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実は原点回帰、ソフトバンクがものづくり支援事業に参入。企画から資金調達、販売までを新サイト「+Style」で支援

橋本 新義 (Shingi Hashimoto)
2016年3月30日, 午後05:30 in Plusstyle
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ソフトバンクが本日、ものづくりを支援する新サイト『+Style』(プラススタイル)をオープンしました。同サイトは、メーカーとユーザーが企画段階で意見交換する「プランニング」、投資を募集する「クラウドファンディング」、製品を購入する「ショッピング」の3つの機能を持ったもの。

プロジェクト数は、現状で発表できる段階(4月下旬まで)で29点。3つの企画と16のファンディング計画、そして10点の製品販売に関するページが開設されます。ソフトバンク側は同サイトとこれに伴うサービスを包括し「アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する、消費者参加型プラットフォーム」と位置づけています。

Gallery: ソフトバンク ものづくり支援新サイト +Style | 32 Photos







本日公開されたプロジェクトの代表としては、ソニーの家電リモコンやスピーカーフォンにもなる多機能照明『マルチファンクションライト』や、おなじみセレボのロードバイク向けライブテレメトリデバイス(データ取得センサー)『RIDE-1』、GLM株式会社の電気自動車『Tommy Kaira ZZ ガッチャマンクラウズVer.』、Naran Inc.の、家電製品のボタンを押す機能を持った「ロボット指」デバイス『マイクロボット・プッシュ』など。





また、ガジェット系以外にも、株式会社ミラのスマートフォンとフィギュアを連動させたAR戦略ボードゲーム『CODE HORIZON』(写真は同ゲームのフィギュア)や、株式会社ギャレットインテリアの『ハンドメイドアルミアタッシュケース』といったアイテムも見られます。



さて、当日秋葉原で開催された発表会には、新事業責任者として、同社サービスプラットフォーム戦略・開発本部担当部長の近藤正充氏が登壇。+Styleの目的と機能を紹介しました。



一つ目の「プランニング」とは、企業が製品のアイデアなどを投稿。興味を持ったユーザーからの意見を募集できるという機能。



二つ目の「クラウドファンディング」は、本誌読者であればお馴染みの、製品化前のアイテムやサービスに対して購入希望者を募り、投資してもらう機能。KickstarterやIndiegogoといった、先行しているサービスに近い機能を持ちます。



三つ目の「ショッピング」は文字通りの販売ですが、一般販売前の商品などを期間や数量限定で販売するパターンをアピール。「マーケティングの場としても活用できるショッピング」「購入者からの意見を集める手段としての販売」を強調しています。



また将来的には、+Styleでの販売後、ソフトバンクショップや同社系列(ソフトバンク コマース&サービス)での流通を通じ、量販店などへの販売なども検討している点を紹介。

ものづくりを考えているメーカー側にとっては、他のクラウドファンディングサービスと比較しても、クラウドファンディングでの製品化の「さらに後」が展開できる点――つまり同サイトでのショッピングによる量販、そして将来的にソフトバンクショップや量販店までに販路を広げられる点――が魅力、とアピールします。

こうした販路の点に関しては、近藤氏に「将来的にもし事情が整ったら、『ソフトバンクショップ実店舗にて、Pepperに接客してもらって車を購入する』といったことも考えているのか」と質問したところ、「将来的にそういったことができたら面白いと考えている」との回答が得られています。



合わせて、アイデアは優れているが生産や広報が難しいというプランを手助けする「ものづくりサポーターズ」という支援団体も結成。DMM.make AKIBAやMAKERS BOOT CAMPといったこの分野に造詣の深い名前をはじめ、インテルにアルプス電気、NVIDIAやクアルコム、果てはFOXCONN(フォックスコン)やクアンタ・コンピュータといった大手ODMメーカーも名を連ねます。



これらのサポーターにより、投資やハードウェア試作支援、アプリ制作やWeb、動画制作に至るまで、幅広いサポートが可能な点をアピール。最初の取り組みとして、開発ボードやセンサー類の販売、アイデアコンテストの開催を企画中であると紹介されました。



さて、ソフトバンクがものづくり支援、と聞くと突飛な印象を持たれる方も多いと思われますが、実は古くからソフトバンクを知っている方はご存じのように、同社はもともとPC(当時は「マイコン」でしたが)ソフトの流通が本業。今回の事業は広義の、そして今後は規模が広がるであろう「流通ビジネス」でもあることから、ある意味では原点回帰とも呼べる動きになるわけです。

そうした事情もあってか、良い意味で予想以上に大規模な事業として取り組んでいる印象です。とくに、国内ではまだ大手プレーヤーが定まっていないクラウドファンディングサービスに関しては、突然超大手が乗り込んできた格好となり、かなりの情勢変化が起こりそうな予感も。いろいろな意味で本誌読者にとっては注目すべきサイトとなるかもしれません。

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