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レビュー:HHKBに待望のワイヤレス版が登場! 最上級の入力環境を携帯できる『Happy Hacking Keyboard Professional BT』を使ってみた

Gian Suzuki , @giansuzuki
2016年4月12日, 午前11:55 in Pfu
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既報のとおり、快適タイピングを追求したPFUのキーボード『Happy Hacking Keyboard』シリーズに待望のBluetoothモデルが登場しました。自宅のデスクトップPCで『Happy Hacking Keyboard Professional JP Type-S』を愛用しているワタクシ・ジャイアン鈴木が、新製品の『Happy Hacking Keyboard Professional BT』をレビューいたします!

さて『Happy Hacking Keyboard Professional BT』のレビューを始める前に、『Happy Hacking Keyboard』シリーズのラインナップについておさらいしておきましょう。なお以降"Happy Hacking Keyboard"はシリーズ名、製品名問わず、すべて"HHKB"と省略いたしますね。

●『Happy Hacking Keyboard』シリーズの種類

シリーズ名 型番 種別 直販価格
HHKB Professional2 Type-S
 
PD-KB400WS 英語配列 2万7500円
PD-KB400WNS 英語配列無刻印 2万7500円
HHKB Professional JP Type-S PD-KB420WS 日本語配列 2万7500円
HHKB Professional2
 
 
 
PD-KB400W 英語配列 2万3000円
PD-KB400B 英語配列 2万3000円
PD-KB400WN 英語配列無刻印 2万3000円
PD-KB400BN 英語配列無刻印 2万3000円
HHKB Professional JP
 
PD-KB420W 日本語配列 2万6287円
PD-KB420B 日本語配列 2万6287円
HHKB Lite2
 
 
 
PD-KB200W/U 英語配列 5400円
PD-KB200B/U 英語配列 5400円
PD-KB220W/U 日本語配列 5400円
PD-KB220B/U 日本語配列 5400円
HHKB Lite2 for Mac
 
PD-KB200MA 英語配列 5800円
PD-KB220MA 日本語配列 5800円

ちょっとややこしいですね。まず『HHKB Lite2』と『HHKB Lite2 for Mac』はスタンダードモデルです。この2つもよい製品なのですが、今回は忘れてしまいましょう。乱暴ですいません。

『HHKB Professional2』が英語配列/英語配列無刻印タイプで、『HHKB Professional JP』が日本語配列タイプ。どちらもキーストロークは4mm、押下圧は45gです。

"Type-S"が付いたモデルは、高速タイピング性を向上させるためキーストロークを3.8mmに変更し、また新規採用した緩衝材でキー打鍵音を30%低減させています。押下圧は45gで変わりません。

つまり、今回発売される『HHKB Professional BT』は、『HHKB Professional2』と『HHKB Professional JP』のBluetooth版ということになるわけです。

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今回は『HHKB Professional BT』の日本語配列モデルを借用しました。上部の出っ張りがBluetoothモデルの印です。価格は英語配列、英語配列無刻印、日本語配列モデル共通で直販価格2万7500円となります

それでは本題に入りましょう。まずキータッチですが素晴らしいのひと言というか、『HHKB Professional2』と『HHKB Professional JP』とまったく変わりません。そもそもキーの構造やパーツ自体まったく変更されていないそうです。というわけで『HHKB Professional BT』のタイピングの感触を確かめたい場合は、家電量販店のキーボード売り場で『HHKB Professional2』または『HHKB Professional JP』をお試しください。

『HHKB Professional JP Type-S』ユーザーならではの感想を付け加えると、キーストロークの差はそれほど気になりませんでした。0.2ミリしか違わないので、横に並べて打ち比べないとわからないレベルですね。

しかしキー打鍵音の"音質"はかなり違います。"音量"にはそれほど差はないのですが、『HHKB Professional BT』は高い音で、『HHKB Professional JP Type-S』は低い音なんですね。Bluetoothモデルということで外出時に喫茶店などでも使いたいところですが、あまりに静かな店では少し周囲に気を遣ったほうがよいでしょう。

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上が『HHKB Professional JP Type-S』、下が『HHKB Professional BT』

Bluetooth接続の安定性については丸1日と短い試用期間ではありますが、特に気になる挙動はありませんでした。いまどきのBluetoothキーボードなら当たり前かもしれませんが、どんなに速くタイピングしてもキー入力を取りこぼすことはありませんし、不自然にペアリングが切れることもなかったです。試しに仕事部屋のある2階から、1階のリビングに移動して遠距離接続も試してみましたが、木造建築の床・天井を挟んで8メートルほど離れても入力し続けることができました。Bluetoothイヤフォンでは接続が切れることがあったので、接続性はまずまずだと言えるでしょう。

『HHKB Professional BT』は30分文字入力がなければ自動的に電源がオフになる仕様になっています。電源ボタン長押しで電源が入り、直前にペアリングしていた端末に自動で再接続しますが、Windows 10搭載PCでは電源ボタンを長押ししてから約3.55秒でキー入力が可能になりました。個人的にはこの程度の待ち時間であれば十分許容範囲です。約3.55秒を待ちたくない方は、省電力モードをオフに設定しましょう。省電力モードのオンオフは底面のディップスイッチで設定可能です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
底面のディップスイッチでは、"Fn"キーと"Control"キーの入れ替えなど6つの設定を変更可能です

本製品はBluetooth HIDプロファイルに対応したWindows PC、Mac、iOS端末、Android端末、Windows 10 Mobile端末と最大4台までマルチペアリング可能です。ただし特定のキーボードを指定して接続することができないため、たとえば2台目の端末に接続するためには、現在接続している端末のBluetooth接続をオフにする必要があります。

また底面のディップスイッチの"1"を"OFF"にするとWindows/Androidモード、"ON"にすると"Mac/iOS"モードに切り替わるのですが、iOS端末ではOS側の仕様のために記号を刻印どおりに入力できません。

そしてこれは好みの問題かもしれませんが、個人的には白モデルを用意してほしかったです。下に掲載した写真を見ていただければわかるとおり、撮影時に露出を明るくしても『HHKB Professional BT』の黒いキーの刻印は読みづらいんですね。タッチタイピングを完全マスターさせるためにあえて判別しづらくしているのかもしれませんが、一部記号の位置関係の記憶が怪しいワタシにとっては、白モデルのほうが大変助かります。

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『HHKB Professional BT』には黒モデルしか用意されていません。側面の刻印は特に読みづらいです

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
黒モデルのほうが断然カッコいいことはよくわかっておりますが......

ほかにも、単3型充電池を入れていればマイクロUSB端子から充電できればよかったなとか、キー打鍵音が小さい"Type-S"のBluetooth版がほしかったなとか正直不満はあります。

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単3電池が切れても、モバイルバッテリーなどからマイクロUSB端子経由で給電すれば、引き続き利用可能です。またマイクロUSB端子経由で給電している間は、単3電池を節約できます

とは言え、入手しやすい単3電池で駆動できて、どこにでも持ち歩いて最上の入力環境を構築できる『HHKB Professional BT』は、『HHKB Professional JP Type-S』を5年使い続けてほかのキーボードを使えないカラダになっているワタシにとっては、待ち望んでいたモバイルキーボードです。なんだかんだ文句を言いましたが、出張用のキーボードとして購入する所存でございます!

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