したこれまでにない提案ができるようになる可能性があるとしています。
 


ちなみに、同様の水空両用ドローンは2015年10月に米ラトガース大学も発表していました。こちらにはすでにアメリカ海軍がスポンサーに付いています。

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