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えっ、タイヤは細い方がいい!? ブリヂストンの次世代低燃費タイヤ技術「ologic」を日産リーフで検証

Autoblog Japan Staff
2016年4月12日, 午後02:30 in 2016
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ブリヂストンの次世代低燃費タイヤ技術「ologic(オロジック)」で試作したタイヤと標準装着のタイヤを日産リーフ」で乗り比べる機会があったのでその走りの違いをご紹介しよう。

ologicを採用したタイヤは、既に電気自動車のBMWi3」にエコピアとブリザックが標準設定されている実績もあり、目にしたことがある読者もいるだろう。

画像のリーフに装着されているタイヤは、ologic技術で作られた試作タイヤで165/60R19という細めのタイヤだ。

一見するとテンパータイヤを履いているのかと思ってしまうぐらいのインパクトがある細さは印象に残る。

Gallery: 2016 Bridgestone Ologic | 15 Photos


サイドから見ると、リーフの標準タイヤサイズは205/55R16なので、3インチも大きいホイールが存在感があってカッコいい。

一般的なクルマの標準タイヤはホイールアーチとタイヤの間にクリアランスがあるため、ボディとの一体感がない。

そこで、アフターパーツでインチアップやローダウンなどを施し、そのクリアランスを少なくすることでスタイリッシュに仕上げるわけだが、ologic技術が一般化してきたらそのような市場が大きく変わるかもしれない。

また、このクリアランスではタイヤチェーンも装着できそうもないので、スタッドレスが必須となる可能性も高そうだ。


後ろから見ても165/60R19サイズというその細さは特徴的だ。

細い細いと連呼してきたが、実は同じ日産の軽自動車の「デイズルークス」のタイヤはスポーティーモデルのハイウェイスターで165/55R15、標準モデルではさらに細い155/65R14となっており、165幅自体はそれほど珍しいものではない。165幅に対して19インチという点が細く見えるマジックだろう。

なお、空気圧は320kPa。標準タイヤが250kpaとなっているので、かなり高めだ。


最初の試乗は、低燃費タイヤのエコピアEX20。標準タイヤサイズの205/55-16ということで、見た目は画像のように街中で見るリーフと同様。

今回用意されたテストコースには左右に凸凹した路面やヘアピンコーナーがあり、タイヤの挙動の変化が分かりやすくなっている。

電気自動車なので、走行中聞こえるのはわずかなモーター音、風切り音とロードノイズだけとなる。そうなると205幅のタイヤは路面の凹凸を拾って足回りがバタついていることがよくわかる。


こちらは、ologic技術で作られた165/60R19の試作タイヤ。

明らかに路面の凹凸を拾う度合が少なく、タイヤが路面に吸い付いている印象。またタイヤの幅が標準タイヤサイズより細いので、明らかにハンドリングが軽くコーナーでのステアリング操作もスムーズであった。


ここまでは見た目と走りの話しかしていないため、単にタイヤサイズを変えただけのように伝わってしまうので、ologic技術に以下でカンタンに説明しよう。

ologic技術は、狭幅・大径+高内圧により低燃費を実現しようという技術コンセプトだ。画像でもわかるように、通常のタイヤとその差は歴然だ。


従来のエコタイヤはタイヤの転がり抵抗を低減する取り組みが行われてきたが、高速で移動することが多い欧州の燃費モードに対応するためには、車両空気抵抗も低減する必要もある。

そこで、転がり抵抗低減に加え車両空気抵抗低減を両立させるために開発されたのが、ologic技術だ。


転がり抵抗(低減)=材料特性(低ロス化)×体積(軽量化)×変形(小)

ということで、従来のエコタイヤに採用されているトレッドゴムの低ロス化と軽量化に加え、変形(ologic)を少なくするためにタイヤの径を大きくし、タイヤの空気圧を高くすることでタイヤの変形を抑制し、さらに転がり抵抗を低減しているということなのだ。


気になるグリップ性能は、幅が狭いが径が大きいため接地面積を充分確保しているので問題はないとのこと。

良いことだらけのこのタイヤを是非自分のクルマに装着したいと思う読者もいると思うが、径が大幅に大きくなるので、例えばヴィッツに装着すると装着はできるが、ボディに干渉してしまいハンドルを切ることが出来なかったり、リーフに装着した場合でも外径が大きく変わるため、スピードメーター、オドメーターの誤差が非常に大きくなったりするということで、専用車両以外での装着はなかなか難しいとのことだ。

ちなみに、ウイークポイントとしては、ホイール強度を高くする必要があるため、ホイールのコストが高くなったり、重くなったりする点や、音の面は標準のものよりも高くなる傾向があるとのことだ。いずれも改善の余地はあるとのこと。

なお、今後の展開については、車両開発とともに装着できる車両を増やしていくとのことだ。

以前ご紹介したが、東京モーターショー 2015のダイハツの軽自動車のコンセプトカー「D-base(ディー・ベース)」には145/55R18というサイズが装着されて出品された実績があることから、確実に今後増えていくことが予想される。

クルマを所有したい若者が減るなど、若者のクルマの価値感が変わってきている昨今だが、憧れのクルマはスポーツカー、タイヤは太い方が良いというこれまでの流れから、エコカーでタイヤは極細大径が良いというのが当たり前に変わるかもしれない。

ologic技術専用サイト
http://www.bridgestone.co.jp/technology_innovation/ologic/


次世代低燃費タイヤ技術 オロジック テスト走行

関連キーワード: 2016, bridgestone, ologic, tires
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