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Apple Watch用バッテリーバンド『Reserve Strap』出荷中止。WatchOS 2.0.2で隠しポートが使用不可に

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2016年4月21日, 午前06:00 in Apple
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Apple Watch 用のバッテリー内蔵バンド「Reserve Strap」が、その出荷を中止すると発表しました。「Reserve Strap」はApple Watch のバッテリー持続時間を約30時間も延長すると謳っていました。

このバッテリーバンドの特徴はバンド部分にバッテリーを内蔵しつつも装着時にApple Watch が持つ防水性能を維持し、さらに最大で30時間もバッテリーの持続時間を延長可能なところ。Apple Watchは通常の使用なら1日に1回は充電が必要とされます。「Reserve Strap」を使えば、これを2日、うまく行けば3日ぐらいに延ばすことが期待できます。

ところが Reserve Strapはこの4月18日、製品の出荷を取りやめると発表しました。理由は、WatchOS のアップデートにより、充電に利用している隠しポートが使えなくなったため。



Reserve Strap は昨年、独自の調査でこの隠しポートが急速充電をサポートしていることを確認しており、これを利用するオリジナルのバッテリー内蔵バンドを、Apple Watchのバンドデザイン・ガイドラインに「完全に準拠」させて作り上げました。

ただガイドラインには隠しポートの使用についての記載がなく、Reserve Strap は確認を求めたもののアップルはこの部分に関する明確な方針を示しませんでした。伝えられるところでは、アップルは Apple Watch用バンドに関するMFi認証プログラムを開始するまで隠しポートを使用させない意向だとされています。

予定していた出荷時期が迫る2015年10月、アップルからwatchOS 2.0.2がリリースされました。ところがこの新しいwatchOSでは隠しポートからの充電機能が使えなくなっていることが判明し、急遽製品の出荷を延期。その後2016年3月にリリースされた watchOS 2.2でも隠しポートは使えず、Reserve Strap はやむを得ず出荷を取りやめる判断に至りました。
Apple WatchのMFi認証プログラムが正式に始まれば、隠しポートが再び使用可能になる可能性はまだ残っています。アップルは先日、「Modular Functional Band Links for Wearable Devices」という名前の特許を出願しており、そこでは隠しポートからバッテリーを充電する機能が記載されています。

いずれにせよ、現時点では「Reserve Strap」が出荷できるようになるのか、それがいつごろになるのかはわかりません。日本からも予約された方がいるかもしれないものの、いましばらく状況を見守る必要がありそうです。

[Images : Reserve Strap, USPTO]


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