アルコールチェッカーに息を吹きかけて測定

花見、新年度と飲み会のシーズンが訪れましたね。でも私は少し憂鬱です。実はここ1、2年めっきり酒が飲めなくなりまして。少し飲んでも二日酔いで次の日には沈没してしまうパターンが増えました。自宅で仕事していて飲む機会が減ったからか? 年齢のせいか? それとも両方か? 難しいところです。

そこで今回、吐く息から呼気のアルコール濃度を測定する『タニタ アルコールチェッカー HC-213S』を使って、自分の酔っ払い度を調べてみました。 

アルコールチェッカーで測定

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しかしそもそも『アルコールチェッカー』を使おうと思ったきっかけとは......実は、自分があまりにも酒が弱くなったので、ここ3ヵ月、飲み会ごとに酒量と二日酔いの相関関係を「メンバー」「つまみの有無」などとあわせてExcelでまとめていたのですが、そこに数値的なデータが欲しかったわけです。

自分の二日酔い度をExcelでまとめています

『アルコールチェッカー』は以前から販売されているロングセラーで、最近、ネットショップで見たところお手頃価格になっていたので購入しました。

測定器と10円玉の比較

とりあえず測定してみますか。
もちろん飲みます。飲まねば仕事にならぬ。

二日酔いの量を飲んでアルコール濃度を測定

今回の測定はただ飲んで測るだけじゃおもしろくありません。今まで調べた酒量と二日酔いの相関関係から割り出した、自分が二日酔いになるであろう酒量を飲んで複数回測り、アルコール濃度から自分のリミットを調べようかと。

Excelの表からみた、私の推定限界量は、350ml缶ビール2本と梅酒100ml(グラス1杯分)。

まず飲む前に一度アルコール濃度をチェックしましょう。この製品ではキャップを上部に持ち上げてセンサー部を露出させると、モニターに カウントダウン表示が現れます。その間、本体を4~5回振って、誤測定の原因になる匂いや湿気を取り除き、その後、アラームが鳴るまでセンサー部分に 「ふーっ」と息を吹きかけます。

センサー部分を出して測定スタート

この『アルコールチェッカー』で測定できるアルコール濃度は、0.00mg/lから0.05mg/l刻みで、0.50mg/lまで。0.50mg/l以上になると画面が点滅するとのこと。

今回の計測では、20分おきに2時間、計7回測定します。
まず飲む前に1回目の測定。当たり前ですが「0.00mg/l」です。

1回目の測定

なお、測定日は3月22日。連休明けで、なおかつアップルのスペシャルイベント直後で世間は忙しいはず。いくら3月は休みなしだったとはいえ、そんな時に飲んでいる自分。ここで優越感を感じるか引け目を感じるかで人間が分かれますが、私はどちらかというと後者です。でも、後ろめたい気分があ ると酒が進みますね。あっという間にビールが減っていきます。

測定のためとりあえず飲みます

20分経過した時点での2回目の記録は 「0.10mg/l」。マニュアルに記載されている判定内容によると「酔いはじめ」、気分爽快の段階だそうです。確かにここで止めていれば良い晩酌で済むのかもしれませんが測定は続きます。3回目の測定は順調に「0.15mg/l」。判定ではまだ「酔いはじめ」なんだそうで実際、楽しいものの、早くも頭に違和感が。気がつくとビール2本目。

心なしか画像がブレたりボケたりしていますが、おそらくお酒の仕業です。
1回目と2回目の測定結果

酔いのピークを過ぎてからが本番だと判明

4 回目は「0.25mg/l」。判定では適当に酔って良い気分になる「微酔」であるものの、自分からするとすでにガチ酔い。あれ? やはり自分はお酒弱いのでは、という気がしてきました。そしてすでに甘いものやラーメンが欲しい段階に。きっと肝臓がアルコールを分解するために糖分を欲しているんだと思います。とりあえずアイス食べました。写真の手の赤さから私の酔いの回り具合をお察しいただけたら。

甘いものを食べる手も真っ赤

5 回目で測定時に本体を振るのを忘れ、あわてて再測定したところ「0.30mg/l」。一応、「微酔」の範囲内。ひとりで飲むのは寂しいのでライ ブDVD流していたら、気が付くとリズムに合わせ身体を動かしておりました。原稿書いている今振り返って思うと、その時点で泥酔じゃないかという気がします。

本体を収納する袋にも判定が書いてありましたが、やはり「微酔」。

アルコール濃度の判定表示の表

6 回目の結果は「0.25mg/l」。数値こそは低くなっているものの、体感的には胃がちょっとムカムカしてきており、通常の飲み会だったら家までの電車に 乗っているのがシンドい段階。呼気のアルコール濃度のピークを過ぎてからが、身体にとって本格的に辛い段階に入るようです。

飲みはじめから2時間が経ち、実験は終了。ラスト7回目の測定値は「0.20mg/l」。濃度が低くなっていても、この時点で頭にミシッとした感触がして、早くも二日酔いの予感がしました。なお4回目以降、測定結果を撮影した写真を後でチェックしてみるとことごとく手ブレを起こしていて衝撃。しかし、ここはあえて酔いの激しさを示すためと自戒の意味で掲載したいと思います。

いよいよ本格的に画像がブレたりボケていますが、確実にお酒の仕業です。
ブレてますが、4~7回目の測定結果

便利そうで使いどころが難しい製品

さて2時間、二日酔いになる酒量で試してみた結果、最高で呼気中のアルコール 濃度は「0.30mg/l」でした。もっと正確な結果を出したい場合、実験を重ねてサンプル数を増やすのが良いのでしょうが、けっこうハードなのでもう勘弁。実際、この原稿を書いている23日現在、頭痛と気分の落ち込みで完全に二日酔いです。

普通なら「微酔」のレベルでも自分としては最終的にシンドいということは、やっぱり私はあまりお酒が強くないのでしょう。飲んでちょっと楽しくなった段階、「酔いはじめ」で止めるのがベストなんだと反省しました。先の実験から見るとビール缶1本分ぐらいか。

測定終了。お疲れ様でした

し かし、この『アルコールチェッカー』は便利そうに見えて、どういったシーンで使うかが意外に悩むように思います。飲み会で使えそうに見えて も、人が酔っているのを測定しても本気で酔っぱらっている人は「大丈夫!」って測定結果を無視することがありそうですし、気分悪そうにしている人は介抱し た方が早そうです。使いどころが難しいのではないでしょうか。

あと、実際にやってみて思ったのが、測定前に本体を振るといった手順は、酔っぱらっていたら忘れちゃうんじゃないか......ですね。私も1回、失敗しましたから。

そんな『アルコールチェッカー』が役立つ場面は、やはり今回の実験のように自分に適した量を数値で判断するため測定する、というあたりかと思います。私も、 試してみてすっかり自分の酒飲み度に自信がなくなりました。大人になればいつかどこかで自分の酒量を見直す時が来るかもしれません。そんな時にこそ目安の ひとつとして使うのはアリかと思います。

なお、最後に注意点を。
ここで紹介した『アルコールチェッカー』はじめ、息をふきかけるタイプのはあくまで簡易的な測定しかできないため、車を運転できるかどうかの測定用に使えません。今回の『アルコールチェッカー』の注意書きにも「本器は飲酒運転の可否を判断するものではありません」と記載されています。お気をつけください。 

アルコールチェッカーで測定

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吐く息でアルコール濃度を測定! 『タニタ アルコールチェッカー』でどれだけ自分は酒が弱いか思い知りました
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